\ 旧ブログの文具カテゴリー記事、毎日こちらへ移動作業中/

透明軸のカスタム74が届きました。

前回の続きみたいになっちゃいますが、あれからすぐ、パイロット カスタム74の透明軸、手に入れてしまいました…。

お店の名前自体は以前コミミに挟んだことがありまして、オリジナルの万年筆を販売している工房のようなところだと把握していましたが、パイロット製品も幅広く販売されているようです。
購入できるサイトはこちら

検品や調整をしっかり行ったあとに届けてもらえるということで、これなら通販でも心配ないかなという第一印象。

申込み時、フォームにいろいろと要望を書いて送ることができます。
インク流量などのリクエストが出せるのは有り難いことです。
こちらでは、普通より「若干多め」をオススメとして調整しているようなのですが、私はあえてその一段階下の「中程度」の流量を選択。
(なんとなく、自分はそういう好みなのだろうという直感で。
少なくともしばらくは、手元にあるメーカー純正のカートリッジインクで馴らしていく予定だし。)

筆圧や持ち位置の回答の他にも、既に1本同じ型のペンをもっているというのもあり、備考欄に、首軸のどの辺りに指がかかるかとかいうようなコマカイことも一応参考にして頂けるかと思い、書いておいたのでした。

金曜真夜中過ぎにもかかわらず、即レスで在庫有りの回答まで頂き(時刻が時刻だったので驚愕)、週明けすぐの発送で。
朝、起きたときからから楽しみだったなあ…。

というわけで、素晴らしくぴかぴかとした(まるでガラス管のようにつやつやした!)透明軸が届いたのでした。
商品の特徴に関してはいちばんうえのリンクのブログページで写真入りでじっくり解説されてますが。

アクセントになる位置のところどころが半透明グレーのパーツになっているので、スッキリ締まった印象があり、クリップやリングの銀色の白い光がとても綺麗。
予想をイイ意味で裏切る高級感があるのでした。
そうそう、ちゃんとクリップ先の玉の真下方向に、リングの刻印である、CUSTOMの「O」がきてます。
これもパイロットのコダワリのひとつなんだとか…知らなかった…。

首軸とか、キャップ内部とか、インクの染まり(飛沫とか流れ等)がいずれ気になりそうな部分は、最初からうっすらグレーの色味がついている部品になっているところが良いですねえ。

この万年筆にボトルインクを入れる場合は、もちろん容量の大きいCON-70コンバーターをおすすめします。
(写真。コンバータ付けてるのにカートリッジ箱と集合写真な件はスルーでお願いします。) 上半分くらいが銀色のパーツになっているので、装着するとシルバーメタリック度が増した透明軸になって、見た目もすごく格好良くなるんですよ。

で、私はオーソドックスかつお約束で、まずは青インクのカートリッジをつけて書いてみました。
…わーすごい。と思わず。
ペン先がぴたりと「角度が合っている」(といっていいのかわかりませんが)私の書き方に合わせた位置で”紙に吸い付いていく”といいましょうか。
滑りすぎず、ざらざら過ぎずの、びろうど的な上品な書き心地。
でもこれは、確実に覚えのある、「手に馴染んだカスタム74」の感じなのでした。

これは良い買い物しちゃったなあ。
思わず感想のメールを入れましたところ、「しばらく使用を続けるとさらに特性が出てくる」ように仕上げて下さったとのことで。
これは楽しみです。
実用的机上常駐で、長く大切に使いたいと思いました。
軽い重量と、なめらかなパイロットインクの書き心地との相乗効果もあり、ひたすら書きまくっても、まるでペン先に動力が付いているように(笑)疲労することなく紙が埋まっていく感じです。

とりあえず、フランクリン・プランナーをはじめとする私の手帳陣にはなんとか支障ない浸透度なので、手持ち在庫の青カートリッジでしばらく使っていこうと思います。
これだってなかなか綺麗な色ですからね。
透明軸だけに、カートリッジ内の水位がリアルタイムで変わっていくのが本当に楽しい!
傷ひとつ無い状態で届きましたが、やがてはそれなりの貫禄が出てくるのでしょうね。

さて、ここのお店のペンとの相性がわかったところで。
「次」はどのモデルでお願いしよう、とうっすら考えてしまう私をだーれーかーとめてー。

  • URLをコピーしました!