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能率手帳ゴールドを来年版に(やっと)切り替えました。

能率手帳2011年版は、先々週の13日からページが始まっています。
いつもなら当然サッサと乗り換えて書き始まるのですが今年はなんと、昨日の、年末最終週(かつ11年初週の頁。今週はもう正月ですよ…)からようやく引っ越し完了。

旧2010年版、年末に向けての予定やメモ(主に物欲系)がかなり埋まっていて転記も面倒だったというのもあるんですけれど、別れたくない最大の理由は、1年間の愛用と育成を経た革表紙のフワフワの手触り。
まるでスポンジ状の層がうっすら内蔵されたかのように変貌しました!
シボも全体的にだいぶ浅くなり、縁の部分に至ってはつるつるツヤツヤ化。

小口の金塗りなんて傷だらけだし、栞の紐もだいぶ先がボサボサしてきているので、1年で交代というのは贅沢ながらも気持ちのいいタイミングではあります。

新しいのは、カドも揃ってビシっとした感じがいかにもで良いのですけれど、革はまだまだ全体的に硬め。
手にしっくりと馴染んでくるのは春以降ですかねぇ。
(年齢早見表以降の数ページがカラー化されていることに今はじめて気づいた!)

10年版のページをめくると、紺碧や蒼天など含むターコイス系のインクが自分ブームになっていたこともあり、全体的に明るめの印象です。
それでもときおりボールペン(今年は「ジェットストリームF」をよく使ってました)やシャープペンシルのナナメっている書き殴りのページが続くと「ああこのときは忙しかった…ッ」などと思い起こしたりしてね。

手帳用の万年筆としていちばん便利だったというのもありまして、キャップレス(デシモ:細字)の使用頻度が多かったかもです。
万年筆なのに手にとって”すぐ”書けるという当たり前のことがとても有り難く感じる、優れた機能性。
海外の文具店で売っているのを眺めるたびに、うふふと誇らしい製品のひとつだったりします。
(気軽にバッグのポケットに差して出かけられるコンパクトサイズであるうえに、とにかく細い字巾かつキリリと硬いペン先。
手帳の中にゲルボールペン感覚で、こりこりと小さな字で書き付けるには実におすすめな万年筆であると言えます。)

ちなみに能率手帳ゴールドの場合、巻頭の「月間予定表」のページは、1日につき1列の縦書きレイアウトです。
私の場合、業務管理のガントチャート的にきちんと使うのは上の3段に区切られたエリア。
その下は、手帳全体を90度倒して”横書き”で乗り切りました。
文字の縦書き自体が手にしっくり来ない私にはこれがなかなか使いやすいし、それほど見づらくもない。
観た映画や読み終わった本、大がかりに掃除した箇所なども書き込んで、一行ニュースとしても楽しいページになりつつあります。
ここが他の手帳のように月間ブロックだったらいいのに。という気持ちはまだありますけれど、長年愛用の方々のためにもこういうのはきっと変わらないでしょうね…。
工夫して来年も使っていこうと思います~

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この時期は、ご自分の手帳構成などを振り返るブログを書く方々も多く、読むたびに影響されまくりです。
あれだけ「これでいいや」と決め込んだつもりなのに、いまだに他人様のレビューに誘惑されては揺れています。
たとえば・・・またフランクリン・プランナー使いたい!でも2年前挫折してかなりの割合で白紙のまま処分しちゃったじゃん!等々、数々の気になってるものたちへの葛藤が渦巻き中です。

TwitterのTLでも、仕事納めな書き込みが度々混ざる本日。
私は、もうちょっと。・・というか年内という区切りを意識してしまうともう、どうしていいやら。
(だから今週内で年またぎする件はなるべく考えないことに。)
あらゆる方面の「やり残した=来年への繰り越し用件のリスト」が大河のように横たわっていることに呆然としています。

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