最近購入のおきにいり文具。
ファーバーカステルの「エモーション」というペンシルです。
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ファーバーカステル エモーション
銀座の伊東屋の画材売り場に行ったときに、筒状の入れ物にどっさり差して売られていたのを発見し、試し書きまでしてチェック済みだったんですが。
ステッドラーの2ミリの替え芯をまとめ買いした直後であったのと、そもそも価格的にどうだろうと思ったので保留にしてました。
(地元のロフトでは、ガラスケースの中にものすごく高そうに1本だけ陳列してあって、その差にちょっとびっくり。)
サイズが126ミリということなので、けっこうちっちゃいです。
木の部分はメープル材、黒い部分はプラスチックなので軽い。
(この、黒いパーツが銀色金属になっている、エモーション ウッド&メタルという商品もあります。
こちらだと、木の色も3色から選べます。
重めのほうが好きな人にはおすすめかもしれない。
ノック式ではなく、頭の部分をぐるぐると廻すと少しづつ芯が伸びてくる「繰り出し式」というタイプ。
芯径は1.4ミリなので、専用のものを買わないとだめです。
硬度はBしかないのが残念。
(もう少し濃いほうが個人的には好みなんですが、他社ではこのサイズは売ってないらしいんです。2Bくらいで欲しかったなあ。)
頭をはずすと、消しゴムも装備されてます。
逆側のパーツを開けると、そこには予備の芯を入れておく小部屋もあったり。
こういう仕組みもなかなかカワイイのです。
人間工学に基づいたという持ちやすい形状(本体が木製であるせいか、ホントにしっくりと手になじみます)と、携帯にも便利そうなちっちゃい軽さが魅力。
細かい字は書けないけれど、メモ書きなぐりやちょっとしたスケッチにも重宝しそう。
購入前に、軽くネットで調べてはいたのですが、こちらの解説文を読んでおいてよかった。
買ったそのままだと、けっこう立て付けが悪い?というか、書こうとすると芯はぐらぐらするし、パーツも妙に隙間があいてたりして。
ハズレ商品を買ってしまったかなあ、と、ドンヨリ暗くなってましたが。
ふと、上記のページで読んだことを思い出して、とりあえず、取り外し可能なパーツをバラしてから、しっかりと締め直してみました。
おお。
そうしたら、伊東屋で試し書きした感覚が戻ってきましたよ。
大きさ的には、モールスキンのポケットサイズなんかにもいいコンビになる姿です。
また、これは重要なことですが(笑)、「ほぼ日手帳」のペンホルダーにもすっぽりとココチよく差し込める太さ!
同じ型のボールペンも欲しくなってきました。
(クリップ部裏は溝入りの金属なので、革カバーをお使いの場合はクリップごとホルダーに差し入れないと、革に跡ができちゃいますので、この点だけご注意。)
写真で、下に置いたのは、ロルバーンノートのいちばん大きいサイズです。
やはり買ってしまった...。