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KindleをOasisからPaperwhiteへ世代交代しました。

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2019年に買ったKindle Oasisを、今年の春にPaperwhiteへ買い替えました。
(2024年10月に発売された 第12世代)

Kindle Paperwhite シグニチャーエディション (32GB) 7インチディスプレイ

↑ 詳細は販売ページをご覧下さい。セールの予告なども表示されるかもしれません。

Kindle Paperwhite
ヒスイ色のファブリックカバーをつけたPaperwhite。フタの開閉で本体のONOffできます。

Oasisの新型が出るのをずっと待ちながら使っていたのですけれど、どうやらこれでもう廃番らしいので。
押しボタンでページめくりが出来て、コンパクトで持ちやすい本体、明るく高精細(300ppi なので現在発売中のさまざまな機種と同じ)な画面 と、唯一無二な機種だと思っていたのですけれど…

近年になって動作の遅さ(スリープからの起動やページめくりの反応など)がちょっと気になるように。
あと、今どきMicroUSBでの充電というのが、私の持ち物の中ではこれだけになってしまいました。
USB-Cとの小さなアダプターを噛ませていますけれど、なかなか面倒で。

あと、夫が既に大型のKindle Scribeなどの近年の機種を買っていたので、触らせてもらうともう笑っちゃうくらい速い。
ずいぶん長く使ったし、Oasis(押しボタン式)にこだわる必要もないかなあ、と思い切ったのでした。

Kindle ScribeとKindle Paperwhite
Kindle Scribeは10.2インチ画面、Paperwhiteは7インチです。

↑ Amazonでは、セールなどで価格が変わることもあるので、そのタイミングを狙うのも良しです。

新しいKindleは、ヒスイ色(濃いけれど爽やかめなグリーン。緑多めのあおみどりと言っても良いかもしれない)がテーマになっているようで、本体も真っ黒とジェードという選択肢がありました。
ジェードは、裏側全面と、上から見ると黒い枠のエッジにちょっとみどり色が見えるデザイン。
私は、全部真っ黒タイプにしておきました。
将来、たとえば赤いカバーなどへ買い替える可能性がゼロでは無いし。

しかし最初のカバーは、純正ファブリックカバーのヒスイを選択。
本当は革バージョンが欲しかったのですけれど、今回のカバーの場合、爪傷がすぐにつく革質らしくて国内外のレビューコメントを見たところあまり評判がよろしくない。
「それが味だから」などと言ってられないくらい激しい傷だらけの写真の数々がレビューに上がっていて、ちょっとやめておこう。
となったのでした。
Oasisにつけていた革カバーは、「これ、何かの樹脂なのでは?」というくらい合皮感が強いもの。
私はわりと気に入ってましたけれど、強く硬い仕上げにすればその結果「こんなの革じゃない」と言ってるレビューも多かったので…極端だよなあ。

ファブリックカバーはとても気に入ってます。
布目のざらりとした表面が滑り止めにもなっていて、たとえば電車の中で立って読む時なんかもしっかり持てる感じ。
色も、おしゃれグリーン(?)な感じでわりと好きだなと思いました。
ちょっと高額ではありますが、カチッとジャストサイズではまる、揺るぎないサイズ感が純正カバーの強みです。

とはいえAmazonを検索すると大量に出てくる他社製のカバーでも全然いいとは思います。
Paperwhiteなら種類も多くて選び放題、価格も純正と比べると非常に安いのも魅力です。
そのあたりの事情はiPadカバーと同じですね。
軽く持ちたいなら使う時だけ取り出すスリーブケースや背面だけを覆うシェルケースという選択肢もありでしょう。

Kindle Oasis と Paperwhite
Oasisでは革カバーをつけてました。

肝心の操作感ですが、もう「なんでもっと早く買い替えなかったんだろう」と呆然となるくらい快適でした。
Paperwhiteのレビュー欄には、いまだにOasisを懐かしむ声が散見されますけれど、私の場合は「もう時代は変わったんだ!」と宣言できるくらいには諦めがつきました。
起動もページ遷移もスパスパと普通のタブレットの如く素早くて(←Oasis比)感激です。

押しボタンは押しボタンで、100%良かったわけではなく。
たとえば夜中にベッドの中でめくるときは「ぷち…」という押し下げ時の物理的な音←非常に小さいけれど、寝静まった無音の寝室では何となく聞こえる:がわりと気になっていたのでOasisでも画面タッチでめくってました。
新しいPaperwhiteは、画面の片隅で、指先の指紋が当たったか当たってないか くらいのほんのちょっとの接触でスルッとページがめくれる反応の良さが素晴らしいです。
すっかり「もうこれでいいです」という判断になりました。
買ってよかったですよ。

大きさは、Oasisのほうがましかくに近くて可愛い感じはありましたけれど、さほどの差も無く持ち運んでいます。
eインク画面は、電車の中などでも日射などの光に影響されず印刷物のようにくっきり見えるところがとてもいいです。
海外ではカラー版のeインクKindleが発売されているみたいですけれど、いわゆる初期不良が多く評判が芳しくないようです。
品質が安定したら体験してみたいなー。

Kindleなんて、アプリが入ってればスマホでもタブレットでも読むものは一緒じゃないの!
という意見もあるでしょうが、実は環境ごとに字の見え方のオプションが違うのです。

  • Kindleアプリ(スマホやタブレット、デスクトップにも入っているKindleアプリ)
    • ゴシック体と明朝体から選べる
  • Fireタブレット(Amazon純正のタブレット。OSや入るアプリはアンドロイドに準じているが、とりあえずAmazon独自。セールなどで狙うとけっこう安く買えるし、Kindleだけでなく各社配信系の視聴にも問題ないスペック。)
    • ゴシック体と明朝体と筑紫明朝体から選べる
  • Paperwhiteなど、Kindleのeインク端末
    • ゴシック体と明朝体と筑紫明朝体から選べて、字体の「太さ」も変えられる

筑紫明朝のフォントは、普通の明朝体よりすこしクラシックなアナログ的味わいがあり、落ち着いて読める気がしますので…
私はなるべくAmazon系の端末を使いたいのです。

Kindle Paperwhite
青空文庫収録の寺田寅彦 著 「丸善と三越」 今のところ、文字の太さは5段階の変更が可能。
これは筑紫明朝をかなり太字に設定してみた画面。読みやすい!

文字が太く出来るって、フォントのサイズ以上に有り難みが大きいオプションなんですよ。
ちょっと小さめの文字だったとしても、太字だったらかなり視認性が上がるんです。
明朝系の、縦横で太さに差があるフォントでも疲労少なく読めるのがとても魅力。
(漫画など、画像固定系の書籍は変更出来ません。)

というわけで、Oasisは、長いこと使っていたので(2016年の初代から一回買い替えているので2代に渡って使った!)海外含めていろんなところに連れて行った思い出もあって名残惜しいのですけれど。

Kindle Oasis
これは過去の写真。このサイズ感は好きでした。
海外旅から病院の待合室まで、いつも一緒だったOasis…!

今回のPaperwhiteは非常に満足しているので、これも長く使っていきたいです。
欲しい本、まだまだいっぱいあるんだよなあ。

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