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オートのリバティ(水性ボールペン)を使っています。

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以前、ペリカンの600型サイズのローラーボールを入手したことを書きました。

この軸にペリカンの純正芯から入れ替えてみた、OHTOのセラミックローラーという水性ボールペン芯がとても良くて、今も日々愛用しているのですよ。

そもそもこの芯を知ったのは、OHTOのリバティという水性ボールペンをAmazonで買ってみたのが発端。
ノック式のシグノRT1の書き心地が好きだったのですけれど、指先の当たる部分がラバーで覆われている軸なので触感がちょっと苦手。
よせばいいのに”換装軸を探す旅”に出てしまいました….

ラバーを全く使っていないラミーのtipo軸は理想かと思われたのですが、ツヤ消し樹脂加工になっているグリップがかえって滑りやすい ということに気付き、あんまり使わなくなって今に至ります。

その後にコミミにはさんだリバティは、国内の有名ゲルボールペン芯の多くが無調整で入ると聞きまして。
調べてみたところ、軸デザインに新型と旧型があるようです。
Amazonの評価は旧型のほうがたくさんの良い評価がついていました。
新型は、軸のおしりにパーツがはめ込まれているせいなのか、重量バランスが旧型と少し違うらしいのです。
以下Amazonのリンクです。

オート ボールペン 水性ボールペンリバティ シルバー CB-10GL←こちらが旧型:軸は2色から選べます。

オート ボールペン 水性ボールペンリバティ ブラウン CB-10NGL-BN←こちらが新型:軸は4色から選べます。

ただしレビューをざっと読み比べた感じでは、良いとか悪いではなくて単に好みの問題で判断されているような印象。
しかも新型のほうは、ワイン色の軸があったことが決め手になりました。

届いてみると、Amazon上の写真よりずっと綺麗な色味でした。
確かに言われてみれば程度の雰囲気はありますが、掲載されてるほど金色リング部分も緑がかってないですし。
ワイン軸は、ほぼ日のROSSOをはじめとする手持ちの赤系の手帳カバーともしっくりと合います。

ノック式用のシグノが本当にそのまま入れ替えできて、芯先の出方も違和感がなく、ぐらつきも無し。
換装度は完璧といえます。
(ジェットストリームでもエナージェルでもサラサでも、手持ちの中で試したノック系ゲル芯はほぼ全部が問題なく入ったことに驚き!)

比較的太軸で、グリップ部にラバーも使ってあるのですが、全体としてとても書きやすい形状なのですよ。
しっかりした重みもあり、自重でさらさら書けることがかえって心地良いし…。
0.38のシグノ芯を箱入りでストックしているほどなのですが、こういう軸なら0.5以上の太字も楽しそう。

問題があるとすれば、キャップの抜き差しがもんのっすごく硬い(きつい)ということ。
私の力では片手開けは絶対にムリで、両肘を水平に張って「ふん」と鼻息を排出しないとぜんぜん外れないのです!
これがもうあまりにも面倒くさくて。

しかし、どうせノック式のシグノ芯入れてるんだからキャップは元々必要無しと気付きまして。
写真のように、1本用ペンスタンドとして便利な無印良品の歯ブラシ立てを使って、机上ではずっと立てっぱなしにしているくらいなんですよ。

あと、グリップ部のラバーからは、消毒薬のような絆創膏のような薬品系の不思議な匂いがします。
私はそんなに不快ではないし時間と共に薄くなってきたけれど、気になる人はいらっしゃるかも。

そして、困ったことがもうひとつ。
シグノへの換装用に買ったリバティなのですが、もともとついていたローラーボール(セラミックローラー)芯が恐ろしく書きやすい!
0.5の黒が入っていたのですが、水性ならではの、タップリとみずみずしくサラリとした筆記感。
これが重みのあるリバティ軸によく合っていて、正直言って細字系シグノより書き心地が良い。と純正の魅力に気付いてしまった…. Amazonで調べると更に細字で書ける0.4もあり、更にブルーブラックなどの黒以外の芯も揃っているみたいだし。

そのタイミングで読んだ「趣味の文具箱」でペリカンのローラーボール芯に互換することがわかり、記事冒頭にリンクしたコンコルド入手へとつながっていくわけです。
ペリカンのローラーボール、これ1本で済むかは全く自信なくなってきましたが、とにかく現状大満足です。

結局このオートのローラーボールの書き心地を旅にも持ち歩きたくて、
(とはいえコンコルドのような、なかなか買い直せない高級な軸をホイホイ外に持っていくのも気が引けて。)
細身で持ち歩きやすいものを別途買ってしまったほどです。

オート 水性ボールペンワーズ CB-10Aガンメタ←Amazon

これは軽いし、値段の割にかっこいいメタリック質感。
キャップも普通の力で開けられるので(笑)オートのローラーボールを手帳用に持ち歩くのにもおすすめな1本です。
しっかりと芯をねじこんで固定するタイプなので、他社ゲル芯とは互換性低め:入れたいならそれなりに要調整とのこと:です。

というわけで、シグノの換装先を探しているはずが
「OHTOのセラミックローラー芯良いわー」
が自分の中のテーマになってしまいました。

万年筆を使うほどの気分的余裕が無いときも活躍してくれるので、いまやローラーボールは大変に重宝してます。
その互換性の高さゆえにリバティをもう1本欲しいところですが、もうちょっとキャップがラクに開けられる軸がいいかな〜

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