
4月始まり版で使っている「ほぼ日WEEKS」、今年分も新しいのを購入しました。
2024年はLIBERTYの花柄布のを使ってましたけれど、今年はグレードアップして革装バージョン(ファインクラシック)の「ザクロ」をを選びました。
いい色ですよね〜
深紅というよりは、暗いところだとほんのりチョコレートのような茶色成分も感じられる渋さもあり、とても好きな赤です。
すべすべしっとりな革の触感も素晴らしい。
(ちなみに、上写真の万年筆はプラチナ万年筆のブルゴーニュです。とても合う!)
ほぼ日公式での商品解説ページは下記になります。

革にした理由はもうひとつ、「手に馴染ませて、育てる喜びを味わいたい」というもの。
LIBERTY版は、ちょっと過保護にし過ぎました。
折角ミニマムなハードカバーなのに、透明ビニールのカバーオンカバーを更に重ねる…
という過剰包装な感じが少し気になったし。
(HONなど同じようなカバー素材の)手帳と隣り合わせに置くと、お互いペタペタくっつきやすいのです。
もちろん、クリアカバーなど外しちゃって本体だけで使えば問題ないんです。勇気がなかっただけ…
WEEKSの中身についてなどの基本詳細は ↓ 下記です。
WEEKSの商品群のなかでは価格が高い仕様のものなので、気合いを入れたい!
と決意した年にしか革には出来ないのですけれど…
(牛にも申し訳ないし)
と言いつつも、革バージョン買うこと既に4回目。
ここまでくると中身はベーシックな価格のWEEKSにして、専用の革カバーなんかを追加したほうがよほど経済的なのでは?とも思いますが、このシンプルを極めた雰囲気が好きでつい。

メインの用紙が、新しいタイプの「トモエリバーS」になったのは2024年の4月始まり版からです。
なので、この紙を使った手帳を使うのは2年目。
今年は、特にクリーム紙(5年日記版は、申し出た人へ交換の話もあったとのこと…)の紙質が安定しておらず、裏抜けしやすい個体もある等々の話をちょっとコミミにはさんでいたので、WEEKSの継続購入は一瞬迷いもありました。
とりあえず、購入後すぐにインクテストはしてみましたよ。
私の個人的感想としては
「2024とそんなに変わらないな」
「言われてみれば、なんとなく『紙が薄い』ような感覚で文字が裏から透けがちかもな。(←パイロットのような浸透しやすい系インクの場合。他社はほぼ去年と変わらない結果)」
というところでしょうか。
絶対にどこのインクでも裏抜けしない!というのを求める人には、weeksの紙は評価が分かれるかもしれないな。
という感想は追加しておきます。
あと私は、weeksにスタンプは使わないので、あくまでも万年筆インクだけの条件で判断しました。

2024年のトモエリバーも、まあまあ場所によっては「(次のページをめくった瞬間→)うわあ?」と言いたいくらいには裏抜ける現象があったりしました。
オリジナルやカズンに使われている白いほうの紙より、クリーム系は万年筆インク耐性は弱めなのかしら…
しかし、文字が滲んで太くなるわけでもなし、裏ページが使いものにならないと言うほどでもなし。
何より新しいトモエリバーの、滑りすぎない書き心地が旧仕様よりずっとお気に入りだったので。
2025年版もこれでいこう〜。という気持ち強めです。
WEEKSの購入率は毎年必ずというほどでもなく、最初の2016年以降、「今度こそ… と、思い立った年に時々。」くらいの頻度です。
あくまでも私の基準ですけれど、WEEKSは生活全般の週間ToDoを管理するにはやや狭い面積に感じるし、後方の70ページ以上あるメモページが三分の一程度しか活用できず勿体ないままに1年終わる….
という問題点を抱えていたので、うまくいかないなあ…というモヤモヤが毎回ありました。

2024年から、思い切って「デジタル作業の進捗管理」用に書き込む内容を限定してみたところ、かなり楽しく有意義に使えた実感があります。
要するに、「画面に向かって何かやる」系統の作業の進捗に限定して記録していっただけなんですけれど。
私の場合は、仕事はもちろん趣味も大部分この系統なので、意外と何かしらの記録作業はありました。
メモページは50ページも行かず終わりそうですが、これも従来比で言うならなかなかの健闘です。
週間エリアは、左ページに進捗、右側ページには情報の捕捉や作業の感想などもメモして、後ろのメモページにもうちょっと込み入った考察などを書いてました。
(デジタルという性質上、本格的なメモや資料の貼り付けはCraftなどのノートアプリを愛用しています。)

そんな感じで、今までやその週のデジタル作業をいつでも俯瞰出来る
(=「今までこれだけのことをやったんだな」という自己満足や「これ出来たらいいな」という目標を視覚的に確認できる)
場所にしたところ、なんだか例年になくいろいろと捗ったのです。
例えば
相当に長い年数、やらなくちゃやらなくちゃとモヤモヤ思いつつ、面倒かつ難解そうで腰が上がらなかった「20年分のココログから新規にWordPressを建てて、過去記事も移行していく」という大工事。
今年ようやく着手出来たのは、この手帳にこまごまと進捗を書いていたからでは?
あと、ここ1年以上に渡って3DCGのBlenderを自習することを趣味としているのですが、YouTubeチュートリアルや書籍などに時間を割いて、その実態を記録(可視化)していた事には大いに助けられました。
(どんなに忙しい時でも、1分でもいいからBlenderを開いて何かやるキャンペーンを自分で開催してました。)
自分レベルでは非常に敷居が高いイメージでその後数ヶ月迷ってたBlenderのオンラインクラスを受講し、一定のペースを崩さないことを目標にして履修完了できたのも、やっぱりここで進行管理しつつ自分を励ましていたからでは?
という感じで…. 仕事含めて、あれこれ上手くいったことが多かった年だったのです。
だから、また同じことやってみよう!という気になったのでした。
シールなど1枚も貼ってないのに、使ってる経過の筆圧や力加減でボワッと膨らむ。
こういう、辞書的な育ち方はいかにもトモエリバーですね。

そうそう、同じレフト式でトモエリバーなので期待していたクラシ手帳…
こちらは万年筆で使うと文字太りだけでなく、あまりにもインクが裏抜けて、後ろのページにもそのまんま書いてるかのようにヌケヌケだったのです。
それが明らかになった時は一旦使用中止したけれど、私は諦めませんでした。


かつての電子書籍黎明期(紙書籍の『自炊』が流行時!)に購入した大型裁断機でバサッと切ったあと、バレットジャーナル(A5のニーモシネジャーナル)にウィークリーページの材料として毎週貼り付けています。

これ、考えようによっては「日付シートの週間版」みたいなものだからなかなか便利….
余ってる周囲のスペースにいろんなメモも書けるし。
この方法なら裏抜けなど全く気にしなくて済みますし、薄いトモエリバーだからノートがほとんど太らないのも有り難いです。
クラシ手帳、今年はこんなかたちで申し訳ないのですけれど、これなら年末までずーっと活用できそう。
というわけで、新しいWEEKSのページが始まるのはいよいよ来週から。
どうしようかな。
2024年版もまだ3月のページまで残っているので名残惜しいけれど…
春に向かって新しい気持ちで頑張りたいかな〜

