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エクリドールの小さなシャープペンシルを買いました。

以前から欲しくて迷っていた可愛いシャープペンシル、とうとうポチってしまいました。
シルバープレートにロジウムメッキ軸のエクリドール、これはミニ(XS)サイズです。
綺麗だなー。

カランダッシュのペンは蛍光イエロー軸の849ボールペンを持ってまして、その書きやすさに結構ハマってます。
気付けばついつい複数本集まってしまうという、ご愛用の皆様の声も納得のクオリティで。

色違いで買ってみようかなと思っていた矢先・・・エクリドールに飛び移ってしまったのは「ベネシアン」の美しさにヤラれてしまったからなのですけれど。
しかしこれ、このシリーズ独特の「手に優しい丸みのある六角軸」からは相対する持ちにくさでして。
(あくまでも、私だけの感想ですが。握り圧力や角度の癖によっては、カドが”ささってくる”感じるかも。)
それでも意外と、放置というほどでもなく使い続けてるのは、やはり見た目に惚れているせいか...

というわけで、「次こそ”ふつうの”エクリドールを使ってみたい」と行き着いたのが今回。
現状、ボールペンに対する物欲は使用頻度と共にかなり低め(もうこれ迄で十分、良い出会いもあったし!)なので、こんどはペンシルで。

彫り模様はマヤという名前のものです。
エクリドールを知った時からこの図柄で欲しいと思っていた(ベネシアンに気付かなかったらBPもこれで買ってたはず。)くらい好みです。
ラーメン模様などと言われたりもしますが(笑)、四角い渦のグレカパターンの線で、地味すぎず派手すぎずのキラキラ感が出てまして。
もちろん、表面は非常に滑らか。

全長はちょうど10センチくらいで、私だと、(外側からみると)書いてる時の握った手からノック部分がちょこっと出る位の短さ。
それでもびっくりするくらい書きやすい。
サイズから連想するような簡易用途じゃなく普段づかい出来る心地よさで。
この長さとはいえ20gはあるので、重量感がほぼ完全に手の中に収まってることで、すごく安定してるんですよね。
それでなくとも下の方を持ちがちな私は、長くて重い軸は遠心力で振り回されるのをいつも感じているので。

もちろん各パーツ、先からお尻まで、グラつきや筆記中の振動触感も全く無しのハイクオリティさで大満足。
使う芯は、普通の長さの軸だと0.7mm径なんですが、このXS軸だと0.5mmです。
もともと入っていたのはHBだと思うのですが、早速手持ちの濃いめ芯に入れ替え。
樹脂の軽量軸だと4Bくらいが最小限筆圧でもねろりとして心地良いのですが、ちょい重め軸の場合はあまり濃いと減りすぎ/柔らかすぎで却って疲れる。
けっきょく2Bくらいが気持ち良い滑らかさで書けることを発見しました。

この軸サイズ、上写真のとおり、ロディアの11番などA7系のメモに添えると抜群の相性です。
もちろん、Moleskineなどの小判型のノートや能率手帳ぐらいのコンパクトタイプにも、こまかく書き込めるからおすすめ。
・・・一生モノのお洒落携帯型シャーペンとしてイケるであろう。
という確信で買ったのですが、上に書いたように、全く普段づかいで問題ない日々です。
私の手の場合、レギュラーサイズで買ってたらむしろこのフィット感はなかったかも!

ちなみにこれ、革の専用ペンシースがついてまして、とても使いやすいです。
中身よりタテヨコだいぶ大きくなるのですが(まるで寝袋だよ)、これに包んでしまえば傷など気にせずに一本だけであちこち持ち歩けるのが嬉しい。
第一印象では、黒以外で欲しかったなと思ってましたが、非常に使いやすいし、顔を出したシルバー軸のきらきらが映えるので今はお気に入りです。

定価は15,000円とそれなりにするんですが、並行輸入の店舗でポチったのでかなーり安く購入できました。
(万年筆じゃないからそんなに慎重にならなくてもいいやという考えもちょっと有り。) このペンシルには巨大すぎると思いましたが、メーカー化粧箱に入った上に、本体は密封袋入りで届きましたし、保証書もついてたしで全く問題なかったです。
いい買い物しちゃったなー。

私にとってメカニカルペンシルは万年筆の次に好きと言ってよく、最近じわじわと良いものが集まりつつある(・・しかし深みにはまるのが怖いのでかなり抑えてるとも言える)分野。
次は849の0.7mmペンシルを早速狙い中です!白軸いいよね!

●ペンシル関連の直近過去記事●・・・うーん、この時期は毎月買ってたんだな(反省)

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