ラミーの本、電子版でそのうち…と思っていたのですが。
店頭で眺めてみたら、「これは写真集かつ製品カタログとして持っていた方が良いのでは?」という思いが湧き上がってきて(笑)紙版で入手してしまいました。
巻頭付録のシール集で、紙版ならではのお得感は抜群なのですが、勿体なくて使うのは勇気要りそう。
・・・となるくらいに今年はLAMYのペンに関心が回帰しています。
万年筆超初心者時代から馴染みがあるメーカーではあったけれど、他社製がいろいろと増えた今もやっぱり「おお良いなあ」「手に取ってみたいなあ」と気になるものが必ずある場所です。
これって結構すごいことなんじゃないかと。
あと、比較的買いやすい価格+毎年出てくるカラフル軸+不変の美しいデザインで「集める」という感覚を自分に許してしまうSafariの引力も、私にとってはいまだ衰えず。
この十数年で合計何本になったかはもう数えるのは止めてるんですが….今までに購入のサファリばかり収めた箱を持ってます。
久しぶりに開くと「うっわこんなに持ってたっけ」となるくらいの状態にはなっており、ちょっと幸せ。
今も時々、気が向くとその中から取り出して1,2本は常駐チームの万年筆に加えているかなあ。
最近はBペン先の書き心地が好きで、日記やA5ベルノなど大判手帳への筆記によく使ってます。
レギュラー色の軸で日本でも近年購入できるようになって有り難い、サファリのB(太字)は、かなりおすすめなんですよ。
小さくこまごまと書く用途には向きませんが、他の線巾に較べると自分の手に合わせてペン先が「育ってくる」という感覚がいちばん得やすい実感有りです。
私のは、下の写真の赤いサファリでもう10年モノと言っても先に書いたように「気が向いた時に」インクを入れてみるという使用頻度…ですが。
現在のところ、紙の上に密着する角度がねっちりして実に良い感じに手に馴染んできています。
金ペンとはまた違うシャリッとした感触のせいか紙の上を走る音も実に楽しいです。
太字だけに、文字ごとのインク濃淡が存分に味わえるのも見どころ…。
以前も書いた気がするけれど、M(中字)以上のサファリも良いんだぞー
本書をめくって迫力ある(ほぼ原寸大が多数!な)図版を観察するうちに「次に書いてみたいラミー」を妄想するのが楽しくて。
今のところ興味があるのは下記。
・ラミー アクセント BR ←グリップがブライヤーウッドでかっこいい。
・ラミー ステュディオ アクアマリン ←秋の発売だそうですが、あおみどりな軸色に超期待。
というわけで、本以外の買いもの報告もするつもりだったのですが、長くなりましたので次回に分けます….。
★関連過去記事:
↑この時点でなんと2005年。当時も「ラミー本」が出て買ってたなあ。