
ブログの更新頻度は相変わらずこんな有様ですが、このごろになってようやく、手書き部門の日記は、3日もつけないと寂しくなるくらいに習慣化してきました。
そう、あの大枚はたいて購入した伊東屋の10年日記です。

革は緩み無くピッチリと硬く貼られているし、色も真っ黒なので。
時間経過による変化が今のところは全くわかりません。
そんなにベタベタ触るような付き合いでもないので(最大頻度でも一日に一回だけ、手にとって・開いて・5分程度で少量書いて・閉じて・棚に戻す。という程度のドライな関係)10年経っても案外、たいして変わらないのかもしれない…と予想しています。
それともあと何年かで気がつけば、能率手帳ゴールドの革のようにフカフカになったりシボが消えて艶が出てきたりするんでしょうか?
肝心の中身レイアウトは、かなりの細字で書いたとしても一日当たりの広さは、私の手では20文字未満×6行くらいが精一杯の極小サイズ。
それも(いまのところ)挫折しない大きな要因かもしれません。
今流行りのtwitterでさえ一投稿140文字までなんだから!・・・まあその程度の気軽さで続ければいいのかなと。
明日何が起こるかもわからないのに云々の方向で考えてしまうと、複数年の連用日記は正直不安な気持ちが先立って、なかなか勇気が出なかったのですけれど。
なのに10年用なんて買ってしまったとはね!
今ではこの程度の量なのに、むしろ、日々にハリを出すための大事なタスクのひとつになりつつあります。
明日も、そして来年の同日も頑張れよー的な、励ましの作業というんでしょうかね。気持ちひとつで変わるものだなあ。
スケジュール手帳と違って、もう少し先の売り出しになるのかもしれませんが、「日記帳」も同じように、売場であれこれ迷う方も年末に向けて増えてくるかと思います。
私が今使っている10年日記は、伊東屋オリジナル部分なのは外側だけです。
中身は、シーズンになると書店売りでもよく見かける博文館の10年連用ダイアリー(3675円)。
このオリジナル製品自体がハードカバーの立派な装丁ですので、ぜひとも来年スタートで10年日記を使ってみたい方には候補に入れて欲しい逸品です。
年初から使っていて思うのは、本当に紙質が素晴らしい。
私の持っている限りではどんな字幅のペン先を使っても抜けや滲み等の支障はなく、味わい深い柔らかな書き味。
「手帳用紙」とは明らかに方向性が違うつくりの紙ですね。
(高級な本の中に、場違いに書きつけてしまっているような罪悪感すらいまだにあったりします。) ニブやインクによっては吸い付くような密着感もあり、で毎日いろんな万年筆でとっかえひっかえ書くのが楽しいのです。
まさに日本の文字向けというか、老舗の心意気を感じます。
10年用に限らずこの紙を使ったもので売られていると思うので。
たくさん書き込みたい人にはもちろん1年用からおすすめです。
手帳でいろいろ試行錯誤して結局何冊も!無駄を出してしまうくらいなら、「いい日記帳」買っちゃったほうが満足感高いのかもしれないなー(そもそも、デイリーレイアウトのスケジュール帳と日記帳の差ってなんだろう?時間軸の有無、かな?)・・・というようなことを考えてしまうほど、これは好きな紙なのでした。
日記では毎回、だいたい必ず最初か最後の行に、使ったペンとインクの名前を、略語程度に書いておくことにしています。
インクによってはコロコロと表情が変わるので、経年変化観察用ですね。
この日記帳においては、長期にわたって実験できるのでこれもまた楽しみのひとつ。
既に、数週間前に書いたウォーターマンのブルーブラックが、青緑どころかほぼ”真緑”に変貌しているのが気になるんですが…..このインクがこんなに変わってしまう紙は初めてかもしれない!
ウォーターマンのBB色は、ペリカン800EFニブに常用だけではなかなか減らないので、オプティマ青軸Mニブ(上写真)にも入れて使いだしているのですが、今までで一番気に入った書き心地。
ちょっとしたフロー差なんだけど、これまでなんとなく大味だったのが打って変わって、とにかく使いやすくなりました。
夏にも似合うこんなに美しい碧さのペンだけれど、キャップをねじきり破損して交換のせいで、軸本体とは微妙に模様の色味が違ってしまっているのが、実に惜しい…..。

