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「大人の文房具」を読みました。

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書名どおり、”大人の文具好き”の方々に好評であることをコミミにはさんだので早速買ってきました。

さらっと暇つぶしに読むのにいいかな程度に思っていたのですが、これ、良い意味で予想を大きく裏切って680円とは思えない資料具合。
ちょこちょこ読み返しつつ長く保存することになりそうですよ!

–面白かった特集や記事
●作家の道具
 今は状況はだいぶ違うと思うのですが、万年筆=作家 というくらいの記号的結びつきが、少なくとも学生時代くらいまでの私にはありまして、そういうかつての憧れが今の趣味につながっていることは断言できます。
こういうのは現在の高校生や大学生には想像できない領域で、「いいトシの万年筆好きな大人」の心をがっちりつかんでるんだろうなあ。
夏目漱石や開高健など、蘊蓄としてうっすらながら知っていた万年筆についてのエピソードがコンパクトにまとまっていて楽しいです。
巻頭インタビューの、夢枕獏さんの原稿用紙スケジュール表はかっこいいなあ。

●価格帯別オススメ万年筆
 5,250円以下~10万円前後までの予算に対応。
 他人や自分に買いたいけれど、どれがいいやらと迷う人にびしっと「これなら間違いない」とド定番を推しています。
(じっと眺めているうちにこれらのうちの何本かを”持ってない”ことに不安を覚えてたりもする...いかんいかん!)

●なぎら健壱がゆく東京文房具さんぽ
 日本橋丸善→フルハルター→カキモリ
 という、素晴らしい大人コース。テレビ番組にしてほしいです(笑)
 一緒に行きたい...

●宮沢賢治+早川式操出鉛筆
 私の物欲リストに新たに加わったのがこのアイテム。デザインかっこいいなあ。

●デジタル達人たちのApple書斎術
 こういう記事が読めると思わなかったので、非常にトクした気分。
 私も、どんなに便利な道具を勧められても、これはアナログじゃないと駄目orデジタルじゃないと駄目な領域が日常的な作業の中それぞれあるので、AirとiPadの使い分けなど含めて興味深く読みました。
 Macはなんでもお洒落だからなあ。こういうのを文具扱いして使い込むってかっこいい。
 ここには載ってないけど、村上春樹さんもMacだときいただけで近年中のMac全面移行を決意した、(大半のことはいまだに)Windowsユーザである私。

●職業別 匠の文具術
 手帳の中身紹介と同じくらい、”鞄の中を見せてください”的な記事は大好きです。
 これはこう使うと仕事がやりやすいです、という解説はぜひとも真似したくなるものばかり。
 「なくなると本当に困ります」と言うのもナルホドなふくれあがったシステム手帳を披露する記事の一方で、「なくしても現地ですぐに買えるもの」「道具を重視しない」「自分自身が道具だから」という人の例も。
 人によっていろいろな愛用法があること自体、勉強になりました。
 あと、Moleskineを改造したという手作りのiPod nanoカバー、これ商品化してくれないかしら。

●実用文具50傑
 選定者の方々のブログをいつも読んいるせいだと思うのですが、既に自分の愛用品になっているもの多し!
 「マークシートシャープ」と「大人の鉛筆」が欲しいなあ。

 その他、Moleskine活用実例と、手紙+カラーインクも面白かったです!

というわけで、渋めの切り口の割に誰にでも読みやすく、文具マニアになる入り口としてもおすすめ。
最初から見た目可愛いものはそんなに載ってない(笑)のだけど、使っているうちに自分の中でどんどん可愛くなっていくもの、満載です。
これがホントの「おとなかわいい」世界なんだと思うよ!

秋に突入しつつある今、読みたい文具系の本がたくさんでてますし、9月は来年の手帳も気になるシーズン。
当ブログも手帳関連のキーワードでたどり着いて頂いている方がたいへん増えてきてまして、さて、そろそろ私も2012年部門、動き始めようと思います!

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