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万年筆祭り感想とか、春はペリカン青が気になるインク話。

日本橋三越で開催中の「世界の万年筆祭」、水曜日に行ってきました。

●今年初めて行ったので例年と較べてどうなのかよくわからないのですが、(しかも平日だったし。)予想していた「活気でもりもり」状態とはだいぶ違いました。
自分、食品系物産展と微妙に勘違いしている可能性が…?

●ペンクリニックは夕方近くになるとかなりの行列。
通販買いしたせいでいろいろあったオプティマクラシック(青)を持って行くつもりだったけれど、最近自力で根気強く育てていたらよい感じになってきたので今回は見送ってみる。
…ので、ちょっと後ろのほうから観察していた。
こんなとき、どんなお話をしたらいいのかなあ、とか心づもり。

●プラチナの「懐かしの万年筆」というレトロデザインのペンがとても可愛かったです。
確かに、子供の頃見たような、アルミ軸に花模様などがぐるりとプリントされているキャップとか、水色やピンクのプラスチックの軸とか。
1000~3000円台で金ペンが買えるということ自体がスゴイと思って試し書きさせてもらったけれど、驚愕するほどの極細線。
これはこれで需要があるだろうし、さすが国産ブランドだと思ったけれど、手帳も大きめな私には残念ながら使い道なしだなあ。

●パイロットの新しいカスタム レガンスがとても綺麗でした。
シルバートリムでおとなしめながら上品。赤軸が華やかでいいかも。
自分がカスタムを10年以上ぶりに買うとしたらきっとこれだな!

●アウロラは、クラシックに使われている、特製樹脂から削りだす軸が工程別にわけて飾ってあってホホゥと感心。(制作風景も上映されてました。)
次はBPが欲しい。グリーンで。とひそかに思っているけれど、予定は未定…

●コンウェイ・スチュワートのアクリル軸(他に、カゼイン軸も。牛乳から出来ている樹脂だって!)の美しさにココロ奪われました。
特に、カレイド・スコープという模様。美術品の域に入ってました。
写真はココで。写真よりずっと明るくて透明感があって綺麗! けっこうがっしりめなサイズ。
もう少し軸が細かったらこちらのサイフが危ないところだった..というくらい吸引力がありましたよ!

●セーラーでは長刀ニブを試筆させてもらいました。
私の、立て気味の持ち方ではあまり線にメリハリがつかず、中細だと意外に細字に書けてしまう..
個人的には相当寝かせないと極太線にはならないなあ。
しかし、独特の弾力と抵抗(摩擦)感がキモチイイ!
特殊扱いされているけれど、普通の万年筆として使えるじゃない?という感じ。
筆記角も選ばないところも気に入りましたよ。

●ペンケースなどの収納系のコーナーもあって、雑誌rapitaで売り出すという革のブック型ペンケースが先行販売されていて、とても気になる..けどこれもまた自分の日常では使いようもないので保留。

●各社有名万年筆がたくさん置いてあり、勝手に試筆できるコーナーが設けてあったので、しばらくここに陣取って書きまくってました。
思った通り、デルタのドルチェヴィータは私には太軸過ぎて違和感が。(でも、ペン先のしなり方は結構気に入りました。)
しかし、巨大すぎるという当初の予想(勝手な妄想)に反して、ペリカンのM800が非常に書きやすいことに気付いたのは収穫。
バランス的には、キャップつけても大丈夫そう。
前から思っていたけれど、スーベレーンは、他のツルっとした樹脂軸よりも、手触りがソフトであったかい感じなのがいいですね。
手にしっかりホールドできるのでそれがたっぷり味わえる感じ。
置いてあったのはMニブだったけれど、にょろにょろと素晴らしい書き心地でした。
かなり欲しくなったので、他の試し書きした分の感想をすっかり忘れ去るほどでした(笑)

●ペリカンのブースにももちろん行ったのですが、「万年筆相談」というコーナーも併設されていて、いろいろ選んでもらってる人が何人か。
いくら試し書きで感動したからっていきなり買える値段じゃないのがM800なので、ひたすら、在庫豊富なショーケースを覗き込むのみ。
何色の軸を買おうか(これもまた予定は未定..)、真剣に悩んだりして。
ここはオーソドックスにペリカングリーンでおさえておくべきなのかも?
青縞は銀トリム版400(M405)で持っているし、赤縞だと、私の所有万年筆の基本色(ボルドーやバーガンディ)に分類されるので、机上での存在感が希薄になりそうかなあ。
黒一色とかの、他の色は地味そうだし..

・ついでに、ここで初めて、限定モデルの「ピカデリー・サーカス」の実物を眺めたわけだけれど、けっこうウェブ上の写真どおりの印象。
なので、あまり物欲湧かず。これを綺麗と思うかは個人差がありそう。
手前に飾ってあるコンコルドのお嬢さまっぷりが引き立って、やっぱコッチを買ってよかったわーと思うばかり。

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で、結局、別にココで買わなくてもいいじゃないのさ!な購入品をひとつご披露。
ペリカンの青インク瓶(右側)を買ってきたのですけれど、これは新型のパッケージなんでしょうね。
昨年M405を買ったときに、この青い模様の外箱だったので。
左側は、おなじくらいの時期に地元で、405用に買ったターコイスブルー色のインク。
こっちのラベルが旧型なのか~。

これで、ペリカン・ラミー・モンブラン・アウロラと各々の純正が揃いました。(青インクマニアとしては嬉しい限り。)
というより、いままでラミーのくっきりと深い発色を愛好してきたけれど。
春になってから急に、ペリカン青の薄い感じが気になってきた!
草花から抽出したような(ツユクサの花びらっぽい)淡いはかなげな雰囲気が。
薄青い線の端っこにできる、インクのちょっと濃いめな溜まり具合がイイのですよ..
水っぽいイメージがあって食わず嫌いだったけれど、この季節だからこそ目について気になる青味、なのかもしれません。

もちろんコンコルドに入れました。清々しい水色ストライプ模様の軸に超お似合い!

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