※当記事はモニターで頂いた植物のレビューになります※
10日ぐらい前に、ほぼ(佐川急便からのお届け通知だけは前日に来ていたという意味で、ほぼ。)突然に巨大な箱が送られてきまして。
なんと今年もPWのマンガベ育成モニター:PWアンバサダー:をやらせていただけることになりました。
Instagramを通じて応募したのは3月頃だったかな?
「発表は発送をもって代えさせていただきます」ってこういうことか…
とても嬉しかったです!
昨年に送ってもらったシルバーフォックスは、LED栽培の冬を乗り越えて5月から再び太陽の光の下に置かれることとなり、トゲトゲの葉も青みが綺麗になってきています。
昨春、ホームセンターで草みたいにフンワリした小さい苗で買ってきたラベンダーレディも、すくすく成長中。
●過去記事:マンガベ シルバーフォックスの1年まとめ(SwitchbotでLED育成中) 2年目の育ち具合も(勝手に)どんどん発信していこうと思っていたところなので、新人が加わるのはとても光栄!
マンガベはアガベとマンフレダのハイブリッド多肉植物です。
アガベほど高額ではないし、成長も速く、草花のような育て方をすればけっこう大きく存在感ある姿になります。
植物の種類としてはそんなに有名じゃないかもしれませんが、園芸初心者だけどカッコいい多肉を育ててみたい…という人にこそおすすめしたい気がしますよ。
昨今の多肉・アガベ人気にあわせて、マンガベもさまざまな特徴をもつ品種が日本に入ってきてます。
○マンガベ | PROVEN WINNERS (PW)【植物の国際ブランド】 花苗|シュラブ(低木)|ペレニアル(宿根草・多年草)|多肉植物 届けたいのは育つよろこび ← PWのマンガベ解説ページ
今回、希望したのは、パープルピープルイーターです。
この系統の植物はインパクトのあるネーミング(「血雨雷神」とか…)が多いのですけれど、これもなかなかでしょう。
この品種も肉厚系で葉が硬く、上方に立ち上がる感じの姿なので、ちょっとシルバーフォックスに特徴が似ているかもしれないです。
40−60センチくらいの幅まで育つとのことなので、まだまだこれから大きくなります。
葉のフチのトゲは小さめです。
先端のトゲは赤くてカッコいいですよ。
(せっかく厳重な梱包で送ってもらったのに、箱から出す時と植える時で何カ所か葉先が欠けてしまいました。
不器用なのでマンガベ植えるといつもこうなる….成長して新しい葉に更新されるのを待ちます。)
青みのある葉に、赤系の小さな斑点が入るため、全体が紫色の葉に見えるということなのかな。
ラベンダーレディもそういう名前ですよね。
マンガベの斑点模様は好き嫌いが分かれるところかもしれませんが、パープルピープルイーターに関しては、密度は濃いけどポチポチは細かく、青っぽい葉色に馴染んでいて一様化している感じ。
今のところは、いぶし銀と言ってよいほどの渋い色です!
届いた時点で葉の最大直径が30センチくらいある、なかなかの大苗でした。
ホームセンターに売っていたちっちゃいのを想像していたものですから、開封してびっくりです。
元々入っていたポリポットの底からもみっちりと回った根っこがはみ出ていて。
引っこ抜くのは諦めてハサミでポットを切り開き、けっこう大きな直径25センチくらいの鉢に植え付けることに。
丈夫な植物であることは太い根っこの束を見るだけでも予想出来、抜いたそのまま鉢に植えてしまっても問題なさそうでしたけれど。
せっかくなのでアガベの植え替えでやっているのと同じく、干からびてる感じの赤や茶色の根はカットして(白いみずみずしいのは残す)、ぐるんぐるんに絡んでいたのをほぐして整理しました。
ポットの縁で潰されて黄色くなっていた下葉も数枚剥がし、サッパリした株元に仕上げてから植え込んでみました。
PWのサイトにあるように、土の配合や鉢の大きさ次第で、成長サイズをコントロールすることが出来ます。
昨年は、長いこと室内に入れる予定があったので、シルバーフォックスはかなり締めて育てました。
(多肉向けの土・水も少なめ・肥料も当初の土の元肥のみ で、冬まで5号鉢でいけました。)
今年はその制約はありませんので、花用の培養土も三分の一くらいは混ぜ、肥料もそれなりに。
土量の多い鉢なので水量はめりはり付けていかないと危ないですが、液肥は草花と一緒のタイミングでやっていくつもりです。
これまでの経験だと、環境次第で葉の色はどんどん変わっていきます。
(シルバーフォックスは、去年の今ごろなどは水やりするたびに青みも増していったなあ。)
葉色を美しくするには日光浴の量にかかっていますが、真夏のいちばん過酷な時期でも葉焼けしにくいよう、今から鍛えなければ。
というわけでベランダ植栽の最前列に置いてみました。
パープルピープルイーターは、冬は-4℃まで耐えられるみたい。
シルバーフォックスは0℃までなので、ちょっとだけ強いかな。
でも、また昨冬のような大寒波が来た時は、寒がりグループをまとめて室内に入れないとね。
LED電球、3コもあるから大丈夫でしょう…
1ヶ月前はカラッポのベランダだったのが信じられないほど着々と花苗も増加中ですが、成長しつつあるマンガベ達(中列でギザギザしているのがシルバーフォックス。その隣がラベンダーレディ)も控えているので、今年はちょっとトロピカルな雰囲気の景色になっています。
この夏も昼は40℃とかになっちゃうんだろうなあ。
地面から遙か遠い場所で育たねばならない植物たちはきっと苦労するでしょう。
ここはしっかり体を作って乗り越えてほしい。
いっしょに頑張ろうねー
関連過去記事:
・ベランダ園芸はじめました2023
・ラグランジア ブライダルシャワーを初めて育てたまとめ記録(3-6月) ← 一昨年はラグランジアのアンバサダーをやりました。(2年目の猛暑で救えませんでした…)