
ぺんてるのエナージェルというボールペンの芯(0.5の青を、なぜか芯だけ1本…いつ買ったんだろう?)を持っていたことが発端なのですが。
先日「そういえばこの替え芯も、リバティの軸に入るんだよなあ」と思って使ってみることにしました。
国内の有名ノック式ゲル芯がだいたい何でも無加工で入ってしまうリバティについては、下記に感想を書いています。

芯を詰め替えてちょっと書いてみるだけ のはずだったのに、予想外にその色が気に入ってしまったのです。
クッキリと濃くてどちらかといえばターコイス系の空色っぽい、実に”いい青”だったのでした。
(私の持っている万年筆インクの中だと、色彩雫の紺碧にかなり近い気がします。
パイロット純正の青にも似てますが、更に彩度高めで、清々しい発色の青です。
これからの季節に使いたくなる感じ。)
ゲルの割にヌルヌルしすぎない、水っぽい不思議な滑らかさを持つ書き味も面白い。
0.5だと、紙にもよりますが細かい書きもの用途にはインク出が過剰な気もしたので、0.4の芯を買い足した次第です。
:1本80円です。
写真のとおり、芯の袋に使われている青がほぼそのまんまなのでわかりやすいですね。
ニードルポイントのシュッと出ている芯先が、がっしりの太軸リバティから出ている一見極端なバランス。
しかしこれはこれでなんだかカッコいいのですよ!

サラサやシグノの芯も今まで通りこれで使っていきたいので、リバティは今回をきっかけにもう1本買い足しです。
ピカピカな銀色の軸はキャップをしめた状態だと、継ぎ目のない:ように一瞬見える:つるりとした葉巻型の筒となり、あまり筆記具っぽくない新鮮な見かけなんですよ。
(これは、上記の過去記事内では「新型」のほうのシルバー軸です。
旧型はもうプレミア価格がついてますが、こちらの軸なら1000円弱の価格です。)
0.4だとエナージェル特有のすべすべな書き心地特性をほどほどに保ちつつ
コマカい罫への書き込みも出来る、私にはベストチョイスな芯に感じました。
↑このボールペン特有の滑らかさを存分に味わいたいなら0.5以上かなという感じはありますが。 moleskineへの裏抜けも無いので普段のメモにも合格です。
ニードルポイントのボールペンは、私の手には書きにくい・かすれやすいという印象があって昔から敬遠してましたが、エナージェルは全然違うなあ。
・・・そんなわけでエナージェルの、特に青は「紺碧色」を存分に味わえるボールペンとして、いろいろな太さで集めてしまいそうです。

このタイミングで新発売された3色軸、「エナージェル3」も早速地元のLoftで入手しました。

0.5の赤/青/黒が入っていて500円です。
(赤/黒+シャーペンの2+1軸は600円)
WEB上の印象で紺軸を買うつもりで売場に行ったのですが、白のほうが春っぽくて気に入りました。
ノックがやや軽すぎるような感じはありますが、程よいボリュームの直径でいい感じです。
エナージェルならではのインク出と発色の良さもあり、やはり私には0.5はちょっと太め。
もっと細字芯の軸も将来出てこないかな。
ぺんてるには芯と軸を組み合わせて買うことができる商品群があり、ここにもエナージェルの専用芯が用意されているとのこと。
軸はアイプラスのほうがずっと可愛かったんですが、リフィルの華奢すぎる細さに恐れをなし
(=「インクがなくなるのがすごく速いんじゃないか」というケチな心配をし、)
けっきょく上記のエナージェル3のほうで選んでしまったのでした…。
次々と新発売が続き、1本づつは安価なこともあり、うっかりするとどんどん増えてしまうのがゲルボールペンです。
気をつけなきゃ!気をつけなきゃ!
(大事なことなので繰り返します)
