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能率手帳ゴールド、8年目が届きました。

手帳の名前の検索でこのブログに辿りつく方が増えてくると「ああシーズンが始まったなあ!」と毎年実感します。
先日早々に届いたことを書きましたが、来年のメイン手帳も引き続き能率手帳ゴールド(NOLTYゴールド)にします。
08’年版以来だから、なんとこれで8冊目になるんだな。

今回は、なにしろ9月初日に注文完了したぐらいなのですから、例年のような迷いや浮気心は特に無かったのです。
ここ3年ぐらいで使い方がカッチリと定まったので、使うのも振り返るのも非常に楽になったような気がします。

小さな手帳ですから、書く内容をある程度絞ることが大事だと思っています。
いわゆる「スケジュール」以外にも、お金の出入りや購入検討品、仕事の大まかな進行状況や提出日、季節系家事の実行etc.
私の場合は、
『あとから(または携行した外出先で)開いてみて、書いておいて良かった〜!と便利に感じること』
をテーマにして淡々と使用中です。

使い方も、中身の様子も今年とだいたい一緒…。
冒頭の月間予定表を横書きしてるのも続行中。

15’年版は通販にしてみたので、完全に革選びはおまかせで(おみくじのように)到着を楽しむことにしました。

そうしたら、今までになくフカフカな触りごこちの革で届きましたよ!
開箱時に毎度「この赤みは消えるのかな?」と不安になる、ギラっとした焼き海苔的光沢もほとんど無し。
未使用時特有のコバの金色が眩しいのはいつもと同じですが、表紙は大人の落ち着きを見せつける新品の革の光沢と香りがあります。

個体差なのか年代差なのかわからないのですが、こういう革の雰囲気の違いは本当に面白い…。

いま使っている14’年版は、秋になったにもかかわらず、(もともと全体的に大きめで堅さのあるシボでしたが)まだそんなにフンワリとまでは力を抜いてない感じ。
光沢も例年同時期より強めかな?
これから先、まだまだ酷使の予定もあるのでどうなっていくか楽しみです。
日々の仕事にガンガン持ち歩くような人の場合は、私のとはまた全然違った変化になっているんだろうな〜

コヒノールの木箱ペンケースにちょうど8冊入ったので記念に撮ってみました。
新品を除いてそれなりにくたくたにはなっていますが、年によってや傷の付き具合が違う。
あのときは旅行が多かったからこの貫禄?とか、あのときうっかりインクこぼしちゃったんだよな〜等々…
思い巡らすのもまた楽しくて、こういうのも同じ手帳を使う良さかもしれないな。

本当は、過去の能率手帳は机の引き出しに重ねて入れてあります。
「去年・またはもっと前の 今ごろどうだったか」を確認したりすると便利なことが多いので、すぐ取り出しやすい場所に。
このコヒノール木箱ペンスタンドに入れてるのは、現在使っているものだけです。
小さな手帳でも、「立てて収納」って便利なのですよ。

ちなみに、内寸10cm程度なのでA6の巾は入りません。
情報カード、Moleskineのポケットサイズ程度までのメモ帳収納にもおすすめです。
スマイソンのパナマサイズも能率手帳とほぼ同じ大きさと厚みなので格納OK。 主に下記記事のような使い方をしています。

これだけ長く使っていても自分なりに反省点はありまして、それは毎年2冊づつついてくる「おまけのメモ帳」を、何となく勿体ない というだけの理由で全然使ってないこと。
8年分を全部あつめて1冊に製本したいくらいです(笑)
手帳の後ろにはさめるように薄型ですけれど、同じ紙質・金のコバ塗りの立派なものなのですよ。
うぅむ。今後しばらくはメモ帳を買わない。←と、ここに書いておきましょう。すぐ忘れて新しいもの買ってしまうんだろうな…

相変わらず、地味な見かけの手帳だなーとは毎年思うんですが、作りの良さや書き心地が本当に気に入ってるんです。
鉛筆からボールペンまで筆記具を選ばない、どちらかといえば摩擦がきちんとある、和紙みたいな感じがする紙質なんです。
インクやペン先など全てを試したわけではないのですが、万年筆でストレスになったこともこれまで一度もないです。
また今年からは、ブルーブラック色の「手紙ペン(COCOIRO芯使用)」をよく使っているのですが、相性がとても良いと思います。

Instagramで書きもの好きな人々の投稿のなか、この手帳の中身を見せてもらうのが最近楽しいです。
私のようにごく事務的な用事で埋めるのではなく、可愛いイラストや貼りものの隙間へびっしりと細字で日記を入れる方など。
こんな硬派な手帳だけど、こういう使い方をしてもいいんだな!
と目からウロコな刺激を受けています。
納得している良さは継承しつつも、頑なに「こうじゃないと駄目」って決めつけるのは良くないんだな。
変化しないと成長もないし…。
大げさかもしれませんが、他人様の手帳の使い方を知ることで、人生勉強にもなっているのであります。

というわけで来年もまた、手帳がお揃いになる皆様。どうぞよろしくお願い致します。

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