いよいよ、2013年分で6冊目に到達!
今年もまた、革の感じは運(というか、店)にまかせてみよう…ということで、通販にしてみました。
届いたのは恒例の赤い紙箱でしたが、中にはいつもと違う小さなカードも入ってました。
この手帳、2013年度版でなんと発売50年目になるとのこと。
(「わたしと能率手帳ゴールド」という内容の感想文を送ると、30年分が収納できる桐箱が当たるそうです。)
50年ほぼ変わってない、というところがいいですねぇ。
来年も悩むことなく全く同じのが使えるという安心感は大きいですよ。
いつも同じようなことを書いていますが、1年間で刻々と変わる様子を見守るのは楽しいです。
10月にもなると当初のまっさらな感じとは全く違う風格が出てきて、表紙のシボは、ところどころ薄れてつるっとした箇所がいくつも発生してますし、羊革の表紙もフワフワな触感になってきてます。
開封直後に「綺麗だなあ」とうっとりした、金箔の小口の輝きも今はこまかい爪傷だらけ!
(でも剥がれてないのは素晴らしいと思う)
去年も思ったのですが、真新しい表紙の革って、極々うっすらと赤い光沢が入ってるんですよ。
使うにつれていつのまにかそれが消えていったのですけれど・・・
ピシっと一様すぎるほどの表紙の緊張が、月を追うごとにとれていくのです。
これホント面白いです。
使い方は近年もう定着してまして。
ToDoや目標などを書き並べているととても面積が足りませんから、左側ページの週間予定欄はオーソドックスに、主なスケジュールと、家事の記録
(洗濯したとか掃除したとかのレギュラー用件+衣替えなどのシーズン的な記録含)。
時間軸は特に使用せず。
右側ページは、主にお金絡みのメモ
(支払とか公私の購入品+検討品などのリスト含む)。
とこんな感じに用途を絞って書き込んでます。
でもこれで結構ギッシリになる週も多いので、丁度いいなあ。
外へ持ち出したときに、購入検討品リストが手元にあるのは助かるし。
巻頭の年間予定表は、縦1行づつのガントチャート的レイアウトで、これも「横倒しにして1日一行の横書きトピックページ」として書き込むのが習慣になりました。
(映画鑑賞記録など含めて、後々になってすぐ把握できると便利な主要出来事を記入)
そして巻末のメモページ群は、今年の場合、フライトスケジュール他の日程や各機関連絡先などをこまかく書き込んであるページがかなり役立ってるかも。
(旅先でも必ず携帯している唯一の手帳なので。
機内でもここを開いて入国書類を書く。
私にとって”トラベラーズノート”と言えばこっちになっちゃうのかもしれない。)
たびたび見返す過去の分も含めて、割れや破れが一度も生じたことがない製本は、さすがだなあと思っています。
後ろのポケットも、写真のように情報カード入れとしてピッタリなので活躍中。
「y」のシールは昔ボストンで買ってきた封緘用ステッカーで、金箔を使ってるそうだけど…ホントかな?
まあ私には、名入れ刻印などせずにコレで充分!
あと10枚くらい持ってるのでここ専用に使い続けます。
万年筆もペン先を問わず書きやすい、すこしざらっとした和風な紙質も大好きです。
(こまかく書き込む小さな場所だからこその良さなのかもしれないです。
これがぶ厚い大判ノートだったらまたちょっと飽きるかもしれない、絶妙な表面密度と書き心地。)
とまあそんなわけで、現状、この手帳だけは文句もないので「来年も使う」を毎度確約できます。
逆に、それ以外は毎年試行錯誤して物欲に負けても良い。と自分に決めているので、来年はクオバディスを休んでみようかな?という計画もあり。
たくさんいらっしゃるであろう、能率手帳ご愛用の皆様、お揃いで来年もよろしくお願いします。