去年の夏に、公式通販ページで注文したインクです。
もともとローラーボールの芯を購入目的だったのですが、ついでにボトルインクでもどうかな〜と探し出したもの。
販売ページでは、瓶と箱の画像しかなかったので、箱を構成する水色な部分を眺め
「可愛い感じのターコイスブルーかな!」と勝手に想像。
色彩雫の天色みたいな?

届いて実際に試してみたところ、箱に使ってあるライトブルーとはだいぶ違うような….
既視感のほうが勝っているような…
「ま、また似たような青緑(あおみどり)を買ってしまった!」
という感想となりました。
好きな色は勝手に集まってくるという件、ホントなんだなあ…
青みがいくらか勝っている傾向の青緑で、爽やかな印象です。
紙の上に置いた一瞬は、藍色のような濃い紺なんですよ。
その後まもなく、じわっとグリーンが浮かんできて、濃淡多めで明るい発色になります。
とはいえ、書き込む紙質により「緑化」具合も大きく違いそうで、表情も大きく変わるであろう件は、他のあおみどりインクと同じかもです。
ここ何ヶ月かはTWSBI GOのスタブペン先の軸で、日記帳や太罫のノート用に使っていました。
ライフやNOLTYのクリーム紙では、下地の黄色っぽさが透けるせいか緑味が濃くなり、青磁のような趣深い感じとなります。

↑ 最初に入れたターコイスの後にチャイニーズブルーを入れました。
いわゆるブルーブラックよりも明るく軽い雰囲気があるせいか、なんとなく春っぽい感じ。
現在の手持ちのあおみどり族のなかでは一、二を争う好きなインクになってきました。
入れたい(使ってみたい)ペンもじわじわと増えてます。
本日149のEFにも入れた!
30mlの小型角瓶です。
とはいえモンブランお約束の分厚いガラスなので重量感がけっこうあり。
(開封後は箱の「引き出し」部がスポスポ抜けやすいです。
不意の落下が怖いので、私はモンブランの箱はマステで封をしてあります。)

「チャイニーズ・ブルー」が本来どういう物質なのかは、ハン・ブルーという名前で検索した方が解説ページが多く勉強になりました。
秦王朝時代からの人工顔料で、兵馬俑にも塗られていたんですって…
現在のモンブランは特に青系インクの品揃えが豊富で、○○ブルーと名のついた面白そうなものがいくつもあります。
それぞれなかなかの値段ですし、「またこれも(微妙に違うけど結局は)青緑か…」となるかもしれませんが、興味津々です。
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