
1000円万年筆のカクノ、久し振りに買いました。
出たての頃にオレンジ軸を入手したのは下記の通り。
あの頃は消費税5%だったんだなー
●過去記事:オレンジ色のカクノ万年筆を買ってきました。
上記記事の冒頭写真、当時、何故かFlickrのExplorer(公式サイトの「今日の1枚」的なコーナー)に選ばれてしまい、海外から相当なアクセス数とお祝いの言葉を頂いたのですよ。
日本の文具ってやっぱりこういうところが目を引いて驚かれるんだろうなあ!
と実感の現象でした。
その後、白軸カクノが新登場した時、いったんは我慢しました。
廉価万年筆は何本集まってもキリがない(実際、休眠中のサファリやペリカーノetc.が相当数放り込んである”開かずの巨大ペンケース”のようなものを持ってます…)という自戒もあり。
しかし今回とうとう踏み切ったのは、この「ギフトセット」に洗浄用スポイトが同梱されているという話をコミミにはさんだからです!
今までも何度か書きましたが、両用式の万年筆は細口ノズルのついた下記の容器を使ってカートリッジの差し込み口へ水を通して洗浄しています。
ペン先裏のこまかい溝(フィン)の中にこびりついたインクを洗い流すにも便利。
おすすめです!
(これは無印良品のなかでは園芸用品のコーナーで見つけました。
私は10年前に買いました。もちろん観葉植物の水やりにも活躍中。)
○ポリボトル・ノズル付・小 300ml・クリア | 無印良品ネットストア

今回のスポイトはカクノ内部を洗う用ということで、パイロット万年筆のカートリッジ取付け口にピッタリ合う形状になっているんですよね。
上記の、無印ポリボトルも悪くないのですが、やはり専用品でキッチリ洗えるなら嬉しい。
下の記事にも書いたプラチナ万年筆専用の洗浄スポイト、現在とても重宝しているのでそれの影響も有りです。
●過去記事:手帳絵日記6月編 + カーボン黒インクを使いはじめました。
洗浄液は多めに持ってても問題なかろうということで、欧州規格カートリッジ対応の洗浄セットも近々購入予定です。

kakunoギフトセットに付いていたスポイトの話に戻りますが、これ、なんとなく差し込んでみたらサファリとペリカーノジュニアでも使える!!
ということにびっくり。
たまたま、軸のカートリッジ取付部が深めの筒になっており、その直径がスポイトをはめこむのにちょうど良かったのです。
ありがたいなあ。サファリの使用率上がりそう。
(軸がそういうデザインだからというだけで、カートリッジの穴が互換するわけではないのでご注意を。
ゆるいけど、洗浄用途で水の出し入れする分には問題なかろう..というレベルにはハマってくれます。)
●過去記事:パイロットのエラボー万年筆を使っています。
エラボーの1本にプラチナの顔料インクであるカーボンブラックを入れて楽しく使っていることはこの記事で書きましたが、そんな経緯で、このペンの手入れにも安心できる装備が整いました。
カクノ、上に書いたとおり白軸の入手は躊躇していたのですが、今回の機会で手元に置けてやはりよかったです。
私が1本目に買ったオレンジ軸は初期型のため、コンバーターもcon50しか入りませんでした。
しかし、現行のは大容量のcon70も取り付け可能となっているんですよね。
初心者の方はもちろん、マニアの方々(?)が多くのインクを手軽に試せるペンとして最高に便利なんじゃないでしょうか。
このギフトセットは、軸色に合わせたカートリッジの5本入り小箱もついており、私の購入品にはバイオレットがついてました。
試すのが楽しみです。
「開かずのペンケース」に眠らせないよう、活用しなければ。
新入学の季節商品かもしれませんが、このセットはLoftやハンズで見かけました。(定価は1200円)
当記事一番上の写真のように、最初からリボン付きの袋に各アイテムまとめて入っています。可愛いですよ。

通販ではこちらになります。
(現在、ギフトセットでは販売されていないようです。)