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羽田空港でペリカンの「スクリプト」を買ってきました。

大晦日にいつも立ち寄るのは、空港支店の書斎館です。
Pen Boutique 書斎館 Aoyama

私にとってはその年をしめくくる総決算どころ…というのは大げさですが、あの壁面ディスプレイをじーっと眺めつつ、今後の買い物計画を妄想する楽しい場所になっています。
(時節柄の人混みで落ち着かないので、スゴいものを買ったことはありませんが。
ライトの中に浮き上がる筆記具の数々に、いくらでも時間が吸い取られてしまうんですよね!
今まで殆ど関心がなかったあれこれがキラキラ自己主張してきて、なんだか欲しくなってくるという…..)

というわけで、今回:つまり昨年最終の:買い物は、店内なかほどにお試し用とともに並んでいたペリカンのカリグラフィーペン「Script」になりました。

1本2,100円で、字巾が1mm / 1.5mm / 2mmの三種類ありまして、キャップの色がそれぞれ違います。
軸のおしりにも、キャップと同じ色のパーツがポチっとついているのが可愛いです。
お値段もリーズナブルなので、きっと欧州方面の学童用文具として使われているに違いないと想像。

そのほか、上記3本+文字のお手本テキストetc.がひとつのケースに詰め合わせになっているセットもありました。

Lamyにも同じようにカリグラフィペンのJoyがあって、私はだいぶ前に1.5mmのを買ったんです。
これ持ってなかったらペリカン3種セットで欲しかったなあ…。
●過去記事:Lamy Joyを買いました。

今回は1mm巾のものを選びました。
描線の縦横差はその分少なくなって、カリグラフィっぽさの醍醐味は犠牲になります。(もともとその知識もないんだけど…)
しかし筆記角的に小回りが効いて速書きもできるので、メモなど普通の万年筆と同じ運用ができる率が高まるのも「字幅が細めのたいらペン先」のいいところ。

たとえば、パリで買ってきたPlumixなんて、カリグラフィ式とはいえ0.44mm巾ですから。
じゅうぶんに能率手帳に使えるほどのコマカイ字が、縦太横細で楽しく書けるんですよ。
●過去記事:パイロットのカリグラフィーペンを買ってきました。(PILOT Plumix)

お店では全て試し書きできましたが、1.5mmは先述のJoyとダブります(しかしこのタイプとしては一番おすすめサイズなペン先ではあります)し、2mmは太すぎてきちんと真っ直ぐに紙に当てないと私にはまともに書けない感じ…。
ちなみに、青のカートリッジがおまけで一本入ってました。
ロングタイプが差し込めるのでコンバーターも空間的には大丈夫なのですが、手持ちのペリカン純正のものでも根本が少々ぐらついて不安な感じです。
(この件、個体差でいろいろかと思います。
見較べたところ、ペン芯やペン先のベースは「ペリカーノ・ジュニア」と同じもののようです。)

こんなこともあろうかとコマゴマ備蓄していた使用済みカラっぽカートリッジに、ダイソー注射器でインクを注入。
「中屋オーダーのミュージック、もう一本買ったらターコイスで!」という贅沢を妄想したのはついこの間でしたが、とりあえず2100円でなんとなく叶った!(気がする….)

まあとにかく、ベーシックながらも本当に良い色じゃないですか?ペリカンのターコイス。
黄味がかっているので明るくて暖かみのあるところが、冬需要にもOKな感じ。
太字で消費量も多そうだしめんどくさいので、カートリッジで入手したいところですが、なにしろ以前の通販のオマケでもらったせいで、ボトル在庫がたっぷりあるのです。
せっせと注射器で補充していくよ!

キャップはプチっとしっかり固く締まる勘合式、クリップ込みで全て樹脂性なのでとても軽いです。
丁度良い太さの丸軸で、指先のあたるエリアがざらっとした表面加工になっていて、持ち心地もかなり良し。

ペリカンの純正インクで使った限りでは、フローも多めで、ペンポイントのないいわゆる「お好み焼きヘラ状ペン先」の割に驚くほどシャカシャカせずに水っぽく書き上がります。
この「1mm」ですと、手持ちのM400のBとだいたい同じくらいの規模の線で書けますが。
しかし、ペン先の玉がない分、線幅差はキリリとはっきり出て文字の縦横を捌いていくのが楽しい。

ああ、好きだなあ、たいら形状のペン先。
こういう書き味に魅了される1年になりそうな予感がするよ!

ちなみに売り場の試し書きの紙にぺりかんの絵をかいて(Pelikan売り場だけに。く、くだらない….)店内をぶらついてたらスタッフのお姉さんに話しかけられました。
ふつうのペン先と勝手が違うので(このペンで商品ポップを書くのに)苦労されたとのこと。
「蛍光マーカーで字を書くみたいなものですよ」と偉そうに語ってしまったけれどラインマーカーって基本、斜めだからオブリークのペン先ですね?
カリグラフィならばやっぱり「お好み焼きのコテみたいなものですよ」と言うべきだったか。

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