今までもlogiのマウスの感想をいくつか投稿しましたが、昨年に購入したMX Master3sはとても気に入ってます。
長いことトラックボール派だったにも関わらず、今のが壊れても(or ラバーが溶けても…)、また同じので良いな! と考えるくらいには相性良しなのです。
○ MX Master 3S for MacワイヤレスBluetoothマウス | ロジクール ← logiサイト内の解説ページ
まず感動したのはクリック音の静かさです!
以前に較べれば、「ほぼ無音」と言っても大袈裟ではない…。
指へ伝わる反発もポクポクとひたすら穏やか。
これだけでも、いい値段出しただけあるな!と思いました。
従来品と較べて90%も静かになったそうですが、確かに。
過去に使ってきたlogiマウスは、クリック音がカチャカチャと騒々しいものが多くて、そこだけは微妙ポイントでした。
ホイールスクロール(フリースピンモード)の爆速さも特筆すべきポイントでしょう。
開封当初、動きの遅いスクロールしか出来なくて(しかもホイールからカリコリと引っかかるような音がする)、さっそく壊したか?と焦ったのです。
しかしこれは「ラチェット」という 一行ごとの精緻モードになっていたからでした。
ホイールのすぐ下にある四角いボタンを押すと超高速モードに切り替えることが出来るようです。
接続直後にうっかり押してしまうくらいわかりやすい場所なので、注意しておきたいポイントです。
ホイールがまわる具合からラチェット → フリースピンを自動で判断して切り替えてくれる「SmartShift」というのも存在しますが、私は高速モード固定で(こまかいスクロールも)問題なくやってます。
フリースピンのスクロールは、SNSのタイムライン等々の長ーいページを上下にビューンと流し読みかつ長距離移動するときや、制作系ならばPhotoshopなどで多数のレイヤーがある時もパネル内で素早く目的の位置に到達できるなど、加速を生かした効率良い操作が出来てとても便利に感じています。
更に、logi Options+ という管理ソフトウェアがなかなか優秀で。
logi製のマウスやキーボードの機能設定や管理には必須です。
(上記はoptions+に表示される画面で、機能設定出来るボタンやホイールです)
○ Logi Options+ | ロジクール製品用ソフトウェアアプリ
MX Master 3Sに数多く装備されているさまざまなボタンやホイールに対して、いろいろな機能を設定することが出来、更には「ボタンを押しながら(左右上下各方向へ)動かす」といったジェスチャー操作にも割り当てが可能です。
だいぶ後になってから気付いたのですが、更にそれらの設定をアプリケーションごとに作り込めるというのも良いんです。
よく使うツールを呼び出したり、ホイールで操作したり、(頑張れば)このマウスだけでけっこういろいろ出来るんですよね。
世間で「左手デバイス」と呼ばれる周辺機器をいくつか試してはオーバースペックで持てあましている私レベルには、logi option+で設定のこっち(マウス持ってるほうの手だけ)で充分では…?
という結論になりつつあります。
アプリ個別の設定に関しては、いきなり詰め込んでも覚えきれないので。
超必須機能からちょっとづつ増やしていくつもりです。
現在のところ、PhotoshopやIllustratorにおいては、親指横の壁に付いているサムホイールでズームイン/ズームアウト、
ホイールボタンで押さえてドラッグするのを(ショートカットキーHにあたる→)手のひらツールというのがけっこう作業効率を後押ししてくれる実感。
親指用凹みのかなり下にある「サムボタン」というのが小さく薄くて、これは何のために?と言いたいくらい押しづらいんですが。
すぐ横へ出っ張っている本体のエッジごと、ムギュッと掴むように押しても普通に機能することがつい昨日判明しました。
(↑もしかしたらそうやって使うの?)
MacOSのMissionControlを割り当てて重宝しています。
そして、ホイール下の「トップボタン」には、デスクトップの表示/非表示に。
(ショートカットでFn11の機能です。開いているウインドウが常時多い私はとてもよく使います)
このマウスの高さは、トラックボールマウスのMX ERGOとだいたい同じくらいの、高さがわりとあるオニギリ型です。
Mac純正マウスのように薄型機に慣れている人や、手が小さい人には向かないデザインかも。
そして更なる疲労軽減のために、リストレストの併用はおすすめです。
白いガジェットが人気な現在、ペールグレー色機のほうが人気じゃないかなと思います。
グレーといってもかなり明るいクール系な色味なので、机上の雰囲気もカッコ良くなる(気がする)。
しかしながらこれからのシーズン、定期的に掃除しないと手汗の汚れがラバー上に目立ってきそうなのが個人的に心配です。
先日は万年筆のインクがポチッと青い点になってこびりついており、落とすのに苦労したし…
(「次は黒で買うわ」と思いながら必死で拭き取りました。)
このMX Master 3Sには「for Mac」と機種名につくものとそうでないものがあります。
通常版との違いは何か調べてみたら、USBレシーバーが同梱されていない方が for Mac。
しかし双方、定価は一緒…
サポートに問い合わせたという方のレビューがAmazonにありましたが、「両方、MacとWindowsに対応」とのこと。
ということは、Bluetoothだけでなくlogi bolt接続も確保しておきたいという人には特に、通常版のほうがおトクなのでは?
強いていえば、本体が黒いほうの配色がちょっと違うようです。
通常版はグラファイトという名前で、サムホイールがある面も黒っぽい同色系。
forMac版はスペースグレーという名前で、サムホイール面や手首側のエッジはシルバー色になってます。
(ツートンカラーでカッコいいのは forMac版か?)
接続先は、裏側のボタンを押して3台まで登録の切替ができるので、iPadなどタブレット類にも瞬時に移ることができて便利ですよ。
以下、通販で購入するリンクになります。
○ロジクール MX MASTER3s ペイルグレー ← 機能が同じレギュラー版(こちらはレシーバー付)
というわけで、多機能かつそれなりの値段がする機器なので、目的と予算が合えば…ではありますが。
今のところ、メイン使いするマウスとしてはとてもオススメなので、よろしかったらお試し下さい。
★今までのlogiマウス過去記事
●MX Anywhere 3 for Mac(マウス)を使い始めました。 ← サイズ的に、外出や出張のお供にはこちらで良いなと思ってます。
●親指トラックボールマウスが疲れなくておすすめです。(ロジクールMX ERGO) ← 手首による移動が一切無いというのはとてもラク。今もよく使います。