手帳選びに疲れ果てたので、今月から自作をはじめた「今日のやること帳」←当日のToDo + それに伴う小さなメモ を毎日書き込む。
机の上でほぼ開きっぱなしにしている、しょっちゅう眺める掲示板のような役割。
こういうToDoの書き出し、今年はずっとほぼ日手帳HON(A6サイズ)でやってました。
デジタルも使ってるけれど、最低でも「当日分の予定」位はしっかり手書きして、手→頭へ定着させたい。
というのが、文具好きとしても守りたい方針ではあります。
HONのA6は、年初から全ページ埋まるくらいには毎日欠かさず使っていたのですよ。
しかし11月半ばくらいから、家事を含めて諸々の年末進行的増加により、1日あたりが文庫サイズ程度では過密気味で視認性悪くなってきました。
収まるよう、字を小さくするのは視力の限界(rogan)が!
以上が、前回記事でご紹介のノート、A5のニーモシネジャーナルを使い始めた理由となります。
私が作るToDo帳は、あまり凝ったレイアウトを決め込まず、どんなノート(手帳)の上でもやっていけるよう、シンプルを心がけています。
日付やチェックボックスなど、わざわざスタンプなど使わなくても、面倒なら手書きしてざっくりいきましょう…みたいな感じで。
日付が印刷された手帳と違い 書いた量だけページを消化していけるので、1日あたりの定量や、書けなかったゆえの空きページも生まれないのがいいところ。
過去に使ったことがあるさまざまな手帳(私の場合はフランクリンプランナーやNOLTYのバーチカルなど)で、便利だと思った書き方や罫線デザインを自由に取り入れて、気が向くままにコロコロ変えながら組み立てられるのも利点かな。
今だから1日1ページだけど、そのうち半分に割って見開き4日とか、8分割して見開き1週間 に作り替えて充分な時期も来るかもね!
デジタルのカレンダー(Notion使ってます)のほうには、先の日付で忘れたくないToDoやスケジュールを備忘録的に入れておいて、当日分は手書きのノート。
という感じで並行していけば混乱もなさそう。
ページの頭は、日付をスタンプで押すのが面倒なら手書きしちゃいますが(今日の日付なら、241217 という数字列で書いてます)
やる気があれば ↓ 下記過去記事のようにテプラでまとめて作ったりも。
先日久しぶりに、年末までの半月分のテープを作ってみたところなんです。
白いノートには上質紙テープが紙面に馴染んでいいな。(クリーム強めの紙色にはクラフト紙のテープなどもあるのでおすすめ。)
ちなみに、ToDoリストのチェックボックスを作るのに愛用しているのは、Osanpo shoppingさんの浸透印です。
※このページ冒頭に掲載の写真のスタンプです※
チェックリストの間隔もミリ単位で違う品揃えで存在しており、よく使うノートや手帳の罫に合わせた数値で注文できます。
私のは、以前ずっと使ってたノートに合わせて7ミリ間隔のものなんですが、その後いろんな手帳やノートに押しても特にストレスなく使えてます。
このスタンプについて言及している過去記事があるのでご覧下さい。↓
私はそんなに、インク台を使用せずにただポンとおすだけで良い浸透印タイプが大好き。
そのかわり、世の中にたくさん存在する繊細な色のスタンプ台とは無縁になってしまいますが…
オサンポショッピングさんの、「こんなのを探していた!」と頷きたくなる超実用的かつ、あらゆる手帳や罫線に合わせられるこまかいサイズ展開のスタンプは本当に素晴らしいです。↓
Osanpo shopping ← 私はAmazon内で買うことも多いです。
下記画像のとおり、私が持っているチェックボックスのスタンプ名は「たくさんToDoスタンプ」←ボックスの間隔は各種あります。
時計型は「24時間 アナログ時計」
週間型は「週間スケジュール タテ ホリゾンタル」
このあたりを数年前に購入して以来、ずっと愛用しているのです。
日付印は、シヤチハタの回転日付印に頼ることも多いです。
これも最初からインクが乗ってるタイプで、私は黒インク版(文字サイズ3号)と青インク版(4号)の二つを持ってます。
これぞ事務用印!という真面目な数字の並び+何の装飾枠もない「全くお洒落じゃないところ」が、一周まわって飽きずに使いやすいのです。↓
万年カレンダーを作れるスタンプ、これもシヤチハタのものです。
使い始めてちょうど1年目くらいになりました。
下の写真のように、行ごと・列ごとにパーツを分離して(爪先で出来なくはないけれど、わりと硬いのでペーパーナイフなどの使用が確実)、ブロックのように組みあわせるもの。
パーツの剥がし方にちょっとコツは要るのですが、意外とバラバラになり過ぎず、作りやすいです。
これなら、好きな曜日はじまりなど、オリジナルのカレンダー印が出来て面白いのですよ。
というわけでこのように、可愛さより「便利」を追求するスタンプばかり集めた結果のセットになりました。
秋から年末にかけて、それはそれはたくさんの手帳製品を見て回り 検討したりずいぶんやったのですけれど。
あまりにも魅力的な選択肢が次から次へと現れて(それじゃなくても、同じ手帳が半年続いたら「おおすごい。私にしては優秀…」と自画自賛するくらい飽きっぽいのに!)疲れてしまいました。
それで、久々にまた自分で好きなように作ればいいや〜と思った次第です。
こういう手帳の作り方の土台にしているのは、 バレットジャーナル(BULLET JOURNAL)というものです。
「ノートに一元化する手帳術」としてよく聞くようになり、今は多くの方が情報発信していますね。
SNSで世界中のいろんな人がバレットジャーナルの投稿をしているのを観察すると「これといった正解も無い(好きなように作っちゃって良い)」ということも解ってきます。
ToDoの作り方などは、フランクリンプランナーの手法もけっこう混ざっているような気がします。
ひたすら文字を書きたい人・たくさんデコレーションしたい人 etc. いまやさまざまな人向けに傾向が細分化されつつあるので、工夫のし甲斐がある柔軟な手帳術と言えるのではないでしょうか。
↑ この本は、5年くらい前に読み込んで非常に影響を受けました。(紙本と電子版、両方買ってしまったほど!)
手帳的な情報要素をノートへ一元化し、やることと頭の中を整理する… これぞバレットジャーナルの元祖!な考え方を知りたければ、読んで損は無しと言えましょう。
↓ 公式サイトはこちら。英語です。
ToDoや付随する覚え書きや感想etc.の記述を、なるべくまとまった場所へ書き連ねたいのは私なりに理由があります。
一日に何をやったか?何を考えたか? というのを俯瞰して安心したいんじゃないかなーと。
(家事も仕事も孤独にもくもくとやっていく生活なので、「一日の成果」みたいなものを視覚的に確認したいし。
今日は何もやってなかったんじゃないか?無為に過ごしてしまったのでは?という不安を払拭したい。)
一日の始めに予定を立てる場所ではあるけれど、一日の終わりの埋まり具合を眺めるのが楽しみなのです。
日々のToDo以外にも、年末ならではの断捨離記録だの万年筆インク記録だのの付録的なページも増えているので、17日間で30ページ目になりました。
これなら、半年もかからず240ページのノートが使い終わるのでは?
(….という算段が当たった試しは無いけどね。)
とりあえず、延々と続いていた「脳内手帳会議」は終わりに出来そうです。