\ 旧ブログの文具カテゴリー記事、毎日こちらへ移動作業中/

ペリカーノジュニア!

ペリカーノジュニア丸善で買ってきたものメモ、その2。

伊東屋でしか売ってないと思っていたけれど(こちらでは試し書きもさせてくれます)、丸善でも取り扱っているということをコミミに挟んで、ぜひ購入しようとわくわくしていたペリカーノジュニア。
思わず物欲がそそられる、詳しい解説コラムはこちら。

ペリカン社の、子供用万年筆です。
ドイツの子どもが「書き方エンピツ」的に最初に手にする万年筆の定番なんだとか。
カラーの部分はスケルトンになってるので、内部の軸に貼りこむ「名前シール」がついてるところがカワイイ。
(オトナなので使わないな…と思ったけれど、なにか図柄をぐるりと描き込んで貼ってみたくなったよ。)
クリップのない、白いキャップのデザインも、ペン立てに放り込んでおいたときの姿がとてもいいよ。

さすがにペン先はちょっとぐらいの筆圧の強さでもびくともしないほどに頑丈、それでいてスムーズな書き心地。
サイズは1種類しかないのですが、中字くらいでしょう。
本体がプラスチックなため軽いし、太さも持ちやすいです。
書くときに正しい位置に指がくるように工夫された、溝入りのゴムのグリップがついているのも、なんとも持ち心地良し。
確かに、コレ、子どもの頃の自分がもらったら嬉しいだろうなー。
モノ書き好きにお子さんを育てたかったら、こういうのをプレゼントしてあげて欲しいんですよ奥さん!1200円ですから。機能的に、年齢ひとケタから使って大丈夫。
良い筆記具をもつヨロコビって、書く意欲にチョクでつながりますから。
小学生の頃の私の場合、そういう思い出がシャープペンシルとかだったりするんだけど…
万年筆なんか持ったのはずっと後だったなあ。

ペン先の太さや硬さから考えると、ちまちま書き込む私の場合は、手帳つけよりは、他の紙にメモ的にザザーっと書いたり(描いたり)する用途に分類されるけれど、これを手帳用に買うオトナの人、急増中らしいです。
それに、ボディが4色あるなら4色分買うのが大人買いの醍醐味。
(…かな?今回は2本でやめておいたけど。)
インクカートリッジに様々な綺麗な色が揃っているので、1本じゃ足りないと思ってしまうのは自然なことでしょう。

私はあえて、青や黒といった装備のレギュラー用途は、今までもさんざんここに書いてきたとおり、ラミー達にまかせることにして、カラーインクペンとして導入することにしました。
手帳へのマーキングにも活躍しそうだし。
ボディにあわせてブリリアント・グリーンとブリリアント・レッドのカートリッジを購入。
(インク量はいっぱい入ってそうだけれど5本入り500円てちょっと高いな。それに較べてLAMYの350円は良心的。)
グリーンはとても綺麗な色!高そうなエメラルドのよう(笑)な深い緑色で、すごく気に入りました。
レッドは、あれ?液が薄いのかなというほどに予想以上にオレンジの感じ。
よく見れば渋い感じに使えそうなので、これはこれで使えそうだけれど、再考。
ピンクかヴァイオレットのほうが良かったかもしれない。
というか、このペンのユーザーに人気があるらしい、明るい水色のターコイズブルーもぜひ使ってみたいので、やっぱりまだ本数増やしちゃうことになるのかな…。(´Д`)

というわけで、万年筆って値段も敷居も高そうだし..。と思っている人にはぜひともおすすめしたい廉価万年筆の決定版がペリカーノジュニアです。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 

廉価万年筆にもすごいのがあるんだなあと気づいて、褒め称えては楽しい買い物を続けているけれど、このランクの、鉄製のペン先の万年筆の弱点はやっぱりあります。

圧力を吸収してしなることがなく硬い材質であるため、筆圧強めな人にとっては、時間をかけて長く文字を続けていく執筆用途(原稿書きや、長い手紙書きなど)にはあまり向いてないということです。
シャープペンの芯をボキボキ折りまくって消費し、ボールペンにも下敷きが必要なほどの悪癖をもつ私。
先日、珍しく便箋に数枚の文章をアルスターで書いていて、終了後の手首の倦怠感にびっくり。
(昔、追い込み徹夜でIllustratorを使って、マウスのクリックしすぎで手首痛めかかった、あの感覚に近い..。)
ああなるほど、これが鉄ペンの特徴なのかなあと。

万年筆のペン先としておなじみの「金(14金や18金が主流)」は、ハクがつく高級金属だからという理由(だけ)じゃなく、こういうことを解消するための結果として選択された、弾力性や柔らかさをもつ材質なのですよね。
例えば手帳にチマチマちょっとづつ書く用途ならばあまりわからないことなんだけれど。
万年筆のランクというのは、こういうところであらわれてくるもんなのだろうなあと学習。

もちろん、軸材質や型番の希少性とかも絡んで、こういうものの値段も千差万別なわけだけれど、安定供給されている定番人気のタイプだったら、「金ペンのちょっと高いタイプ」もまた所有してみたくなってきました。
今年のお誕生日あたりで、ペリカンのスーベレーン(赤軸、かわいいなあ)クラスを検討してみようかしら。ふふ。

*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-*-* 

そういえば、3月にオープンするというかなり大きなショッピングモール兼駅ビル(鉄道自体は秋開通なわけだけど。)は、県内初出店が相次ぐそうで、すごく楽しみなんだけれど。
規模はわからないんだけれどとうとうこの町にもロフトが来るらしいんですよ。
これで、都会に出ずして文具雑貨欲も満たされそう。
嬉しい!(゚∀゚)

  • URLをコピーしました!