先月くらいに発売されて話題になっていたボールペンです。
久々の外出と重なったので早速1本買ってきました。(税込み定価 550円)

ゲルボールペンのユニボールワンから、短め・太軸になった新製品です。
店頭で手に乗せてみると、コロコロな雰囲気がネットの画像で見るより遙かに上をいく可愛さ!
※上写真の手帳バインダーはミニ6サイズです。
くすみパステル系が中心な軸色も素敵。
私が購入したのは0.38の芯が入ったうすみどり色の「はっか」です。
線幅0.38と0.5の2種類がありまして、軸色は下記リンク先のように分かれています。
(インクの色は全て黒です)
○ユニボール ワン P|日常の中で癒やしを感じられる、ぽてっと愛おしい軸形状
短寸ながらも持ちやすく書きやすい、最適形状を目指しました。

もともと、ユニボールワンは
主に普及型の白軸タイプ
○ユニボール ワン 三菱鉛筆株式会社 と、
ユニボールワン F というオシャレな軸色+ラバーグリップの無いデザインの
○ユニボール ワン F|ボールペン|三菱鉛筆株式会社 に分かれています。
私は既に「F」の0.38 消炭 と、0.5 茜空 を使用してます。
今回の「P」は、このFタイプの流れをくんだものですね。
ツヤ無し表面のサラッとした触り心地も一緒です。

新しい「P」の何に感動したかというと、レギュラー軸(長いほうの軸)と同じ芯が使えるということ!
ミニ軸用の芯を別途用意しなくても済むのがとても親切。
ひねると、軸の中央付近で分離して芯の出し入れが出来ます。
(締まっている時の継ぎ目のわからなさ、けっこう驚きます。)
先端からノックボタンまでの、軸の中をみっちり活用して芯が入ってるのでした。
ついでに言ってしまうと
レギュラー軸のユニボールワン芯が入るということは、他のゲルボールペンの芯(単機能ノックタイプの軸)もたいてい換装出来てしまう
ということも見逃せません。
私が試したところだと、何年も前から愛用で芯を箱買い済みのシグノRT-1、それ以外にジェットストリームやエナージェルも入っちゃった。
他にもいろいろいけると思いますので、近いかたちの芯に心当たりがあればやってみて下さい。
(ジュースアップは駄目でした)
ユニボールワンそれ自体も、限定含めてかなりの多色展開です。
それらの芯をP軸に入れて楽しむのも新鮮かと思います。
M5手帳にもピッタリ合うコンパクトさが評判のP軸ではありますが、太い直径のおかげで手の中でもしっかりと安定する書き心地。
持ち歩き用や小型手帳用 など、ミニペンにありがちな使いみちに絞ってしまうのは勿体ないです。
レギュラー軸(F)を使い始めた時も質感や書き心地に感心しましたが、Pもなかなかすごい。
これは1本じゃ済まないであろう予感。
ユニボールワンは、ゲルボールペン界隈で群を抜く「まっくろけな黒インクの濃さ」に定評があります。
いい意味で目と記憶にささる濃さなので、勉強用にも推奨されているゲルボールペンなのです。
今回購入のP「はっか」軸は0.38ですが、試しに上記F軸の茜空に入っていた0.5芯に付け替えてみたところ、細字ぐらいの万年筆でカーボンインクをフロー良く使ってるような…
みずみずしいまっ黒けな筆記になりました。
0.38だともうちょっとキリッとした真っ黒けなのですが(?)、私は0.5のたぷっとした筆記感がすっかり気に入っちゃった。
というわけなので、
まずは純正の芯でくっきりな黒を味わい、2本目以降で中身を遊んでみるというのも良いですよね〜
(パステル系の軸色同士で上下を組み替えたりしたら…きっと可愛いですよね〜)
と、次の買いものを楽しみにしているところです。
※能率手帳ゴールドとの大きさ比較は下のような感じです。
(唐突に写されたアガベは、室内でも良い感じに育っている笹の雪です)

