猛暑が長く続いたせいで、夏期(というか、わりと最近まで)の園芸活動はさんざんでした。
半分以上の植物が、まさに文字通り焼けて滅んでしまったように思います。
手すりの下も半透明ガラスという、屋根が空いてる温室みたいなみたいな環境なのでまあ仕方がありません。
と 今だから言えますが、夏が終わってから自分でも意外なほど園芸意欲が落ち込んでました。
お気に入りの:例年なら元気に育つ:草花たちがどんどん枯れていくのを片付け続けていくのは、だいぶしんどかったのかもしれません。
今年の秋冬は「シーズン新作苗」をどんどん買ってベランダいっぱいに並べる貪欲な(?)買い集めは止め、ミニマムな構成でお気に入りだけをじっくり可愛く育てていきたい という心境になってます。
なとどいうことを真剣に語っていますが、家族が言うには「いつもと同じ景色に見える」とのこと。
…そうなんですよ。
耐暑性があるゆえに、この夏をなんとか生き抜いた品種が、今になってようやく気温ストレスから解放されて元気に咲いていたりするので!普通にベランダはにぎやかなのでした。
↑ サントリーフラワーズのトレニア、「サマーミスト」です。
初めて育てますが、とてもとても丈夫。
高温では開花は止まってしまうのですが、どんなに暑くても水が足りていれば葉っぱは生育旺盛で、何度か刈り込みました。
(しばらくは、「森」を育てている気分でした。)
↑ こちらはPWのトレニア、スーパートレニアカタリーナ です。
ラムレーズンという秋にも似合う花色で、黄色いポッチ模様のところが灯りがついているようでとても可愛い。
今はもう、花は咲き終わりました。
↑ PWのランタナ、スーパーランタナ(花色はトロピカルサンセット)です。
黄色から赤に花色が変わってポロッと落ちていきます。
これもたいへん丈夫で、春になってまた芽を出してきた2年目株なのです。
↓ PWのジャメスブリテニア サファリ(花色はモーブスカイ)です。
一見デリケートそうな、LIBERTYの小花柄にありそうな可愛さですが、ものっっっすごく暑さに強いです。
ベランダ園芸民の方々には最高におすすめな品種なので、来年是非。
猛暑に全くびくともせず、8−9月の花付きがこれくらい。
もうひとつの花色「ピーチサンセット」も買えばよかったな。
冬には弱いとのことなので、ダメ元で最後に刈り込みになるかもしれないな…と、少し暖かめの場所(給湯機設備の脇)に置いたら、再びの開花が始まってます。 ↓ 頑張って欲しい…
↑ PWのゼラニウム、スーパーゼラニウムチャンピオン という品種です。
この「オランジュ」は今年の生産が最後みたい。
ピンクオレンジという感じの可愛い花色なんだけどなー。
9月に小さな苗から育て始めましたが、晴天の陽気はまだまだ20℃台後半までいくので、元気よくつぼみを出し始めています。
丸いまとまりの花がとても素敵。
ゼラニウムは1回咲くとけっこう長持ちするのも良くて、いろんな色で育ててみたいです。
↑ 中央列、左から 2色植えのすぐ楽ビーダンス、真ん中がこれも2色植えのすぐ楽星空マム、花がまばらなのはこれから満開に向かってゆっくり育っているため。
右が、そろそろ冬だし終わってしまうかもな感じの 無事に夏を越せたペチュニア、サフィニアアート ももいろハート。
あと、まだ葉っぱだけでゆっくり大きくなりつつ、春にぶわっと咲いてくれるはずのナデシコ(ダイアンサス)も毎年のお気に入りでいくつか育ててます。
↑ たくさん育てている多肉植物のうち、センペルビウムの品種が多めの棚。
(黄色いのは元々黄色いのが特徴のゴールドナゲットというセンペルビウム、白いのはラウイというエケベリア。)
寒くなれば、赤やブラウンに紅葉してくれるはずなのですけれど、今年は皆こんな感じです。
というわけで、園芸欲が落ち込んだと言ってるわりにはじゅうぶんな品揃えですね。
育成記録手帳も調子よく運用が始まってますし、しっかりとお世話をして冬を乗り越えていきたいと思います。