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瑠璃色の万年筆にターコイズのインクを入れました。(プラチナ シャルトルブルー)

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「ブルゴーニュ」に続いて今年は青系の「シャルトルブルー」が2月頃に発売されました。

こりゃー絶対買うだろうな!とは思ってましたが、もう一押しのタイミングが欲しかったところ
「フランスに行った記念にしよう」
という理由を思いついた(←無理矢理に都合良く。シャルトル大聖堂には行ってないけど…)ので、帰ってきていそいそと注文した次第です。

うぅむ、前回の時も思いましたがこのクオリティでこの値段は本当に大満足。
実に美しいです!
光の加減によっては一瞬黒軸にも見える程の軸色の濃さは、ブルゴーニュの時以上に感じます。
自然光を反射したりすると「ああ青くて透けてるんだなあ」と。

今回のペン先は、細字を選びました。
このシリーズだと既に透明軸の「本栖」で純正ブルーブラックを入れた細字を持っているのですけれど。
シャルトルブルーでは「ターコイズ色のインクでこまごまと書き込む用に使いたい!」という明確な目的があったから。

軸色に完全に合わせるならば、ロイヤルブルーインクだろうな。
でも、ターコイズも大好きで。
ブランドによるこまかい差を較べ始めるとキリがない気もするのでそんなに多くを試してないんですが、現在は、この色と言えばペリカンばかり使っています。
クッキリ、だけどあたたかみのある、快晴の空!という感じの発色が好きなのです。
(特に、少しだけペンの中で水分の飛んだくらいの青みが。)
ペリカンなら比較的どこででも買いやすい、というところも有り難いですし。

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インクフローは驚くほど良好で、プラチナ社製でここまで豊潤な細字もあるんだなあと感動したくらい。
個体差の範囲内なのでしょうか?
本栖細字と別なペンであるかのような違いに驚いてます。
私の手元にきた本栖は、旧型#3776よりはだいぶ良いフローになった実感はあったのですが、今回のシャルトルブルーを体験してしまうと「センチュリーの割には渋め」なのかも。
本栖、当初はかなり書き心地が硬く感じて、用途や紙を選ぶかなあと、少しだけ心配していたのです。

でも使い続けて行くうちに、今年あたりから急激に!私の書き癖(角度?)にペン先が沿ってくれた手応えが有りまして。
シャカシャカと筆記音も大きめな素っ気無さもあるんですが、私が理想とする細字の書き味にどんどん近づいて今や非常に可愛いです。

それに較べるとシャルトルブルーのほうは、インク出は既に本栖には勝っているけれど、まだこれからの成長が望まれる(ペン先が持ち主専用に固まってない)感じがします。

しかしとにかく、みずみずしさのせいでどの紙にも非常に書きやすい、実用的な「日本の細字」です。
バンクペーパーのような厚みも摩擦もしっかりめな質感の上でも気持ち良くて、このたっぷりフローは癖になりそう。
プラチナの細字は、やっぱり良いなあ。
(ミュージックもいいけど…極太もいいけど…)

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ペリカンのターコイズとも相性バッチリで。
透明軸とはいえ色味がかなり濃いので、中のインクの様子も暗くてよく見えないんですけれどね…。
特にパーツが詰まっている首軸はほとんど黒に近いので、センチュリーの黒軸(極太)のほうと付け替えても全く違和感なしなのでした。

この夏は、瑠璃色万年筆とともに乗りきります!

 
ちなみに、ペンと一緒に置いて写したガラスのコップは無印良品のものです。
青や緑の淡い色付きのものもあって、いかにも夏らしくて好きなのですけれど、こういう濃いガラスも良いものですね。
先日売場で、「あーこれ、万年筆と同じ色だ」と一目惚れです。
かなりお買い得な価格でしたし、ビール映え(?)もよくてオススメなのですよ。

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