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HERZ赤革の手帳カバーが届きました(ほぼ日手帳 カズン用):後編

前回記事からの続きです。

※寸法オーダーでしか買えなかった当記事更新当時の内容と、現在の製品は若干相違点がある(現在の仕様のほうが使いやすく改良されているであろう)ことご了承下さい。

ここのカバーは、革の一枚仕立てです。
市販の多くのブックカバーのように、滑りのよいナイロン等々の素材で裏貼りがなされていません。
革にしっかりと厚みがあるのでボリュームが物足りないということは全くないのですけれど、一枚革の裏側って、加工されていないのでものすごくザラザラケバケバした質感なのです。

あとはもうひとつ、大事なスムーズ化対策。
手帳本体とカバーのあいだに1枚、なにか薄い紙をはさみこんで使用すると、革裏のざらざらと本体の干渉がほとんどなくなります。
A4がちょうどいいしほとんど見えないので、私はプリンタに使ってるごく普通のOA用紙を入れてますけれど、ちょこっと見えるエッジ部分だけでも、厚みに影響がない程度で色合わせを楽しんでもいいかも。

これ、何年か前のほぼ日文庫版革カバーで私がやってたことなんです。
(今回とは逆で、カバー裏が本体にペタペタくっつきやすい素材だったのです。
湿気のあるときは特に、紙を入れて防御しないと本体がばらばらになりそうに…)

この値段でこの質感の革カバーが得られたのは本当にお買い得でした。
伊東屋や丸善等、革カバーが充実した売場はカズン購入前からずいぶんまわりましたが、同価格帯市販品とは全く違う満足があると思います。
しかもピッタリサイズだし。

仮にこの手帳に使わなくなったとしても、100枚前後の綴じのぶあついA5ノートが余裕で入ることが心強いです。 
ライフのノーブルノートや、ツバメノートのボリュームタイプをお持ちでしたら、ぜひときどき差し替えてみて欲しいです。
もちろんA5サイズの他社製デスクダイアリーや書籍にも使いまわせそうだし。

本当の話、「ちょっとお試しで作ってみるか」程度のノリで頼んだものだったのですけれど。
思いがけずの素敵なものが届いて、これはもう、ずーっと末永く大事にしようと、毎日ナデナデしています。
これから育っていくのが楽しみな革なのです。

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