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パーカー「5th インジェニュイティ」を使い始めました。その1

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先日実家に帰ったとき、父が、私の誕生日になにかプレゼントしてくれるとのことなのでわくわくして駅前の大きなLoftへ出掛けました。
何かちょっとした文具でも選ぼうとは考えていましたが、まさかこんなイイものを....(涙)

というわけで、パーカーの新発売筆記具である「インジェニュイティ(Ingenuity)」です。
父がコレを知っていたことに驚いたのですが、新聞の広告で眺めてかなり印象的だったそうで。
その数時間前に、銀座の伊東屋で初めて試し書きして興味が高まっていたところだったので、いや~ホントに嬉しかったです!
大切に使おうと思います。

当初のうちは、大型・有名店舗にしか置いてないかもしれません。
贈答シーズンに向けて取扱店が増えてきているとは思います。
(Amazonや楽天からも購入可能になっているようです。記事文末にリンクを置きました!)

先行でお試しをしたというブログは既にいくつか見かけて興味津々でしたが、負けずに、文具好きの観点から詳しくレビューしてみたいと思います。

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店の一角には、がっしりした指揮台のような試筆専用スタンドが置かれていて、誰もが気軽に手に取れるようになっており、かなりメーカー側の本気を感じさせます。
スタンドには、太い方のモデルである「ブラックラバー&メタルCT」がささっていて、入っているのは黒インクの、(おそらく)中字芯。
積まれている専用紙には、なぞって書いたり出来るようにか、曲がりくねった点線などもお手本として印刷してあって楽しいです。
私が目撃したときは、伊東屋・丸善ともに、手にとって書き込んでは「ほー」とか「わー」とか言うお客さんが途切れなく続いていたように思います。

–軸の質感について
●金属の割合が多いので手にズッシリときて、見た目にもかなり高級感があります。
「万年筆を売り場で見馴れた目で言えば」決して、眺めて手に取ったというレベルでは”値段が高すぎる”という印象は受けませんでした。
 試し書きで触ることができたラバー軸はまさに男性向けという感じで、非常に格好良かったです。
 スリム軸でも、持った感じはラミーのサファリ程度の太さはありますよ。少しでも軽いのがいいなら性別関係なくこちらのグループがおすすめ。
 ちなみに、手持ちの調理秤ではこれでも38グラムでした。

●他社でも女性用としてトレンドになりつつある配色ではありますが、とにかく可愛いのでパール+ピンクゴールド軸を選びました。
 これはつやのある塗装。奥に沈んだごくきめ細かいキラキラ感がとても上品で大満足。
 キャップ天冠もピンクゴールドでパーカーのロゴが彫られていました。
 他のピンクゴールドトリム系統は、ざらっとした梨地仕上げで、すべり止めになりそうな凹凸がデザインされています。
 首軸含めて全て金属パーツで構成されていて、スリム軸群は特に女性を意識しているのか、キラキラな感じの模様が彫り込んであり、とても綺麗です。
 (ソネットの万年筆でお揃いのデザインのを売り場で見ましたが、あちらは首軸が黒い。
 首軸までPG色のお揃いだとかなり価格が高くなってしまうかもですね。)
 ちなみに太いほうの首軸は、スクエアドット状の彫り込みが入っています。
 ラバーにも煉瓦壁のような模様が入っています。滑りにくさ・持ちやすさはこの素材が一番かも。

●万年筆っぽいデザインのペン先、というか芯に対する「フード」という部分になるようですが、私のはここまでしっかりとピンクゴールド色です。
 (他にイエローゴールドやシルバートリムも当然あります。キャップを閉じた状態の見た目は完全に万年筆です。)
 ちゃんと切り割りまで入ってますがこの部分は替え芯に対する覆いのようなものなので、万年筆のようなインクを通す役割は皆無。

●キャップはカチッとはめる勘合式ですが、驚愕するほど開け閉めが固いです。
 経年でどうしても緩んでくるものでしょうし、インクの気密性を保つためもあるでしょうが、サファリのように片手開けは全く無理。
 (こんなに頑丈なキャップは、手持ち品だとプラチナのプレジール以来かもしれません。)
 とはいえ、このレベルならポケットやペンケース内にて「いつの間にかキャップ開いてた!」は防げること確実。
 後述しますが、だからといって開けた拍子にインクが飛び出したり、頻繁に開閉が必要な芯構造ではないので安心してください。

宣伝用の動画はyoutubeで発見できたのでこちらを眺めた方が楽しいと思います。
・スリムサイズのCMはこちら → Parker Ingenuity Slim Daring – YouTube
・太軸サイズのほうはこちら → Parker Ingenuity Large Daring – YouTube

価格帯は、太軸・細軸共に18900円と21000円のそれぞれ2種類になります。

さて、肝心なところを後回しにして申し訳ないですが。
長くなりましたので、書き味をはじめとした、芯・インク関連は次回に続けます~。

各店舗で商品検索したページになります。
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