既にSNSでちょっと盛り上がった話題ではありますが… 今年入手した「クラシ手帳2025」、残念ながら万年筆に向いた紙質ではないと判明しました。
文字が2段階くらい太くなり、インク裏抜けもわりと多めなのです。うぅむ。
(この件に関しては、↓ 記事中「記入開始後の追記」に書き足してあります↓)
トモエリバーでもいろいろ種類があるので、そのような仕様の紙へ変更したのかもしれないし…
詳細な理由は(特に問い合わせもしていません。個体差なのかトモエリバー生産側の都合なのかも)不明です。
これまでの私の場合、クラシ手帳はベランダ園芸の管理用に使っています。
完全な趣味モードなので、主に万年筆(キャップレスの細字など)で書き込むことが多いですし、今後もこれで続けたいのです。
そんなわけで計画変更だな…と、手帳探しの旅を始めていたのでした。
しかし、クラシ手帳、ボールペンやシャーペンなどの筆記具で使う分には全く問題ないです。
今回の改変(と思われる)件は、大多数の方にとっては心配しなくてよいことと言えましょう。
表紙も中身も、デザインが素敵なことには変わりありません。
私も、今回の購入で純正クリアカバーや別冊ノートも新しいのがある状態ですから。
本格的に使う前から諦めたくはないので、ボールペンやシャーペンに限定できる 何か他の用途を考えることにします。
外に持ち出す時用にしちゃおうかな。
来年の植物管理はどうしようかということになりますが。
システム手帳(週間レフトのリフィル)でやっていた時期もあるし。
でも今の気分としては、こういうのは時系列で固まった綴じ手帳がいいんだよなあ ←個人の見解です
というわけで、ほどほどの情報量が書き込めるサイズの市販縦長判型手帳を探してみたのでした。
書店の手帳売り場など検討した結果、次はNOLTYの「ポケットカジュアル」にしました。
サイズはタテ153×ヨコ90×厚12ミリ。
160×90のクラシ手帳よりは背が低めです。
能率手帳普通サイズの144×95×11ミリと較べると、ほんのちょい細長い感じでしょうか。
仕様詳細は下記の ↓ 公式販売サイトでご覧下さい ↓
この「ポケットカジュアル 1」の中身デザインは、いちばん王道と思われる(ので、カバーも怒濤の4色展開…!)週間レフト式です。
カバーは、ポケットカジュアルのデザイン特徴でもある ふちのステッチがアクセントにもなっていて、しっかりした厚みのものです。
これなら年間さほど劣化もないまま使い続けられるだろうな!と予想出来る。
汚れたら容易に拭き掃除出来ることも合皮カバーの利点ですからね。
浅めのシボの凹凸と厚み触感が、革と勘違いしそうなくらい素敵なので、パキッと明るいオレンジ色にしてみました。
「サーフグリーン」は、青みの強めな爽やか系グリーンで、こちらとも迷いました。
黒やネイビーは、これとは違う雰囲気の型押しになっています。
カバー後ろの内側にはペンホルダーや、上から差し込める小さなポケットが付いているのも満足。
紙は、NOLTYの手帳の多くで使われているので既にいくつかの手帳で使用経験がある、ホワイト系の用紙です。
同社製の手帳紙のなかでは、比較的薄め軽量の部類かもしれません。
とはいえ表面が滑り過ぎることもなくて、お気に入りのペン全般で何の問題なくスルスルと良い書き心地なので自分的には「安心な紙」のひとつなんです。
この手帳にした決め手のもうひとつは、手に取って初めて知ることができた「開きの良さ」です。
この「ポケットカジュアル」は、真新しいうちから容易にスパッと手の上で水平近くまでに開くので、店頭で試してわりとびっくりでした。
(NOLTYの小型手帳製品を店頭で試してみると、開きが「良いね。OK!」というのと「おそろしいほど良い。すごいな…」の2群にわかれますが、ポケットカジュアルは後者です。何か新しい技術が使われている気がする…)
この手帳の中身、上の画像のとおり、最初に月間ブロックページがあり、その後は週間レフトページになります。
日付の入った左側は無地、右のメモ欄は5ミリの横罫です。
巻末は、横罫・方眼あわせて36ページのメモがついており、私の場合はこの量ですら使い切れるか心配なほど十分な量です。
いちばんチェックすることが多い「よく使う植木鉢の、各サイズ容量表」や、「(月別で)新しく購入した苗リスト」などをメモすることになりそう。
植物の品種ごとの状態や手入れの経過を記すメモを、この1,2年はデジタルでも入力してるので。
手書きのほうは更にコンパクトなB7くらいの判型にしておくか? も迷いました。
そのあたりは、試行錯誤でゆっくり見定めて次の2026年用を決めるときまでの課題とします。
日々の気温や天気、うまくいかなくてモヤッとする気持ちや枯れちゃった時の反省文(?)含めて、アナログで記録しておくからこその良さはあります。
「ふとした時に手に取って確認する楽しみ」なんてのも、手書きの醍醐味だよなあ!とも思うので。
とりあえず来年はこのNOLTYポケットカジュアルで、ベランダ園芸を楽しむことにします。