ここ何ヶ月かの趣味(勉強というほど構えたくないので、あくまでもホビーを主張したい…)のひとつは、3DCG関連の操作に関するいろんなチュートリアルを読んだり視聴したりしながら実際に作ってみること。
でもって、そこで得たちょっとした要点は手書きでノートにまとめています。
デジタルのことは、メモもデジタルで完結(それ系のアプリにペーストしたり書きこんだり)するほうがいいのかもしれないと思うときもありますが。
私の場合、手書き=「きれいにまとめて後から読み直すため」ではなく、手を動かすことで知識を強制的に脳内へ染みこませる…という役割を期待しています。
若い頃は、見るだけ・読むだけで何でもスッと覚えられたものだけど、残念ながらそうもいかない。
とはいえ趣味として楽しい気分になりたいし、仕事じゃないんだから、メモ取りにまで作業効率を気にしてもなんだかね…
というわけでこういう時にこそ万年筆を使いたい。←というのが本題です。
ここ何ヶ月かのノート取りに「こればっかり使ってる」レベルの3本がこちら。
やっぱりキャップの付け外し不要というのはラクで良いですね。
購入年はいい感じにバラけていて、 2006年(ターコイス)、2018年(ほぼ日マットブラック)、2023年(ディープレッド)。
全部細字で、青・BB・黒インクのカートリッジを入れてます。
金属製であることと、この直径や重量感が今の自分の好みに合っているので、やっぱりキャップレスのレギュラー仕様の軸がいちばん好きであることを再確認。
(樹脂など他の軸素材のキャップレスやデシモは、私の手には やや軽め)
いちばん新しいディープレッドは、比較的古くからあるレギュラー色な軸だとは思うのですが、キャップレスの値上げ情報を耳にして確保しておこうと年末近くになってAmazonでポチったもの。
FとMの2種類あります。また、「ディープレッド」と名がつくキャップレスは、この18K以外にも合金ペン先のシルバートリム仕様もあります。
いやもうこれが、見かけも書き味も大当たりで!
もっと早く手にしたかった超好みの赤です。
渋すぎず、明るすぎずな、まるで漆を塗ったかのようなツヤツヤの美しい色に感動しました。
そこにクリップやペン先の金色が映えてとても華やか。
細字で購入しましたが、キャップレス特有の(?)キュルっとした書き心地。
純正黒インクでもわりと細く、しかしちゃんと濃く書けるちょうどいいインクフロー。
というわけで、ファーストインプレッションから良すぎたので、なんのひねりもなく黒カートリッジで使い続けています。
ほぼ日マットブラックは今やEFもラインナップに加わったようですが、迷っている人には絶対におすすめの書きやすさ。
発売当初から使い込んできたお気に入りです。
純正のマットブラック軸で時折聞くので恐れていた、塗装はげやツヤツヤ化で味が出てしまう現象、私の使い方では今のところありません。
ペン先がだいぶこなれて、柔らかみすら感じる楽しい書き心地へ変化中。
ターコイス軸は元々は中字で長く使っていましたが、現在は別なキャップレス(確か、あんまり使わなくなっちゃったフェルモ軸の)細字パーツを入れ替えてます。
軸自体は長期にわたっていちばん手に馴染んでいるお気に入り。
この色、明るめなパイロットの青インクに合うんですよね〜。
ちなみに、ノート取りに活躍しているのは、下記でレビューしたNOLTYノートです。
●過去記事:NOLTYノートで日記を続けることにしました。
あんな意気込みで使い始めたのに、日付フリーで書くというやり方に間もなく挫折してしまったのでした。
(ノートの品質が理由ではないので申し訳なかった…)
今度は大丈夫。春から使用再開して、もう半分近くまでもくもくと消化中です。
薄ーい罫線が視界を邪魔しない(けど、ちゃんと線に沿って真っ直ぐ書ける)ところが気に入ってます。
ほぼ日手帳にもとても相性良いと感じてます。
今年から用紙が(レギュラーもWEEKSも)新タイプのトモエリバーとなりましたが、(あくまでも私の個人的感想ですよ → )万年筆のペン先が滑りにくくなって、私にとってはこの手帳に飽きる原因となっていた件が解消されました。
もうこの事実だけで4月からWEEKSも増やしてしまったし!
というわけで、デジタル修行が案外と手持ちのアナログ道具の愛用を後押ししてくれてるので楽しい という話でした。
それにしても、万年筆愛好界隈で囁かれているとおり、キャップレスはいつの間にか着々と増えますね…
↑ 2006年かー! 2024年も(さすがに、今はたまーにだけど)万年筆買ってる人生が続いてると当時想像してなかったよ。
↑ チュートリアルによっては、この手帳ではスペースが足りない時もあるのでNOLTYノートで補いつつ並行使用中。