

昨年末、久しぶりに伊東屋に行ってきました。
銀座の街はどこも旅行客でものすごい人混みでした!
個人的には防備は続いていますけれど(というかインフルエンザにも気をつけないとね)、もう完全に、コロナ禍の次の時代に移ったんだなーという雰囲気。
というわけで、今回実物を確認して買えてよかったものの一つが、色彩雫の新色「六花(りっか)」です。
↓ 下記は50ml レギュラーボトル版の詳細ページです。
色彩雫は既に何本も持っているのですけれど、かつては3本組で選ばないとダメだった30mlのミニボトルが単品買い出来るようになってから(いつからだったっけ?)初めての購入かもしれません。
レギュラー瓶と迷いましたけれど、小瓶の可愛さ(と収納のしやすさ)も魅力だったのでこちらにしてみたのでした。
↓ ミニボトルのシリーズは、色彩雫ミニ という名前なんですね。
六花はとてもいい色で!
一筆めから感動して、お気に入りとなりました。
六花は、雪の結晶を示す言葉です。
色彩雫の他の青緑系より青みが多めなところが特徴で、すっきりクール。
なんとなく夜っぽい雰囲気を追加したターコイスブルー… のような印象もあります。
今まで購入してきた、モンブランの限定で出た青緑色インク(ブルーアワーやグリークブルーなど)に通じる品の良い青みが素敵なのです。

あと、僅かながらの時差でごく控えめに緑化がかかる感じを受けました。
(書きたての時は「ほぼ青インクだな!」と思うのですが、1行前の文字を見ると本当にうっすらとグリーンが乗っかっている気がするんです。
緑化ブルーブラックは好き嫌い分かれるところかもしれませんけれど、昔のウォーターマンのような派手な色変わりではなく、本当に「これもしかして、ちょっと緑になってる… のかな?」というくらいの静かな感じなので、そこは安心してください。)
真っ白な紙に書くのとは印象が違い、ライフのノーブルノートのようなクリーム紙の上でもしっとりいい感じの紺色に映えるところも、最近発見したもう一つのお気に入りポイントです。
(下の画像は、ほぼ日手帳の上に貼ったノーブルメモというB7サイズの紙に書いてます。A6の紙面に貼ったサイズ感て、なかなか良いですね)

例えば、もう一つ色彩雫の青緑グループの中のお気に入りで「孔雀」があるのですが、こちらは六花と比べるとこちらはグリーン系の美しさが際立つ色味ではないかな。
キラキラとした、宝石を思わせるような輝きのある青緑です。
ちょうど色彩雫のサイトの色見本が、六花と孔雀 隣り合わせになっているので、比較がわかりやすいですよ。
(「孔雀」はその後、カートリッジでも買ってしまいました。
色彩雫のカートリッジは、キャップレス軸でも手軽かつ快適に使えるし、お気に入りの予備を持ち運びしやすいのもいいところ!
人気の色を中心にカートリッジ化しているのかもしれず、「六花」の発売はまだですが、是非欲しいです。)
都会に出掛けて、張り切って買ってくるインクはここ数年、見事に青緑系ばかり!
な私としては、今回も大満足でした。
プラチナ万年筆のセンチュリー ブルゴーニュの太字に入れています。
↓ この時のものですね。いい感じに軸の透明感が出せた写真、結構気に入ってます。

サリサリした書きごこちと、六花の色の美しさが味わえる程よい線幅
(プラチナ製ということもあり、海外製の太字に比べれば一段階以上は細くて使いやすい!)
で、購入10年以上経ちますが今がいちばん気合を入れて日々活躍しているペンかも。
当時と比べれば随分値上がりしてしまいましたが、もう一本別な軸色で…などという妄想が漂い始めるくらいには、センチュリー軸の太字の良さを再確認しているところです。
↓ 最初に孔雀インクをミニボトルで買った時の記事。もう10年経っちゃったのか〜

というわけで、久々の色彩雫インク、念願の新色が買えて嬉しい年末年始だったのでした。