秋頃に、誕生日プレゼントとして母が買ってくれました。
(ありがとうございます。)
ペリカンのスーベレーンのシャープペンシル(D400)です。
ホワイトトートイス配色の万年筆は次にぜひ欲しいなあ…と常々考えていたのですが。
思いがけずペンシルのほうから先にやって来た!というわけです。
縞柄にところどころアクセントが入ったべっ甲色が、クリップやリング等の金色パーツと実によく引き立て合っていて。
この華やかさ、まぢかで見るほどに気に入りました!
白部分もうっすらとクリームっぽい、アイボリーホワイトっていうんでしょうか、これもまた上品で。
白ペンシルといえば春にパリで買ってきたファーバー・カステルのオンドロも使っていますが、こちらはひたすら真っ白です。
(ペリカンのほうと並べると、オンドロは青みすら感じるクールホワイト。)
だいぶ違う印象を受けました。
400型だと、万年筆の印象からは(私は筆記時にキャップを後ろにつけませんので)、小型で携帯用に近いサイズ感をもっていましたが。
ペンシルになるとそれより大型に感じて、長さも太さも「ちょうどよく実用的」な規模。
モンブランのクラシックとだいたい同じ体格かなあ。
重さはモンブランのほうが相当ズッシリですが。
手指が当たる部分は、溝などのひっかかりも全く無いつるっとした樹脂軸ゆえにこれ以上細かったら疲れるかもしれない、でもここまでならすごく持ちやすいんだよね!という、私の手には絶妙な軸直径なんです。
重心は思ってたより後ろ寄り。
指に乗せてみるとノック部から全長三分の一くらいのところで水平になります。
なのに、あからさまに引っ張られられるようなストレスが無いのは、もともと全体的に軽いからなのかもしれません。
海外モノとなると、私が持っているこの価格帯以上のペンシルはほとんどツイスト式ばかりなのに、これはノックで芯が出るところも非常に使いやすいです。
もともと0.7mm芯仕様なのですが、0.5mm芯に付け替えられる内部パーツも2000円くらいで発見。
あらー便利!と、同時購入しました。
天冠のノック部品をキャップのように外し、消しゴム含めた「内臓」を総取っ換えということになるので、グラつき等の違和感は全く無いです。
0.7mm用のパーツには2Bを、0.5mm用には4B(両方とも日本のメーカーのもの)を入れています。
太めの芯で堅牢さを味わいつつガシガシ書き並べる0.7mm芯も良いですが、4Bの柔らかさでコマカく黒々とメモできる0.5mmも捨てがたい。
そんなわけで、気分と用途で手軽に換装できるのでなかなか面白いです。
これだけの実用性をもっていながら、姿の美しさで目にも満足。
大事に使っていこうと思います。
・・・ということはいずれ、ホワイト・トートイスの万年筆もお揃いで持ちたいですね! ←自分に呼びかける
来年も金ペン堂を訪問することになるのでしょうか。
ああ今から楽しみだな!(しっかり働こう。)
↑ 万年筆以外のペリカンは、これも使用中。
軸に合わせて現在青インク芯入れてます。
0.5芯に変えられるペンシルメカニズムは今のところ楽天でしか見つけられませんが、これは絶対に買っておいたほうがいいと思います。