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コクヨのペーパーナイフを使い始めました。

つい最近買ったのですけれど、コクヨのペーパーナイフが良い感じ。

今まで、同じ用途でミドリのレターカッターひとすじで使ってきましたが、万能(旅に持っていけるサイズなので、トラベラーズノート貼り用のスクラップ素材作りにも最適。)である反面、
小さなカッター刃を1枚だけ内蔵している構造なので、切れ味の低下で定期的に買い替える必要が。
 ↑ といっても、私の場合はそんなに頻繁じゃなくて、年単位くらいの間隔で、だけど。

家置きだけでも、もう少ししっかりしたのが欲しくなったのは、封筒の開封以外にも、意外と「(折り目に沿って)紙を切り裂く」用事が多いからなのです。
ミスプリント紙の裏をメモ紙に転用したりとか、メールを縮小印刷してノートに貼るとか。
(昔から制作方面の仕事メールは、先方のこまかい説明や現工程のやりとり状況がアナログ環境でも眺められるように、専用ノートを作ってスクラップしておくようにしてるのです。これも失敗プリント紙の裏面活用。)

この新しいペーパーナイフ、1000円未満のお買い得さとAmazon上での評価の高さにへぇ〜となってお試し気分でポチってみたのですが。
ほどよいズッシリ感と、このシンプルすぎるデザインでもよくわかる質の良さ。
届いてびっくりであります!

刃物というほどではないので怪我するような鋭利さではないのですが、折り目に差し入れると、必要十分にスパっと切れる気持ちよさ。
(段ボール切りのような鋸刃ではないので、粉っぽい紙屑も出ない。)
貝印のロゴとJapanの文字が入ってるのもお気に入りポイント。

持ち手の黒いところは(遠目のパッと見では!)革っぽくもある樹脂パーツなのですが、これのおかげで握ったときのヒンヤリが避けられることや、手のひらへのステンレスのカドの刺激が和らげられているのもなかなかの工夫かと思います。
余計な装飾が一切無い実用本位さで、まさに事務用品といえる地味デザインではあります。
しかし不思議とラミーのペンなどと並べておくと、近い雰囲気の美しさを感じるのは何故でしょう…
ドイツの人も気に入ってくれそうな気が。

気をつけたほうがいいかなと思う点は、
・刃物未満とはいえ部分的な薄さと重さはそれなりにあるので、落下や摩擦の勢い次第では流血の可能性があり。
 置き場所に注意しつつ、小さなお子様からも遠ざけたほうが。投げると武器化します。
・ペン立てにざくっと立てておくつもりでいるけれど、傷ついて困るような筆記具とは一緒にしない。
・サイズから言って、小さな紙片をこまかく切り裂くのは無理なので、用途によってはレターカッターのような刃物系との組み合わせは必要になるかも。

そんなわけで自分用以外にも、郵便物開封の場であるリビングルームにも常駐させるべく2本目購入予定です。

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