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ライヨールのペーパーナイフを使いはじめました。

7月のはじめのことになりますが、素敵なペーパーナイフをプレゼントしてもらいました。
ずっと欲しかったものだったので本当に嬉しい!
今も日々手にとってはウフフと感動しています。

 
開封(開箱にも!)やOA用紙の切り裂きに関しては、カッターでなくペーパーナイフのほうがいかに便利か2年ほど前に気付いたので、下リンク先の記事内でレビューしたコクヨのものを使い続けていたんです。
Amazonなら500-600円台の安価にもかかわらず、しっかりした作りで機能性にも優れている…まさに「必要にして充分」そのものなペーパーナイフです。

上の記事をアップしてから
「事務仕事で長年使ってます」「うちにも昔からありますよ」
と多くの方々から声をかけて頂いて、人気商品だったんだなーと気付いた次第です。

特に必要性を感じないと思う方も大勢いらっしゃるかと思うのですが、便利さに気付くと私の場合はほぼ毎日手にするくらいは用事が発生している文具の1つ。
仕事部屋以外に、居間にもコクヨナイフを備えてあります。

ライヨールは、こういうものがあると知って以来「憧れのペーパーナイフ」としてじっくり調べたこともあったのですが。
しかし、”いつか買いたい物欲リスト”の下のほうでフツフツとくすぶっていました。
(集めるような文具でもないだろうし、500円ので問題を感じていなかったので…という大きな葛藤があった。
 パリに行ったら探して買ってこようと思っていつつ、なんだか気後れしているうちに帰国日になってしまったし。)

これは、そもそも地名である「ライヨールの○○(カトラリー類や刃付ナイフが主流)」と言われる製品群の中でも「FORGE DE LAGUIOLE フォルジュ・ド・ライヨール」というメーカーから出ているものです。
その他に「シャトーライヨール」などもよく知られているとのこと。
近年ですと、モンブランとのコラボで万年筆やペーパーナイフを出したのが文具ネタとして記憶に新しいです。


伊東屋のショーケースに並んでいた実物は、想像していたより華奢な感じがしたのですが、握りの材質が木や骨や角などいろいろあって、金属の装飾も優雅。
もう!すんごくかっこいいのです。

私が選んだ「牛角」も、白っぽい象牙のような感じから真っ黒に近いようなのまでいろいろあります。
(店頭には各材質1本づつしか並んでないので、可能なら在庫を何本か見せて貰うといいと思います)

クリーム色地のなかにうっすらブラウンの筋が流れていて、カフェオレみたいに見えたのが可愛らしい1本を選びました。

手に吸い付くように馴染む握りの丸みと、見かけ以上にしっかりした重さがもうたまりません。
ネットで調べても正体がハッキリしないのですが、ライヨールのものであることを示すセミだかミツバチだか(ハエと書いてある情報も発見…)の手彫りの飾りもふっくりしていて可愛いんですよ…

もう一生モノな逸品だと思うので、経年変化も愛でつつ、常に机上の見えるところに置いて使い込んでいきたいと思います。

※2024.10.30追記:下記サイトがこのペーパーナイフのブランドサイトになります。
その他のナイフ類 というページを見たところ「レターオープナー」というのが正式名称でした。

「こ、これは…実物を初めて見た気がするっ…」
とショーケースに貼り付いて眺める私に呆れつつ
「こういうのこそ、憧れのを使ったほうが毎日楽しいんじゃないの?」
と言ってくれた夫に感謝。

ペーパーナイフなので、鋭利な刃はついていません。
しかし、かなり薄手で硬い金属なので、こまかい紙片にまでサクサクと切り裂ける快感は愉しい!

手に先端を押しつけると、切れはしませんがけっこう痛いので、取扱注意であることには変わりません。

コクヨはわりと厚みがあり、両側が薄くなっているのでざっくざくと段ボールにも荒々しく使える感じ。
(ライヨールは、切れる側は片方だけです。)
もちろん、Amazonの箱をあけるような力仕事にはコクヨのほうに活躍してもらいます。
ということで、2種類使い分けられるからいいのだ!

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