いわゆる年末恒例の「手帳本」とは一線を画す構成。
眺めるほどに”紙モノ”への物欲がドバドバ放出されてしまうので、非常に危険なムック本です。
「手で書くことが楽しくなる 大人のための ちょっと贅沢なノートと手帳」
と表紙にあるとおり、リーズナブルな消耗品系というよりは、ある程度の予算は覚悟なのでどんな逸品があるのか知りたいという要求にしっかりと応えている内容かと。
ハウツーよりは商品紹介が主。
カタログ的な情報源として、長く重宝すると思います。
前半にシステム手帳、後半が綴じもの系(手帳・高級ノート)、ノートカバーやジョッターなどの革製品、という内容で、商品情報量はかなりぎっしり。
文具に詳しい方のブログや、最近のニュースリリースなどで一度は頭の隅に残した商品が大量に掲載されているので、買い物計画の大きな助けになることでしょう。
システム手帳は、いわゆるファイロファックスなどの専門ブランド以外にも、伊東屋などでしかみたことがないような海外ブランドのかっこいいやつ、や、モンブランなどのペンブランド系、そしてルイヴィトン等のファッション系のものまで網羅。
(ヴィトンのバインダーは丈夫で好きだよ~ミニ6でダミエ柄を持ってます。すごく気に入ってるので、ぜひまた愛用復活させたいのですよ..)
リフィルもタイプ別に各社中身がきっちり載っていて、来年用リフィルをいまだになかなか決めきれてない(ギリギリまで粘るぞ!)私には大いに参考になりました。
リフィル・綴じ手帳なども含めてですが、各種(蛍光ペン・ボールペン・万年筆など)筆記具の裏写りテストを細かく行っている(もちろん検証写真付き)記事がありがたいです。
モールスキンやロディアなどがとかく注目されがちな紙モノですが、伊東屋のノートコーナーでひっそりと置いてあるような、輸入品の革装ノートなども綺麗な写真で載っていて嬉しい~!
あと、去年の手帳フェアで発見して意外なほどに気に入ったのだけれど、このブランドで綴じモノってどうよ、と思って勇気が出なかったファイロファックスの綴じ手帳「ケンモア」が詳しく載ってるのも発見。 中身はレッツ製なので(親会社だというのもこの本で始めて知った..)質も間違いないし、カバーの革の手触りも好きなのです。 値段が値段なのでいつも買うには至らないんですが。 きっと良いんだろうなあ。赤革のA5版ウィークリー欲しい…
美篶堂の優雅な製本ノートや、万年筆に相性よしと評判のライフのリングノートなど、いま気になっているものの特集が私にはツボでした。
最近はモンブランでの買い物でわくわくしてはいますが、今年はどちらかというと国産ブランドの良さを実感、な買い物が多かった..(←既に総括に入ってる?)
こんな本を読んでいると、いくらでも買い集めたくはなってしまうけれど、現状の在庫がそこそこ積み上がっているのがつらい。(のでしばらくは我慢したい。)
というか、システム手帳を取り入れるようになると、リフィルの、捨てたり足したり混ぜたり、な自由度が高いせいで、ノートやメモ帳単体の使用率が減ってきたのが悩ましい。
このあたりの両立も今後の個人的な課題です。
文具好きな方・手帳ジプシー中な方、なら必ずなんらかのツボがはまる役立つ資料になると思うのでぜひ。
ああそうそう、ボストンのLevengerで赤革ジョッターといっしょに、わりと厚手の5×3カードを大量に買ってきたのだけれど、それをシステムリフィルとして使う件、(立ち読みの時点で)目からウロコ、だったのでさっそくシステム用のパンチ買ってきました。
もともと、情報カードの紙質って好きだし、ジョッターと組み合わせて活用できるかもー。(夢はひろがる..。というより、死蔵しそうな在庫の消化にうってつけ~。)
