へー、こんなものが…などとAmazon沼を彷徨っていて見つけたのがこれ。
ゲルインキ軸なんてあるんですね!
↓ パイロットの製品情報ページは下記になります。
Amazon購入者のレビューを読んでいたらなかなか好評な軸であると学習。
「カスタム74万年筆のファンとしては、1本持っておきたいかも」となりました。
いわゆる「300系」形状の替芯がだいたい何でも入る、ローラーボールということになるみたい!
ということは国内有名メーカーの、多数の人気ゲルボールペン(ノック式単色軸)の芯に無加工で換装出来るということですよね。
↓ 通販ではこちらになります。店舗ではなかなか見つからないかもしれない。
ボールペン芯換装ネタは今までも何度か当ブログで記事にしてきましたが、なかなか楽しい世界です。
リバティ軸 ※記事いちばん下のリンク過去記事リンク集をご参照下さい※ 最強!
と思ってきましたが、実はキャップの硬さに絶望することが何度かありました。
ラバーでも金属でもない、持ち慣れたカスタム74の樹脂軸を擁するこのゲルボールペン軸、すごーく惹かれました。
まずは、日々使いまくっているSigno RT1の芯を入れて使ってみたいし…!
最初から入っているゲルインキ芯は0.7です。
使ってみた感じ、シグノの0.5よりはちょっと太く出ますから、”太字寄りの中字”という感覚でしょうか。
公式の「細字」という表記はいかがなものかなあ(笑) しかしながら、ものっすごい書き心地快適な芯です。
さすがパイロットだ…と感動しました。
適度にぬるっとしていて、シャバシャバし過ぎていないところも良い。
換装してみたいとか考えつつ買うには余りにも失礼です。すいません。
一応手持ちのゲルボールペン(ノック式/単色用)を総動員して試してみたところ、思った通り換装OKでした。
ジェットストリーム、サラサ、シグノ、エナージェル、カヴァリエ用ハイテックC、ジュースアップなど。
私は現在ペリカンのローラーボールに入れていますがOHTOのセラミックボール芯なども大変書き心地おすすめな芯で、これももちろん入ります。
Amazonのレビュー欄によると、ジュースとフリクションの芯を入れるのが人気のようです。
(フリクションの場合は、軸で消せるわけではないので手持ち用のフリクション消しゴムを用意する必要があります。)
とりあえずですが、初志貫徹でシグノ入れて使いはじめていますが、とても良いです。
ほんのちょっと、2ミリ弱ぐらい、純正軸より芯が余計に出るのですが、逆にそれが手元の視界が開けて見やすいしシュッとすっきりした感じ(?)も。
ぐらつきなども全く無いので、一気に「所有満足感と高級感が増したSigno」になりました。
キャップは後ろに付けずに使っていますが、しっかりした金属パーツが前方に集中しているせいもあり軽い割には非常に書きやすいです。
(いくらか前重めなバランスは、万年筆軸より好みかもしれない。)
首軸部分まで、外からの見た目は完全に万年筆と同じで、これはペリカンのローラーボールと一緒だなあ。
(でも、ペリカンには300系のOHTOセラミックボールなどは入りますが、ノック式ゲルボールペンの芯は入りません。
これだけが惜しかった…)
カスタム74万年筆とお揃いで使う人も多いだろうに、どうやって区別するんだろう。
と思っていたら気が付きましたよ。
なんと、ゲルボールペン軸のほうはキャップの頭に金属のポッチが埋め込んであります!
わかりやすい。
これならロールペンケースなどに入れていても一瞬で見分けられる〜!
上の写真、右側は現在稼働中のダークグリーン軸です。
この万年筆はEFなので「手帳用のカスタム74」としては不動の王者でしたけれど。
ゲルインキ軸のほうに愛用のシグノの芯が入るとなると、その立場も揺るぎそう。
0.38の使用率が一番高いので箱買いしている芯なのですが、能率手帳ゴールド専用の0.28や、メモ書きにも重宝でスルスル書ける0.5、どの芯を入れて使うのが良いか迷いまくっているところです。
ゲルボールペン軸、今はこの黒軸しか発売されていません。
以前は万年筆と同じくダークグリーンやディープレッドなどの軸色でも出ていたそうです。いいなあ…
と言いつつも、今もそうだったら危なかった。
換装し放題の魅力(「軸色に合わせて中の芯も」状態)に取り憑かれて、複数集めてしまう可能性多め。
しばらくはシグノに限らず、ゲル芯の要員取っ替え引っ替え状態で楽しみます。
下記リンク先のようにそりゃもう、いろいろ試してきてちょっとした「換装沼に足を突っ込みかけている」状態と言えましょう…。
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