2005年に発売された杉浦さやかさんの「スクラップ帖のつくりかた」は、当時の書きもの好きなお友だち間ではバイブル的な存在になっていた記憶があります。
そして今でも「イイよねー」とたびたび話題にしている本です。
私もけっこう表紙が擦り切れるほど読み込みまして、その後の自分の記録ノート作りに大きな影響を受けました。

以来、引っ越しや旅行や植物育成に至るまで、けっこうマメに記録(というかスクラップ)してきましたが、この本からヒントを沢山もらっていることを改めて感じています。

というわけで今回、16年経って内容が更に増えたリニューアル本が発売されました。
嬉しい!
Kindle版もありますが、これはやはり紙で買ってビニールカバーなどをかけ大切にしていきたい…
これはいわゆる手帳・ノートのHow to本ではありませんし、人生を前向きに..云々を目指すものでもありません。
子供の頃からノート作りが大好きだった著者の、小中学生の頃から始まる「こういうふうに作ってるんですよ」を見せてくれている展覧会みたいな内容かな?
この本自体が、杉浦さんの可愛いイラストと手書き文字で構成されているのがとても素敵なんです。
そのおかげなのか、さまざまな使いみちや著者の年代ごとで紹介されているにもかかわらず終始まとまり感がある:この本自体が1冊の分厚いスクラップブックみたい!:なのも大きな魅力…
最初の「スクラップ帖のつくりかた」が出て16年の間に、杉浦さんご自身も、仕事をするなかで引っ越しや結婚で家族が増えたりetc. の多くのアップデートがありました。
その分の記録ノートもまた増えて、その紹介が本書のページ増強部分となっています。

SNSなどで他の方の魅力的な事例を多く見ることが出来て、素敵なノートや手帳製品、筆記具がたくさん手に入る今だからこそ
「○○さんのように上手に使いこなしたいけど…」「長く継続していきたいけどなかなか…」「買うばっかりで使ってない…」
等々という、モヤッとした気分に覚えがある人がいるんじゃないかと思うのです。
そういう、肩の力が抜けてラクになれる内容なんじゃないかな?
ただ「自分はこうやってるんですよ」と楽しみ方をおすそわけされているからこそ、誰にでも入りやすく 長く読み込める内容になっているのだと思います。
いつの間にか自分なりの「私はこれでいいや、楽しいし!」のヒントがじわじわ見つかってくるというか。
だからまずは
いちばんお気に入りの道具とノートと一緒に、この本を開いてみて欲しいなあ…と、長年の愛読者としてはおすすめしたいのでした。
