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エルバンのインクローラーボール、可愛いです。

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あっという間に12月となってしまいました。
今月、やることが多すぎて大丈夫かと心配なのですが… またあっという間に正月となるのでしょう!

先日購入した色彩雫のミニボトル、紺碧はフォルカンでさっそく使い始めています。

同じインクでも、古い(カタマリが発生するほど古い2008年購入)のと新しい(10月に製造)のとでは、書き味もずいぶんと違うことを思い知りました。
新鮮なほうはやはり、すべすべと柔らかにペン先が動くんですよね。
フォルカンは、ペン先が開いたときのインク出がかなりあるので、場合によってはブロッター必須なのですが、その盛り上がり量(?)もたっぷりしている感じ。

この違いは、ミニボトルのほうが製造してからの時間が経っていないから水分量も適正だろうし染料も均一に混ざっているからなのか?
という素人考えですが、とにかく買い替えて良かったです。
素敵な青色だし!

ミニボトルはそのサイズゆえに、取扱時に手の置き所がなくて緊張します。
ガラスにかなり重みがあるせいで予想してたよりはずっと安定してくれるのですが、「後ろを押してインクを入れる」方式のパイロットのコンバーター(con-70)を使うのは、吸入時に限ってはどうも苦手です。
ペン先がボトル底に当たりそうで怖いし、高確率で手のひらのどこかがボトルのフチに当たって汚れてしまう…。

ボトルインクの整理はなんとか目処がついてきたのですが、そのうちカートリッジ類も古いのを片付けていかないと駄目かもしれません。
左写真のとおり箱や缶に分類はしているのですが、順調に在庫が動いているのはプラチナのブルーブラックぐらいかも…

コンバーターと、詰め替え用に中身を洗った空カートリッジは、ペリカンの何かを買ったときに取っておいた引き出し型ボックス内に整理してみました。
(更に細い小箱を入れ子にして仕切ってあります)

しかしここまで分類しても、コンバーターがどれも似すぎていて。
いったいどこのメーカーに属するものなのか?
よーーーーく刻印を見つめないとわからないものが多し。
困ったなあ。 ← 目玉が乾燥する冬場はroganがつらいのだ


今回、カートリッジの在庫をいじっていて思い出したのが、3年ほど前に購入したエルバンのインクローラーボールペンです。
持っていたAmazonのポイントだけで買えたくらい安いものだったのですが、使わずに忘れかけていました…

エルバン社製に限らず、ヨーロッパ規格のショートカートリッジを差してボールペンのように使うことが出来るんです。
軸はけっこう短いのでコンバーターなどは特殊なものでない限り無理かもしれません。
(そこで、カラッポのカートリッジの出番です。100円ショップの注射器型化粧品用スポイトで詰め替えですよ!)
洗いながらインクを取っ替え引っ替えというよりは、色固定で使うべきものでしょうね。

書き味は、(そんなに期待するほどのことはない)ごくごく普通の廉価水性ボールペンという感じです。
キャップも頻繁にしめておかないと、万年筆と同じくすぐ乾燥して書けなくなります。
・・・うっかり開けっ放しでどうしても出ないときは、ペン先を水にちょいと浸けてからグリグリ丸でも書き続けると、たいてい復活します。

しかしこういう方法で万年筆インクを使うのは楽しいです。
キャップを閉じると、とても小さくて可愛いのですよ。
手帳用に持ち歩きたくなります。

冒頭の写真では、パリのコンビニで買ったBiCの徳用パック(学童向け)カートリッジを使っているのですが、全く問題なしです。
だいぶ古いインクではありますが、たくさん余っていて。
旅の思い出もあって捨てるのはまだちょっと惜しい。
このボールペンでもどんどん使っていこうと思います。

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