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ブルゴーニュのEFを、トフィーブラウン色で使いはじめました。

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2月に細軟ペン先のシャルトルブルー軸を買って以来、”ほそーい線でコマゴマたくさん書く”ことにハマってしまいまして。
万年筆を手にして以来何年かごとに巡ってきてはいるのですが「細字マイブーム」が現在到来中なんです。
ただし、今回は軟調ペン先や、F (細) どころかEF (極細) 愛が高まっているところが私史上初といえましょう。

● 関連過去記事:シャルトルブルー軸の細軟ペン先を買いました。

先月ぐらいまで、Amazonの「欲しいものリスト」でずーっと、売価の上がったり下がったりを観察してきた物品がプラチナ ブルゴーニュのEFでした。
プラチナの少なくとも1万円クラスは、うまくいけばだいたい3割引ぐらいで買えるのです。
いい感じのところまで下がったら在庫なくなる前にポチっちゃおうと、日々チェックしていたのですが、ある日突然その値段のモノが「残り1点」になったのですよ…!

というわけで、昨年度最後の買い物となったブルゴーニュ極細です。
プラチナの金ペンでEFを持つのはこれが初めてかもしれません。
もうシャルトルブルーもブルゴーニュも2本づつになってしまいました。
区別つけるのも大変だから、そろそろ同型で濃緑透明軸とか出しませんかー! 
と言いたいくらいプラチナばかり使っている私。

既に所有しているセーラーのプロフィット21のEFは、ペンクリニックで川口さんに調整+赤軸に組み替えて頂いたもので、今でも書くたびに「おぉ。」というオドロキが湧き上がる、とても滑らかな逸品です。
現在は純正の黒カートリッジにて活用中。

● 関連過去記事: ペンクリニックで買ってきました。

セーラー特有の硬いけど弾力あるペン先と較べると、今回のプラチナ センチュリーのEFはきりりとひたすら尖っている鋭い書き味。
そして、先に購入したシャルトルブルーの細軟が、バンクペーパーのこまかな表面凹凸の上をそのしなりでうまいこと衝撃を逃しつつ乗りこなしていくような面白い振動を味わえるのに対して、
ブルゴーニュ極細のほうは紙の繊維の隙間を分け入ってゆくような針っぽい硬さがあったりします。
しかし、こんなに面白く個性があるのに線の巾は皆だいたい同じ!
(とりあえず軸色を別にして良かった…使い分けが愉しいはず…)

幸いにして、インクフローは全く問題ない個体でした。
しかし極細線であることには変わらないので、視認性の良いパキっとした色のインクから今回選んでみたのは、モンブランのトフィーブラウンです。
過去にブログでレビューしてけっこう良い印象だったのですが、慣れない色味(つまり、青系じゃないということ)だったので。
それほど活躍しないまま今に至っていた、勿体ないインクでした。
ブルゴーニュの軸色とも合いそうです。

●関連過去記事:モンブランのトフィーブラウンインクを買いました。

目に鮮やかな典型的な「ちゃいろ」で、プリンのカラメルやチョコレートを連想してしまうのは、まさに名前の通り。
白紙にもクリーム紙にも映えます。
EFペン先にもすべすべと書きやすく、少々乾いてくると黒寄りに変わるところも使いやすいし、その濃淡の味も良しです。
また、色彩雫よりは滲みに耐性があるのでこの点もまた優秀で。

しかし使用2週間ほど経った今、ようやく次の補充を数日後くらいかと気にし始まった程の減りの遅さ、プラチナEFならではの細さのせいでしょうか。
モンブランの大型ボトル内には、まだまだたっぷりとカラメル色のインクが…!

そんなわけで今月は、私のノートも手帳も、今のところ細線天国です。
春が進行するにつれ、なんだかはずみがついていろいろとやっちまった( ← 買い物的に)各種更新を今後また、ゆっくり書いていこうと思いますのでお待ち頂ければ。

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○Amazonで買いました → プラチナ万年筆 #3776 センチュリー EF 
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