あっという間に3月も終わろうという時期で、もう完全に春ですね。
例年ならば、今がいちばん各種の苗を買い込んで忙しいシーズンなのですが…
建物の外壁工事はまだまだ続いており、ベランダは使用禁止です。
部屋の中で少量育てている植物たちも、こんな良い季節に電球の下では可哀想な感じ。
●過去記事:ベランダ園芸休業中…(アガベなどLED栽培はじめました)
LED電球は、朝7時から夜7時までの12時間つけています。
予算的な問題もあり、全ての植物が適正な光量を浴びている状況ではないのですが、今のところほとんど問題無く育っています。
電球から遠めな棚の多肉植物はヒョロヒョロと徒長気味になってしまい、一度切り戻したところ、再び新芽が再生中です。
アガベ他、わりと近めに照射しているグループは元気です。
LEDの時間制御については、昔ながらのダイヤル式タイマーなコンセントをホームセンターで見かけたのでそちらを買いそうになっていましたが、同じ時期にAmazonのセールでちょっとお買い得になっていたSwitchbotの「プラグミニ」を選択。
(見た目が圧倒的に小さくてシンプルなため。)
iPadに入れた専用アプリでタイマー設定しています。
時刻だけでなく、当日の「日の出〜日の入り」までの時間帯なども可能なんですよ。すごい。 Alexaアプリとも連携させて「ライトを消して」などと声でお願い出来るようにもしてみました。便利。
関連の装置を駆使すれば、いろんなことが自動化出来るみたい。
カーテン開けてくれる装置など、試してみたい気がします。
○SwitchBot(スイッチボット)| Japan公式サイト – SwitchBot (スイッチボット)
↑ Amazonで買いました。便利なので2個セットもおすすめ。
うちに来て1年になろうとしているシルバーフォックスですが、
今回の「冬からベランダに出せない」という特殊事情を考慮して、春夏はとにかくあまり巨大化しないように気を付けて育てていました。
●過去記事:マンガベのシルバーフォックスを育て始めました。
↓ ※5月頃の様子。となりの草みたいなちいさな鉢もPWのマンガベで、ラベンダーレディ。
シルバーフォックスを知る以前から憧れの品種でした。ホームセンターで買えると思わず本当に嬉しかった!
マンガベは水や肥料しだいで育ち方がかなり違ってくる植物のようで、雨嵐に晒してしまった翌日などは、ニョキッと大きくなっているのが明らかにわかるほど。
↓ ※6月の終わり頃。
春の赤っぽさが抜けて青白い特有の葉色が出て来ました。背が伸びてきてパイナップルみたいになってきました。
販売元のPWのサイトにも「大きく育てたい場合」と「小さくキープしたい場合」の説明が載っています。
○マンガベ | PW【植物の国際ブランド】|多肉植物 届けたいのは育つよろこび
特にこのシルバーフォックスは葉が硬く肉厚な品種です。
水も肥料も少なめ環境にもかかわらず、過酷なマンションベランダの猛暑にも耐えてくれました。
↓ ※7-8月の真夏の様子。元気にしてましたが、周囲の鉢が猛暑で次々に枯れていった中、9月に入ってからちょっとだけ葉焼けしました。
その後は真冬まで、5号鉢にそのまま植えっぱなし状態で育てていましたけれど….
日々のLED照射と部屋の空調に勢いづいたのか、株元が下葉や新しい子株たちで大混雑に!
地面も見えなくなり、ジョウロを差し込む隙間が無くなってしまったのでした。
そんなわけで2週間ほど前に、室内で二回り大きい鉢へ植え替えを決行です。
使用した鉢はリッチェルのボタニー プレーンポット20型。
(今までは15型。数字は直径です。石っぽい表面質感と厚みですが、軽いプラスチック鉢なのでおすすめのシリーズ)
これは、ピタッとスノコという鉢底にはめる網状の製品です。(園芸系YouTubeで知った)
○ピタッとスノコ | 新製品情報 | アップルウェアー株式会社
底面の形状によりますが、23型タイプで6-8号くらいの植木鉢に使えます。
昨年ためしにペチュニアなどに使ってみましたが、鉢底石不要になるってすごくラクなんですよね!
何シーズンでも使い回せるし、平らにして収納できるし、鉢も軽くなるので全ての鉢植えにこれを使いたいくらいなんですけれど。
ホームセンターの鉢売り場にたくさんありました。ちょっとづつ買い足していこう…
アップルウェアー ピタッとスノコ 23型 2P ホワイト ← ちなみにホームセンターではこのサイズ2枚組で300円くらいですのでご参考に。
春のうちにはベランダ園芸も解禁になると思われますので、
それなりに大きく育ててやりたく、肥料のほかに培養土など少量混ぜて水もちを良くした配合にしています。
子株は、今までの親株の犠牲になって斜めに潰されたヒョロヒョロも含めて5本 収穫できました。
多肉用の土に植えて見守っているところです。
1本でも良いのでうまく根付いて次の世代を増殖できればと思っているのですが、どうでしょう。
昨今のエケベリアやアガベ育成の流行に隠れがちですが、マンガベは観葉植物的に成長していく楽しみを味わえる、美しい多肉植物です。
2年目も元気でいて欲しい。
購入当初はヒョロッと草っぽくて、私が知っているあの美しい品種とは違う植物なのか?
と心配したほどのラベンダーレディも、電灯の下で元気に可愛く育っていますよ。
残念ながら子株は見つからず、小さいままなので5号鉢のまま観察中。
今年はこのコも外で大きく育てたいです。
というわけで
そろそろお店の下見と春(というより初夏になっちゃうね)の予習を始めないと、お花の育て方を忘れてしまいそう。
室内メンバー達と楽しみに待ちたいと思います。