\ 旧ブログの文具カテゴリー記事、毎日こちらへ移動作業中/

ブロッターを使い始めました。

この記事には アフィリエイトリンクが含まれています。

先月の関東地方大雪の直前で注文してしまったので、宅急便網も大荒れした結果、1週間以上かけて届いたのがこのブロッターです。
エルバン社のもので、横幅8センチくらいのかなり小型です。

紙面のインクがなかなか乾かないとき、その上にコロっところがして吸い取ってもらうわけですが
「(私には)必要ないなー」
と考えてずっとあとまわしにしてきました。
基本、ノートや手帳は机の上に開きっぱなしでいますから、インクが乾かなくて困るということもなかろう…というわけで。

しかし一旦使いはじめると、今や毎日かならず手に取るほどの重宝具合なのですよ!
もっと早く買えば良かったです。

今年に入って、トモエリバー紙(ほぼ日手帳)や能率ダイアリー紙など、比較的「すべすべしていてインクはそんなに吸わない」系の使用がメインになったことも関係しているかもしれません。
インクフローなみなみのペンで気持ち良く書き終わってからノートをすぐに閉じてしまうと、反対側のページにポツポツと(時にはベッタリと)字が転写されてしまうのです。
あとから発見してショックを受ける事が急に増えてきたので、使ってみようかなと考え始めた次第です。

慣れていないので最初は小さいものにしておこうと思ってコレにしたのですが、このサイズがなかなか絶妙。
太字でどんどん書き進めることが重要な10年日記
(ここのところ月末に一ヶ月分まとめ書きするのが習慣なのです!)
のちょうど一日分の範囲の上を具合良く転がせると発見しました。名刺より二回り位、小さい面積です。 この点だけでも買ってよかったわと思ったのですが、
手帳の上などで字が込み入った部分だけピンポイント的に乾かしたいとき(ゲルボールペンなどでも。)や、書類をたたむ前の印鑑の上にもコロっとやれるのはなかなか便利です。

ボルドーに近いほどの赤みがある木製で、取っ手までニスでテカテカ光っていて可愛いです。
この、ドアノブのようにまん丸な形状は、小さいながらも手のひらに収まりがよくてツボ押しのようにはまって心地良いのですよ。

上の板を回して、両端を挟むかたちで吸い取り紙を取り付けるようになっています。
国産のなにかで代用出来るような気もしたのですが、替えの紙も純正のものを1セット付けて注文しました。
フランス語のラベルもおしゃれだし、濃いめの桜のように綺麗なピンク色の紙で素敵です。
相当インクに染まってから取り替えれば良いのではないか?(裏がえしても使えるんじゃないの?とすら)思っていますので、長持ちさせますよー

ブロッターはいろんな会社から出ていて、調べてみると、たとえばコレクトから出ているのはもう少し大きくて実用性が高いみたいです。

樹脂パーツになっているツマミを、引き出し用に売られている可愛いものへ自力で取り替えたり、曲面にフェルトを貼ったりのカスタマイズも楽しそう。
エルバンのはダイレクトに木地になっていてフェルトはついてないのです。
100円ショップで裏側に糊面がついたシール状フェルトがたくさん売ってたのでやってみようかな?
それでまったく支障なく使ってるけど、フカフカしたブロッターも使いやすいのかも…

というわけで、思っていたよりはずっと便利な道具と気付いたので
(しかしとりあえず、ブロッターのほうにインクを分け与えてしまう形となりますので、字の色は淡くなります。
使いどころはほどほどに選ぶべきかもしれませんが)
書きもの好きな皆様にぜひともおすすめしたいと思います。

——
○Amazonで各種ブロッターはこちらです。
——

  • URLをコピーしました!