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「Casa BRUTUS」の文具特集号(2013年4月号)を読みました。

インテリアとか建築方面の雑誌だと思っていたのですが、今回は文具の特集ときいて、こちらもホクホクと注文しました。

全ページのなかで半分強が文具関連に割かれているのですが、非常に内容が濃くて大満足であります。
しかも雰囲気がお洒落!
「あの人の筆記具」という特集がとても読みごたえありましたよ。
単純な商品紹介よりも、「あの人(他の号でも何度か見かけたことのある、主にクリエイター職の方々)は普段これを愛用している」を中心にした構成で。
他人様の机の上やノートの内容やペンケースの中身を知りたい人には一見の価値ありです。

20人それぞれの、使い込まれたり、たいせつにストックしてただ眺めているだけでも楽しいという文具は、メーカーも国内外いろいろで。
旅先のスーパーにでも売っていそうな気軽な価格のものも多く、お揃いで使いたくなってきます。
ポストイットに漫画を描いたり、無地のツバメノートを大量にとっかえひっかえ使う方法など、興味深い発見も多し。

そして、私の本棚にも数年前から並んでいる「文房具を買いに」「なにを買ったの?文房具」の最新バージョンとして、「片岡義男の文房具を買いに 2013」が掲載されてまして。
今回も「ふらっと思いついてドサっと買ってとにかく積んでみました」という感じの、ノートやペン達の写真は健在だったのでした。

どう使うのか今のところわからないし実際は使わないかもしれないんだけれど、びっしりと書き込んでみたいという気持ちを起こさせてくれるから惹かれる。
・・・という極力淡々とした(しかし文具マニアなことは隠せない深さを保つ)文体にも再会できました。

ジャケットの胸に差すのなら、「阿呆にしか見えないポケットチーフとやらより、定規のほうがはるかに好ましい。」
って、いいでしょ?
これ、連載してくれないかなあ!

パリのセレクトショップ「メルシー」が選んだお気に入り日本製文具の特集も楽しかったです。
(ここのお店、パリへ行く機会があれば是非買い物に行きたいです。マレ地区にあるらしい。)

フランス先行発売の歴史があるフリクションやショットノートを褒める一方で、ハリナックスは紙へのダメージがあるからちょっと受け入れ難いとか、クルトガは真価がわかりにくい…いう彼らの意外な不満点も、他国の人の視点を学習できて衝撃だったのでした。

あと、ヴィトンの文具専門店もフランスに登場したときいて、これもまた「いつか行ってみたいところ」としてフセンを。
店内写真がかっこいいのなんの。

最近急激に、思い出したようにラミー2000のメカニカルペンシル(7年前に購入した0.7mm芯仕様)の使用度が高まっている私としては、「ラミーの秘密」も楽しく読むことが出来ました。
シャンパンゴールドの新色アルスター欲しいです!

というわけで、一貫して、文具はとにかく道具である。ということを気付かせてくれる(モンブラン149もBiCのボールペンも同列に、丁寧に撮られ語られている)よい雰囲気を味わうことができました。
自分も真似して(またヨーロッパなどに行くことがあれば)こういうカッコいいのを買ってきたいなー!というページにフセンをつけていたら、ひらひらといっぱいになってしまった今号です。

そういえば私、Macをメイン環境に据えてから半年弱、1日単位用のTodoリストはOS標準の「リマインダー」を結構愛用してたんです。
「メモ」なんかもそうだけどiCloudで同期できるってホントに便利だなあと。

・・・しかしいつのまにか再び昔のように
”日付スタンプを押したノートへ毎日箇条書き” へ戻ってしまいました。
どう考えても、あらゆる面で便利なのはデジタルでやるほうなのに!

紙へ書く、あの感じがないと寂しい。
という理由しか思いつかないんですけれど。
アナログ道具による不自由から生まれる負荷も、人生の上で大事なんですよきっと。
とカッコいいことを言ってみます。

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