順調に5年目の分も届きました。
写真のために数字ごとに並べているとまるでトランプみたいになってきた...。
都会まで行かなくても、もう少し経てば近所の書店でも並ぶのかもしれませんが2012年版はあっさりと通販で入手。
ツヤ具合やシボの感じなど、こういう革なりの僅かな個体差を自分で選ぶおもしろさも今まであったのですが、
「どういうのが来るか開けるまでわからない」
を楽しめるようになったのも5冊目ならでは(かも)。
開封直後はいつもつるりと一律な表面質感で、反射率のせいで色まで違って見える(少し赤みを帯びた感じな)んですが。
これが年末になる頃にはツヤも沈んできて、フンワリ触感が増してきます。
この変化が面白いので、やっぱり今年も最後のページである大晦日まで使い込んでやろうと思ってます。
今年の、つまり使用中の’11年版は、巨大で深めな引っ掻き傷が何本か斜めに走ってまして、ウルヴァリンが通過したような有様になってます。
原因不明!
出不精な私でもコレだけは唯一の「外出にもっていく手帳」(そういえば今年は海外にも連れて行ったし。)となっているので、くたびれ方も本格的になりつつある秋です。
薄くて小さいので、今までのバックナンバーも引き出しに入れていつでも閲覧出来るようにしてあります。
今後、冊数が増えてもなるべく仕舞い込まずに管理していきたいと思ってるんです。
同じ時期にどんな用事があったか、何をいくらで買っていたかをササっと確認するのに意外と昔のまで遡って確認すると便利なことがあって。
逆に、他の手帳(クオバディスやほぼ日手帳など)はある年数が過ぎたら処分というのは自分で決めています。
要保存と思ったほどの大切な件は抜き書きすれば良いし、つれづれな日誌系の手帳は一定期間で役目が終わると思ってるので。
前回記事に書いたクオバディスも、ブログに写真をアップしてから潔く3冊くらい処分しました。
もうね、いちいちノートとか手帳とか、愛着があるからといって今までのゼーンブ取って置いたらたいへんな冊数と専有面積になっちゃうんです。
それがいちばんの理由!
能率手帳の場合、書き込む内容も上記の「将来の参照に役立つ」「持ち出し先ですぐに役に立つ」に絞った感じになってます。
(典型的”予定”以外にも家事の記録、メモ欄には近々買うべきもののリストや発売日・公開日など。
行動目標やTODOリストは極力クオバディスの役目として役割を区別。)
私が能率手帳を使い続けるのは、
「大昔からレフト式レイアウトで手帳を使ってきた自分にとって最も自然」
だからなので、こればかりは人それぞれの相性ですよね…。
(ゴールド版の特徴である、巻頭の月間予定表の列は、今年も90度倒して横書きする「1日1行備忘録」として使うことでなんとか決着がつきました。)
後ろの、同じ革製のバンド付ポケットには5×3の情報カードを何枚か(最後の1枚はフセンを数枚づつ貼り付けてある)挟み込んでいるのもここ何年かの傾向です。
この手帳の場合、付録の補助帳よりはカードにメモする方が私には合ってるかも。
全然可愛くもお洒落でもないんですが、どんなに時間が経っても丈夫なままでしなやかな綴じや、たった1年でどんどん表情がかわる羊の革や、全く書き飽きない上質な紙などに支えられて、4000円超の値段にも納得がいく生活密着度になり、毎年当たり前のように買うようになりました。
(これよりすごい手帳はあると思うんですが、まあとにかく「続くこと」も大事だと思ってるんです。)
というわけで、今回でまずは「来年ぜったい使う」構成は揃えました。
気を引き締めるべきはこれからでしょうか。
ちょっと試してみたい・再び使ってみたい手帳達のリストが背後にしのびよってきています。うぅむ。