ツヤツヤなメタリック青軸に一目惚れし、出たばかりの昨年秋頃に買ってしまいました。
相変わらず「限定品」に弱いです。
このデザインの水性ボールペン(海外仕様で、べっ甲のような塗装の「ハバナ」のほう)を丸善店頭で試して書き心地に感動した思い出がありまして、あれと同じ形状ならと、さほど迷わず決めました。
0.5mm芯です。
トンボのマークが可愛い….!
最も特徴的な件は、シャープペンシルなのにキャップ付きであることかと思います。
春に購入して持っている「ケリー」もそうですが、バッグに入れて旅先へ携帯するにはなかなか便利だったのでした。
今回のZOOMも同じく、後ろに差したキャップごとでもノックして芯を出すことが出来ます。
ただし元々長めな軸だし、ケリーのようにコンパクトサイズにまとまるような構造ではありません。
書くときは基本、外しっぱなし状態が私の手には合いそうです。
キャップは緩すぎず硬すぎずで、上品な手応えでゆっくりはめ込むことが出来ます。
鉛筆芯なのでその都度しめる必要は全く無しですが。
一日の終わりで机上を片付けるときには、ポチリと音を立ててキャップをつけてあげたい気分に。
太軸(持った感じ、モンブラン146と同じくらいか?)で、グリップ部はほんの少しくびれていて、とても握りやすいです。
ここのグリップ部分と、デザイン性も兼ねてなのかキャップ直下の軸なかほどにも黒いラバーを使っていまして、手の中での滑り止め効果は抜群。
こういう素材のグリップはなるべく避けたいという方もいらっしゃるでしょうが(私もそう)、まあ使ってみてもいいかなと思える程度には、シッカリめの硬質なタイプです。
そして、キャップ込みだと36gのほどよいずっしりさで、前重心気味。
・・・というわけでこれ、私にとっては今のところ大量筆記でばりばり使えてます。
勉強や執筆にと、みっちり書くための用途に向いてるんじゃないかなー。
まだ夏を経過してないし、グリップの経年変化などはちょっとだけ気になりますが。
この重量感だと、持ち運び時にペンケースやポケットの中を突き刺しそうなのでキャップ付の方がいいですね。
万年筆と見分けがつかないような葉巻型なのもカッコイイです。
色は艶のあるアルマイト仕上げで、鮮やかめの瑠璃色。
同じような仕上げのプラチナ プレジール青軸よりずっと明るいし、持ってる中で比較的近い気がするのは艶消し加工ながらラミー オーシャンブルー(ブルースター)ですが、ZOOMのほうはテカテカしている分、だいぶ彩度が上に見えます。
これはいい青だなあ。
インクでこういうの無いのかな?(と、いつも考える癖が。)
このシリーズ、色違いのシルバー軸なら0.9mm芯用もあることも発見。
個人的に太芯ブームがきている今ならコレを先に買っても良かったか?
(とはいえ、この0.5mm芯のキリっとした尖り具合と書き心地も、太軸万年筆のEFペン先に似て爽快なのです。)
お揃い軸の水性ボールペンも魅力だったのですが、ペンシルで増やしてしまうかも。
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○参考になった詳細な紹介記事
・トンボ ZOOM505sh キャップ式シャープペン 0.5ミリの他、0.9ミリ芯タイプも!!
↑スミ利文具店のページ
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