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年末なので思い切ってインクを整理してみました。

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先日、インク特集だった「趣味の文具箱28」を読んでいて、こちら方面の世界も途方もなく奥深いのだなあと感心。
(インク専用に冷蔵庫を持っている方の記事がかなりびっくりした…)

一方ふと心配になったのが、どれも同じような色ばかりだけど総合的には決して少なくはない自分の在庫。
無印良品で買ったポリプロピレン蓋付きの箱のなかいっぱいに持っていますけれど、そのうち実際に継続的に使っているのは半分以下。
同じものを繰り返し買っているものに至っては、定番ブランドのロイヤルブルー等ほんの数本なのです。

 
特にいちど「うぅむちょっと違うなー」と思ってしまったインクは、それっきり使わない(ほぼ存在を忘れてしまう)ことも多々ありまして、今回は大幅に在庫整理することにしました。

あまりにも古すぎていたり(少なくとも開封後4,5年は経過していて)、
何らかの気になる点があって、今後も使用に気が進まないものを集めてみましたが、それもちょっとした数に。
合計金額などは考えないことにして、思い切って処分です。
これまた廃棄予定だった古布や古新聞を丸めて袋の中に詰めてそこへドボドボと、心の中で謝りつつ。
(水道管に流しちゃ駄目だよ)

いわゆる、鉄成分入りの”古典”インクな(最近のは染料になったそうです)モンブランのブルーブラックも、あまり使わないままに終わってしまいました。
ボトルを透かしてみるとなにか均一でない感じに変わっていたし、怪しい匂いもしていたので、経年による変質と判断。
ああ残念だなあ。

 
上写真のペリカンのボトルも、見たとおり今は売ってない旧型のものです。
でも色が好きなのでしつこく使い続け
(むしろちょっと水分が飛んできた:煮詰まってきた:くらいの深い青空色の時が大好き)
ようやくカラッポに。
ボトルの上の壁に粒状の乾燥飛沫が点々とついていたりして、もう使用にギリギリな古さだったのがわかります。
でもこれ、レトロで良いデザインの壜だったなあとしみじみ思います。

こちらは新ボトルの買い置きがあるので、さっそく使用継続。
今まではもっぱら春夏使用で集中していたターコイス色でしたが。
紙色やらインクの組み合わせやらを工夫すると、寒いときでもなかなか趣があって良いものなのだと、書きもの好きな方々から教わりつつある日々です。

 
最近使っている中では、プラチナのシャルトルブルーに付けているライトブルー色が気に入り中。
これ、同社のプレピー(万年筆だけでなく、マーカーペン先にも)用に売られているもので、カートリッジ2本で100円というコストパフォーマンスの悪さですが。
でも、明るく澄んでいて気持ちの良いクールな色なのです。
長持ちさせたいけれどついつい使ってしまいます。
ついでにこのシリーズ、グリーンもきらきらと発色良いインクなのでおすすめです。

そんなわけで、インクの在庫はだいぶ減ってしまいました。
(インク収納箱に空間がひろがった。おかげで、下の記事に書いたカートリッジの収納箱のひとつを内部に片付けることが出来ました。)

好きな色味の数はたいして多くないし、いわゆる珍しめな限定インクにもあまり興味が無い性格であることを、ここ数年でわかってきましたので。
同じ事を繰り返したくないから今後の買い物はもうちょっとよく考えます。
(で、でも、モンブランの染料型新ブルーブラックは欲しい。
これはちゃんと、即戦力として使うと思うのね…!)

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