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Lamy2000万年筆再評価。

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文具好きなブロガーさんで持ってない人はいないと思われるラミーのすべての表紙をバーンと飾っているのがこの、ラミー2000万年筆です。
私がこのペンを購入したのは実はずいぶん前で、7月の頭くらい。
サファリ万年筆やスクリブルシャープペン(←これは現在まあまあの愛用度。私には重すぎて手首がだるくなる….)などが集まりはじまって、もう次に手を出すのはコレだろう..という興味がまず、先行しまくってました。
というわけで勢いに相応しく、はじめての通販購入。
LAMY ラミー 万年筆 ペン先EF(極細字) 2000 L01-EF 吸入式 正規輸入品←Amazon

「ラミーを代表するこのモデルは、’66年にゲルト・ハルト・ミュラーがデザインした名作。」
という説明書きももういろんな媒体で見かけるのでホント暗記しちゃってるくらいなんですが(笑)、そんなわけで、これはやはりラミーの中では長年のボス的製品なのでしょう。
40年前につくりだされた「2000年」というイメージはとてもモダンです。
(1968年完成のキューブリック監督「2001年宇宙の旅」もちょうどこんな感じの距離感ですね。)
こういうふうに表現される近未来への憧れって、(想定年代が通り過ぎても)やっぱり新鮮でカッコイイのです。

このペンの黒い部分ですが、みた感じ・さわり心地共に、まるで木軸にしか思えないんですが実は樹脂であるという、表面加工の上質さに感動します。
一部分、半透明になっていてここからインク残量がわかるのも樹脂ならでは。
しかもホントの木で使うよりずいぶん軽量なのだと思うし。
さらにすごいのが、軸パーツの継ぎ目がほとんど全く判らないということ。
普通の吸入式万年筆と同じように、おしりの部分をネジ的にひねってインクを吸い上げるんですけれど当初、「不良品?」と焦りまくったほどに境界線が見えない。
この精巧さは、「攻殻」の義体パーツのようですよ!

表面のヘアライン加工が滑り止めになっているし、ペン全体がほどよい太さの紡錘型なので、持ち心地はとてもよいです。

写真の通り、この金属パーツに隠れたかっこいいデザインのペン先は14Kです。
インクフローは噂にきいていたとおり、びっくりするほどにタップリ豊潤。
ほとんど筆圧をかけずとも、インクが紙の上に盛り上がっているのがわかる..ほどにペン先が柔らかく開くようです。
インクの浮力?もあってこんなにソフトな書き心地なのかしらと思うほど!
(EFペン先で買ったのに、筆跡はペリカンのMといい勝負。)

書いた感じを例えて言うなら「筆ペン」とか「ちょっといい具合に先端が軟化したフェルトペン」。
筆記角を選ばずスルスル書けるし、紙に当たるシャカシャカ音は皆無。
手元にも紙のテクスチャ感がほとんど伝わってこないので、ここらへんの浮遊感で、万年筆としての好みが分かれるところかもしれません。
でもこのせいで長文筆記の疲労感がほとんどないですし、漢字などもカッコよく書けます。
まさに大量の宛名書きなんかにも適しているタイプかも。

購入当初は正直、あまりにユニークな筆記感で、私の好みである硬質な感触とは対極なために「なんか変..」という感じが拭い去れず、若干放置気味で夏を過ごしました。
しかし、Mニブのコンコルド購入以来の、個人的太字ブームにのって、最近急激にヘビーローテーションの輪に入ってきたのがブログ化(笑)した理由。
慣れれば、これほどラクなペンはないのです。
メモ書きレベルから使える、万年筆と言うよりは万能筆?のような扱いで。

あくまでも私が感じるものではありますが、欠点があるとすれば、キャップをしめてしまうとフっと灯が消えたように地味~な外観になってしまうことでしょうか。
遠目だと特に、万年筆という感じにはちょっと見えない。
ぽつんと(蓋をして)置いてあるときの高級感のようなものはあまり期待できないかな。
まあそのぶん、気軽に持ち歩けるという利点もありますが。

この、2000シリーズの4色ボールペンも使いやすいことでとても有名ですね。
リフィルを日本産のものに付け替えたりする情報も楽しげに飛び交っているようだし。
(今のところボールペンはホントに安物しか持ってないので)かなり欲しい気持ちが盛り上がり中。

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