\ 旧ブログの文具カテゴリー記事、毎日こちらへ移動作業中/

しゃきっと四月始まり。(ほぼ日手帳 2007)

4月だー。
気がつけば、すっかり春です。
天気は悪かったのですが、買い物のついでに立ち寄った公園で撮影。
桜の森、のようにに咲きまくっていたのですが周囲は誰もいなかかったが不思議でした。

手帳も、今月からピンク色のレイアウトになってました。

私の生活特色上、スケジュール帳に「携帯(持ち歩き)に便利なこと」はほとんど必要なかったわけですが。
さすがに時節柄に加えて引越目前という特殊状況下なので、カバンに放り込んで日々どこかに連れて行ってる状況。
そういうときはやはり、文庫サイズくらいのコンパクトさが有り難いです。
春始まり版で、ほぼ日手帳を再導入(昨年夏くらいでいったん使用停止してましたスイマセン..)してみましたが、さてどうなることやら。

あくまでも”私の基準”で述べますが、数年間の使用経験から思ったのは
●「なんでも書く」ことを目指すとA6程度の1日1ページではとても足らない。目的(or深度)を絞る。
●気の向くままに書き込みすぎると、読み返すときに目的の記述が見つかりにくくて疲れる~。
 (例え「年間予定表」部分でそれなりの内容索引を作ったとしても。)
 こういう内容はこの位置に(orこの色で)書く、というある程度の視覚的工夫は必要。
●腕力のない人は、貼り込みはなるべくしない。太って重くなっていつの日か持ち歩かなくなり、それとともに使用比率もダウン!

….というわけで、
書き位置なんかは、今回からフランクリン・プランナー的な感覚を入れ込むことにしました。
(時間軸もそこそこ活用し、あとToDo用に「秘密の縦ライン」と呼ばれる区切り線も活用。達成記号なんかも真似しようかと。こういうのはいままでのほぼ日上では全く無視していた要素。)

とはいえ、いかにもな「目標達成・夢を叶える」云々系な緊張感ではなく、ざっと眺めてその日の記憶がぼんやりと思い浮かぶような、どちらかといえば日記(今日はこんなことをやりましたー)みたいなことが伝わるメモ書き手帳にしたいと思ってます。
ホントの「予定」はクオバディスの週間管理でやっていけてるし、引越のような「専門事項」はマルマンの文庫ノートに分冊できてるので。
ゆるーく、しかし不可欠に私の1日を(同行しつつ)見守ってくれる存在にすることが目標。
まだ2日しか使ってないけど!

トモエリバー紙はすべすべしていて、なんの筆記具を使っても気持ちよく書けてしまう紙なのだとは思いますが、薄さゆえか、あまりインクが中に入っていかない感じはします。
中字くらいの万年筆から、なみなみとインクが盛り上がる描線になってしまうので、4mm方眼ということもあるし、やはりおすすめは細字や極細字ペン先。
それでも手帳は「サッと書き込んで、サッと仕舞うもの」という考えの方には、万年筆で使うのは、たびたび不都合かも。
(閉じると、反対側のページに、文字がぺたりと転写されます。ローラーボール系もきっとこうなるでしょう。吸い取り紙とか挟まないとダメなのかも…
とはいえ、それは面倒すぎるので外出時はボールペン持って行っちゃいます。ヘタレだなー)

でも、この特性ゆえかインクフロー良い万年筆で書いた文字が、他の紙とは違った「ポッテリ」した線端とインクの濃淡溜まりが楽しめて実に味わい深く…。
書き心地はもちろん、水上スキーのようですよ(謎)。 149のMニブだと盛大にインクの山ができますが、少なくともロイヤルブルーインクでは裏に抜けません。
たっぷり時間をかけて乾燥できる、机上固定形態ゆえの道楽です。
しかし当然のごとく、このちいさな方眼にちゃんと並べられるようなちいさな字は書きにくい…
モンブランだとF、パイロット(キャップレス)でもMくらいまでが実用的に書きつけられる線幅かも。という感想を持ちました。
(プロギア長刀のMFなんて、あの強めのコシと、鉛筆っぽいシャリ感が実にトモエリバー向けだと思うんだよなー。
ラミー青インクを入れて使っている私のはフローも少なめな感じなので、個人的には「ベストオブ・ほぼ日用万年筆」と勝手に決めてます。)

…といつのまにか万年筆話になっていますが…….ズガーン!(効果音)…..今年は、まだ一本も買ってません。
机と椅子と本棚の買い付けが無事終わるまでは自粛中。


  • URLをコピーしました!