ラミーサファリの赤・青・黄色軸のクリップとペン先が銀色になってしまう!
というニュースを聞いたのは、1月末頃だったか。
知った直後、画面に向かって「え・・・ホント?」と発声したのも覚えてます。嗚呼。
私は、サファリのあの黒いパーツと軸色のコントラスト(特に、赤・黄の2本の。)がとても好きなのです。
わりと最近に黄色は、カステラの香りがしそうな深めのタマゴイエロー → 爽やかレモン色に変わって、これも時代の流れかと軽くショックだったのですが、まあ、赤は変わらないからいいやと思ってたのに・・・。
本当に不思議なもので(使用休眠状態のため、インクを抜いて寝かせている本数が結構あるにも関わらず!)、サファリ万年筆からはいつまでも、「いいなぁ」「欲しい!」と思わせる引力を感じます。
これから出てくる新色軸も楽しみ。
先月に購入したのは、万年筆でなくペンシルのほう。
なんとなく欲しいと思っていた矢先に銀色化の話をきいて、その興奮のまま(?)近所のロフトに見に行った私。
ガラスケースに並んでるのを指さし、「コレください」と買って帰ってきた。
いい客だよねまったく….。
アニメ「けいおん!」のおかげでイエローはいまだ大人気のよう。
何回か見たことあるんですけど、これ持ってる場面は知らないんだよなあ。 Amazonでの、筆記具相手とは思えない量で寄せられているレビューの数々を読み、使用感の予習はしてありました。
確かに、万年筆以上に継ぎ目がはっきりわかるなあとは思いましたけれど、これがグリップ面のカドに位置するので指に当たるというようなことは特に無い感じ。
万年筆に較べると、ワイヤーのクリップはかなり小ぶりでかわいいサイズです。
パイプ付近や消しゴムキャップ部分のリングとの組み合わせを思うと、黒クリップがしっくりくる気がするんだけどなあ!
1ノックあたりの芯が出る長さが若干長めのような気はするんですけれど、この軽さと書きやすさは素敵。
「正しい持ち方の誘導面」に指先を合わせて持つと、芯が滑らかに走る気持の良い角度で削れてくれるのが判るのです。
日本メーカーのシャーペンの場合、「ラバーグリップ無しの樹脂軸」だと製図向けのようなデザインが多くて、私の好みよりは軸直径が少し細すぎるところが気になってました。
(しかしそんな中で「クルトガの安いほう」はかなり理想値。)
とはいえ、購入金額ほどの書き心地かどうかは、高品質かつお手頃価格な国内製シャーペンに慣れた方々からすると、判断は難しいところかと思います。
私の場合、なにより「これならどこにでも、他の何と合わせても持ち出せる」と思えるほど、見かけが好きなので。
今後は家でも外でも活躍してくれると思います。
(サファリペンシル部門、銀色クリップならば無色透明の軸がいま一番気になります。
このクリア感、かなり格好いいと思う。
赤軸はHBなので、濃いめの芯用にどうだろう? とか、なにかが頭の裏でささやくのでした。)