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自動で芯が出るシャーペンは便利だな!(オレンズ AT と オレンズネロ)

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今年の初めに購入以来、ほとんどこれだけ!
と言ってよいくらいずーっと使っているシャーペンなんですが、オレンズネロ(と、オレンズAT)が非常に気に入ってます。
発売直後は人気過ぎて、「見たこともない幻のシャーペン」だったのを覚えているんですが、現在は各種通販でも普通に買えるくらいには落ち着きましたね。

オレンズネロ | ぺんてる株式会社

オレンズ AT デュアルグリップタイプ | ぺんてる株式会社

このシリーズ何がすごいかというと、自動で芯が出て来るのでほとんどノックが要らない という自動芯出し機構。
3Bや4Bといった濃いめの(=柔らかいのですぐ減るし、折れやすい)芯ばかり使う私にとっては、救世主のような機能を持っているのでした。

書いている中で、ペン先が紙から離れるたびに芯が少しづつ出てくるとのこと。
こういう仕掛けを作る人、本当にすごいな。

4Bなど使っているとさすがに減る率のほうが速いので、「最初の1回のノックだけで」OKというわけにはいかないのですが。
まるでボールペンの如く、いつまでもずーっと書き続けていられるのは本当にすごい!

筆記動作の中で、芯を出すためにノック(または、軸を振る)という行為が激減したことで、今まで「手動の芯出し」動作がいかに多くの割合を占めていたのかが良〜くわかりました。
学生にも人気だというのは頷けます。
筆圧強くて手を真っ黒にして、小論文等の受験勉強をしていた自分の時代にこれがあったら。
どれだけ助かったことか…!

こういう、芯の機構に仕掛けがついたシャーペンにありがち…という、何年か前の個人的認識だった
「筆記時の揺らぎやきしみ」
も、使っていてほとんど感じることがないのがこのオレンズで、そこにも感心。

最初は、どんなものかと試してみたくて、値段はまあまあの「AT」のほうを買ってみたのです。
店頭で試して直径も握り心地も気に入り、前重心で良いデザインだなー と思いました。

最終的にこの軸色にしたのは(他のカラー軸に較べて)銀色のグリップに並ぶ小さなラバーの突起がライトグレー色で。
ここの模様が一番目立たなかったから…
↑ めんどくさい事情ではありますが、規則正しいこまかい模様が苦手 (集合体恐怖っていうんでしたっけ?)系の人はシルバーがいちばん平常心で使用できます。

前述のように、その使い勝手に感動したのでハイエンド版のオレンズ ネロにも手を出した次第です。
(現在、ATには4B、ネロには3B芯を入れてます。良い!)

オレンズネロは、ATよりいくらか軸直径が細く、黒マットな質感がとてもカッコいいです。
たしかに総金属製よりは持った感じが軽やかで柔らかみもあるので、樹脂と金属を混ぜ合わせた特殊材質なのだという解説を読んでなるほど と。
グリップも、製図用ローレットほどには細か過ぎず(ホコリっぽくならない)、ほどよく手に刺さらない規模の深度や太さで溝が入っていて指当たりが心地よいのでした。

うーん、あえて難点をほじくり出すとしたら…
同じペン立てに入れている、ラピッドプロとかなりの頻度で間違えやすいことかなあ(笑)

●過去記事:ロットリングのラピッドプロを使っています。(0.5mmシャープペンシル)

ロットリングを使ってしまうと…
芯がかっちりと固定されている強めの安定感はすごいな!やっぱり名品!と離れがたい気持ちになるんですけれど。
まあこれはこれで。
自動芯出し機構という武器を持ったオレンズとは使い分けていくことになるでしょう。

それにしても、新しいほぼ日手帳の紙(トモエリバーS)、旧バージョンと摩擦感が変わって、鉛筆芯にもとても相性いいように思います。
気が付くと、今日は手帳にずーっとシャーペン使ってたわ!
なんてページも増えてきたのが今年の特徴。

次に試したいのは、これも現在、機構系の王と呼ばれている(?)「クルトガ ダイブ」なのですけれど。
まだまだ人気すぎて、店頭も入荷未定の表示ばかり。実物すら見たことない状態です。
出会える日を楽しみに待ちたいと思います。

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