愛用のロイヤルブルー、とうとう、ひとびん終了しました。
昨年冬に入った辺りから、どう傾けても(壜底の「かかと」に集めまくっても)、大型ペン先の149や146の吸引が困難になり。
その時点で諦めて新しいのを買い、もう使いはじめています。
残り少ない古いボトルのほうは、前回の更新で書きましたが「注射器+空きカートリッジ」方式で何本かのペンに振る舞いつつ、昨日ようやく、最後の一滴までの供給を完了。
それにしてもこのインク、輝くようなサファイヤ色が派手だなあと思う時もあるのですけれど。
私にとっては、大好きなモンブランの万年筆と共に一番の基本づかいにしたい青だといえます。

洗浄済みのボトルは意外なほどに透明度があって、ガラスも厚くズッシリ。
波状の壁になっている部分がきらきらして綺麗です。
空気が入ってるだけ(笑)でもけっこう目に楽しくて、ペーパーウエイト的に使えるんじゃないかな?
インク残が少量でも使いやすいよう工夫された靴型デザインであるわけですが、今度は違う用途で机に常時置いておきたくなりました。
(セーラーなどのインクなどを詰め替えたら便利かもと思っていたけれど…ゼムクリップに変更しようかな。
水入れて花でもいけてみたい気もする!)
そうそう、まだあまり減っていない2本目を持っているこのタイミングで、モンブランのボトルインクが今年から大幅にデザイン変更されるとのニュースをききました。
靴型であることは変わりませんが、もっと四角い感じになり、容量もちょっと増えてキャップが豪華になったり等々、情報を集めているところです。
ベーシックなインクはそのまま色味の変更がないみたいなのでホッとしました。
(いずれ、ブラウンやグレーなどの新色が出るようなので、それはかなり気になってます。)
ブルーブラックは既に新しいデザインで販売が始まっているようなので、どこかで目撃したい!
残念ながらBBもブルーも、まだまだ手持ちのボトル内にたくさん中身が入ってるので。
私のインク備蓄箱(無印良品の「PPキャリーボックス・小」)に新ボトルが加入するのはいつのことやら。
・・・ということで既に旧デザインになってしまった、この丸みのある靴型ボトルも、私が買った2本の間で実は微妙なデザイン変更がなされています。
今回カラになったのは3年前くらいに近所のLOFTで買ったものですが、ボトルのラベルや箱の表面に、うっすらと光る小さなホワイトスターマークが全面に印刷されているんです。
指で触ってわかるようなエンボス加工というわけではないのですが、この、粋な地模様のせいで高級感が。
一方、昨年に通販で購入したほうは、この模様がどこにも無くてつるりとしています。
ラベルのデザインも少し違いますね。
箱には、このくらいの時期までには使い切ってね表示と思われる(私のは、Best before 2014 MAR)刻印もついてました。
このペースならきっと余裕で大丈夫!
文具に限らず、同じものを淡々と継続し、そしてきちんと使い切る楽しさって、情報に誘惑される日々にいるとなかなか味わえません。
だからこそたまにこんな瞬間が来ると、達成感が大きくていいものだなあ。としみじみ思います。
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☆前回、ラミーの青を使い切ったときに書いた記事: ボトルインク終了。
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