年明けくらいに、近所のお洒落雑貨系文具店(←海外アイテムもちょこちょこ置いてあるが実はミドリとデルフォニクス率高め)でみつけたBallograf(バログラフ)のepocaというシャープペンシルとボールペンです。
スウェーデンの代表的な文具メーカーなのだそうで、いかにも外国ふうなデザインの良さとともに「郵便局では公用ボールペンとして」云々のポップを読んでほほぅ….と一目惚れ!
しかし、帰宅してから「B(が先頭についた何か)」しか名前が思い出せなかったくらいこのメーカーについて無知だったので。
ボールペンを分解して芯にプリントしてあるのを見つけなかったら店に戻って確認しようかと悩んだくらいでした。
(よくみたら首軸上の金属リング部分にも名前が彫ってあった。この輪っかが海外っぽくて可愛いんだ。)
ボールペンはBiC的な太線大玉芯で、個体差かもしれないけれど転がりがあまり滑らかではないので力が必要。
・・・と買った当初は思っていたのですが、気温の上昇と同時に最近急に書きやすくなってきてひと安心。
まあ、軸も持ちやすいしデザインがかっこいいのでOKです。
ペンシルのほうは見た目も使い勝手も素晴らしく、鉛筆芯にはコレしかないねと気に入ったMDノートの紙上で日々愛用しています。
いまのところ、0.7mm芯部門のお気に入り部門優勝といえます。
ちなみに0.5mm芯部門はアルファゲルHDのメタリックカラーのシリーズ。
芯濃度を変えて3本目が欲しいのを必死で我慢してますってくらいに好き。
私が購入した店には、ペンシルはクリップが金色のしかなかったのだけど、ネット通販などで検索するとちゃんとシルバートリムのもあってそちらのほうがピリリと締まって北欧っぽさが出ている。
しかし派手なターコイス色の軸の上にゴールドパーツを使うというところに、いかにも「外国のスーパーやコンビニにざくざくとカジュアルに売ってる」的な雑貨感が醸し出されていて、そこに惹かれた気もします。
手指のかかる部分は丸軸になっていて、上部が転がりにくい八角面というのも実用的かつ見た目に綺麗です。
全体的にかなり軽いですけれど、大事なところはちゃんと金属で作ってあるので芯のぐらつきもなく、しっかりした安定感があります。
樹脂はちょっと傷つきやすいタイプですが、逆に手に優しい温かみが。
なによりこの鮮やかな発色がいいなあ。
深みのある赤の軸とずいぶん迷ったのですけれど、やっぱり春先は(万年筆のインク色もそうですけれど)ターコイスブルーで元気が出てきますね。
ただ、私が払った900円というのは日本だけの”おしゃれ定価”みたいなものでしょう。
現地でのほんとのところは、もっと日常生活に馴染んでいる類の価格(半額以下ってところじゃないかな?)文具かと思います。
とはいえ、この一本のおかげで太芯のシャープペンシルの書きやすさに覚醒してきました。
海外メーカーのメカニカルペンシルはたいてい0.7mm芯なので既に何本か持ってるのですが、それらを順繰りに使い回しては「いいねえ」「次はあれも欲しいんだよね」を心の中で連発しています。