昨年入手したコンコルドのローラーボールは、同型の万年筆と油性ボールペンを今やはるかに超える使用率となっておりまして、机上常駐の1本なんです。
これにOHTOのセラミックローラー芯を入れ替えて快適に使っているのは上記過去記事の通りです。
最初から入っている純正芯よりも一段階細めの0.4の線巾は、手帳にこまかくクッキリ書き込めるので実に重宝なのです。
(シグノ0.38相当から、ゲルっぽい滑りをとってさらに爽やかにした感じの、これぞ水性という書き味!)
このブルーブラック芯のやや”あおみどり”な色調がとにかく好きなので、コンコルドはこの色専用軸にすること決定。
というわけで、「まあもう1本くらい”いれもの”があっても良かろう」と物欲神が囁いたので。
昨年末の忘年筆(っていう言い方がその界隈であるらしいです。その年最後のお買い物ペン…)として自分へのお疲れさまプレゼントにしてみました。
店の冬休みだということをすっかり忘れた年の瀬だったものですから、届いたのは正月後でした。
というわけで、「新年筆」ですね。
既にもっていたペンシルのほうとお揃いの、400型ホワイトトートイス:いろんな表記で売ってるのでどっちにしていいかわからないんですがホワイトトータス、いわゆる白亀:軸です。
600型コンコルドとは大きさも違います。
(趣味の文具箱でも600型との互換性で表になっていたので)
R400にはOHTO芯入らない可能性あるのかなあ…といううっすらな心配はありました。
しかしそれは取り越し苦労で実際のところ全く問題なしです!
上記の過去記事に書いたのと同じように、万年筆そっくりな見かけの軸の尾栓ネジを外し、芯を装填すると完全互換で使うことができました〜
この軸、綺麗ですよね。
部分的にはけっこう派手なんですが、白パーツで可愛らしく上品に金ピカをやわらげていて、お洒落にまとまってると思うのです。
ここまできたら揃えるべきなのでしょうが、何故かまだ万年筆だけ持ってないんですよ。
青山の書斎館で買ったEF(青縞軸)とB(赤縞軸)が揃っているので、400型はこれで物欲と用途がが完結しちゃった気がしています。
とはいえキャップ閉じた状態ではローラーボールと万年筆は、全く見分けがつかないことはコンコルド入手時点で学習済み。
へーやっぱり綺麗だなあ、このサイズ可愛いなあ、と万年筆の姿をシミュレーション出来ちゃうのが嬉しいような怖いような。
さっそくOHTO芯0.4の黒インクを入れて、コンコルドと共にじゃんじゃん使っております。
油性ボールペンと違ってキャップの開け閉めは必要ですが、
(とはいえ万年筆ほどは乾燥を気にしなくてもいい頻度でOKかと)
心の余裕がないときの粗めな手先でも、ぱっと手にとって気軽に使えるボールペンの存在は貴重です。
見かけが好きならなお良しじゃないですか!
ゲル系では味わえない、水っぽさのなかでボールがさらさら転がる感じ。
これはローラーボールペンならではの書き味なのでお気に入りです。
コンコルドは希少性も手伝ってなかなか持ち歩けないのですけれど。
こちらの小柄な白亀さんなら、いつかの旅先筆記具として遠出させてもいいかなあ。
↑ こちらの軸は0.5の黒芯および、時々 シグノ芯の換装担当。
好きなインク色や太さの芯を、好きなタイミングで替えられるので、ボールペンはイイね!
便利すぎて増やす必要ないね!とこの時点では思っていたのだった….嘘だった…
おすすめなOHTO替芯 ↓